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黎明の星



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【この小説が収録されている参考書籍】
黎明の星 上 (創元SF文庫 ホ 1-25)
黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)

黎明の星の評価: 4.00/5点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

JPホーガンの堅牢なハードSFです

地球の大災害後の復興の始まりの様子。
地球外で災害をやり過ごした者たちが政治的に対立しながら地球で原始的にまで退化しながらも生き残った人類とが三つ巴になり復興していこうと云うお話です。例によってこれでもか!!と云うほど矛盾の出ない理由説明はJPホーガンの定番で、人によって面白い処でもあり又、少しうざく感じる処でもあります。
黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)Amazon書評・レビュー:黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)より
4488663265
No.6:
(5pt)

思わぬ反乱因子、現る

場所が違えば、風習も違う…
クロニアの風習に地球人は我慢ならなかったようで
プラグマティストが出現し、クロニアに反旗を翻します。

キーンは絶望的な事態を何とか打開しようと
監視のすきを縫い、逃げ出しますが
クロニアの自然の驚異が襲い掛かります。

プラグマティストたちはキーンの大事な人にまで
その手を伸ばそうとします。
が…

この作品は結局3部作目は
完成の日を見ることなく、終わってしまいます。
いろいろな未来があったのかと思うと
残念でなりません。
黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)Amazon書評・レビュー:黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)より
4488663265
No.5:
(5pt)

JPホーガンらしい作品

揺籃の星の続編です。三部作の予定でしたが三作目はありません。黎明の星単独でも楽しめますが、前作を読んだ方がいいです。
創世記機械や、星を継ぐものシリーズと同様に、魔法感は一切なく、理論を前に出すようなSFです。
店で見つからないときには、こういう場所が便利です。
黎明の星 上 (創元SF文庫 ホ 1-25)Amazon書評・レビュー:黎明の星 上 (創元SF文庫 ホ 1-25)より
4488663257
No.4:
(4pt)

状態良し。

下巻のみ入手していたので、ようやく完結できました。 状態は良かったです。
黎明の星 上 (創元SF文庫 ホ 1-25)Amazon書評・レビュー:黎明の星 上 (創元SF文庫 ホ 1-25)より
4488663257
No.3:
(5pt)

ホーガンはやはり面白い

SF設定に説得力を持たせるところはさすがですね。
経過時間がイメージできない部分もあるのですがそれをさておき読ませてくれます。
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No.2:
(5pt)

続きは・・・

3部作ということですが、最後はいつ出るのですかねぇ。
全部そろってからと思っていたのですが、しびれ切らして刊行分だけ読んでしまいました。
星を継ぐものなどに比べると、ちょっと小ぶりかもしれません。
黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)Amazon書評・レビュー:黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)より
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No.1:
(5pt)

共産主義社会の正当性もヒーロー出現の必然性もサイエンス!なのがホーガン流

「揺籃の星」の続編です。前作は、ホーガン版「妖星ゴラス」「さよならジュピター」または「ディープインパクト」「アルマゲドン」で、地球滅亡の危機に瀕した人々を描いた、宇宙を股にかけたサバイバルアクションでしたが、今回はうってかわってポリティックスリラー的要素が大きくなり、ル・グィンの「所有せざる人々」+ガニメアンシリーズの架空戦争といった趣でした。

トンデモ本が下地になっているらしいですが、いつもどおり科学万能主義と人間賛歌が高らかに謳い上げられており、これはきっとホーガン流のその擬似科学への挑戦なのではと思います。解説では、ワイリーの「地球最後の日」およびその続編の、ホーガン的焼き直しではないかと述べられています。ワイリーの「地球最後の日」は、たぶん私が小学2年生くらいの頃、初めて読んだSF小説で、私のSFマインドの原点のひとつであり、とてもくすぐられます。

また作中、今西錦司先生の「正統派進化論への反逆(生物の世界 所収)」を彷彿とさせる「方向性のある進化論」が語られています。(「反逆」が教科書に載っていたのが高校1年の時、時同じくしてファーストガンダム放映で、「これはニュータイプを語っているのかっ!?」とクラスメイトと大騒ぎしたものでした。)そしてオチは、進化だけでなく人間の行動も、「全体が必要としているからそれに突き動かされて、個がその能力と意思のすべてを賭けて行動してしまう」というもの。これは、岸英光コーチの「世界は自分に何をしろと言ってるのか?」という話に通じます。人々は植民星から地球再建のため帰還してきます。全体が必要としているから種は個体レベルで進化し、全体が必要としているから個人は行動する。共産主義社会の正当性と、ヒーロー出現の必然性をサイエンスで説明してしまうところが、いかにもホーガン流。そして役目を終えたら、個に(普通の男に)戻る。(そんな歌詞が、クイーンの歌うフラッシュ・ゴードンにありましたね!)これももうひとつの「帰還」です。「真の旅は帰還」なのですね! このへんがうれしい同年代のSFファンには超オススメ!します。
黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)Amazon書評・レビュー:黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)より
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