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火星の人
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火星の人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全247件 161~180 9/13ページ
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主人公がマット・デイモン以外の誰でもないイメージで。 するするっと、ほんとにするするっと、読めましたよ。 何だか何もかもがこの人に立ち向かってくる、 そんな状況でも、ふふんふん、と切り抜けちゃう、 こんな人になりたい、という新しいヒーローの姿をみれました。 面白かったです、ほんとに。 宇宙に行くひとたちは、とてつもない決意をするんだなぁと 改めて尊敬の念を抱いたりもしました。 日本語訳のひとが、ちょっとお年を召していらっしゃるのか 主人公の軽いひとりごとの訳が、ちょっと無理して 若者風にしてるとこが、すこーし、気になりました。 | ||||
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手軽にSFモノを読みたいな、と探していたら目にとまったので購読。 火星探査機の事故で独り火星に取り残された主人公の火星サバイバル、と書いてしまうとありがちだが、 そうくるか、と唸ってしまうアイディアばかりで、ワクワクドキドキ感を提供してくれる良作。 (火星でジャガイモ栽培なんて・・・!!) 本筋もさることながら、個人的には随所に散りばめられたキレッキレなジョークが本当にツボ。 | ||||
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主人公の軽い感じが火星に独りきりの孤独を感じさせない。 続編を期待。 | ||||
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主人公のキャラクターが秀逸。ポジティブで、ユーモアがあり、豊富な知識、思考力、行動力をもち、精神的に非常にタフで、とても優しい。また、ちょっと抜けたところや人間くささもあり、嫌みがない。 こうして書いてみると典型的ハリウッド・ムービーの主人公といった感じではあるが、このキャラクターが非常にわかりやすく読者に伝わるよう物語が作られており、読み進めるうちにどんどん主人公が好きになってしまうところがこの作品の最大の美点。 SF的考証など興味ないという向きも、小難しい部分は斜め読みで主人公のキャラに浸れば楽しめること請け合い。 もちろんそれだけの作品ではなく、SF好きを満足させるSF的ワクワク感がこれでもかとふんだんに盛り込まれているから、ご同輩諸氏もどうかご安心を。 老若男女問わず、少しでも興味を持ったなら買って損のない、誰もが楽しめる一冊である。 | ||||
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火星にひとりぼっち。 絶望的な状況で、さぞや苦悩に満ちた心理描写が続くんだろうな~と思っていたら、まったく真逆でした。 主人公はアホ賢い? すごくデキる人なのに、笑えます。 ネタバレになりますが、火星で農作業したり、何度か爆発でぶっとんだりしながらも、明るくしぶとく前向きです。 地球サイドも、主人公を生還させるためにグイグイ話を進めていくので、鬱展開は皆無です。 唯一、宇宙飛行士のお嬢さんとお父さんのやりとりには、ホロッときました。 続編があったら読みたいですが、火星遭難ネタでおかわりはきびしいだろうな~。 | ||||
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極限状態では, "生きる"意志の強さと, 性格の重要を感じた. 地球でサバイブしている地球の人にも参考になる(笑) | ||||
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気軽に読めて、そして面白かった。 最後はちょっとパンチが足りなかったかな。 これを読んでからBee GeesのStayin' Aliveを聴くと、とても愉快な気分になる!やった! | ||||
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いやぁ、面白かった! 絶望的な局面に陥っても、気持ちを切り替えて解決策を見出して乗り越えていく。それは個人のキャラクターではなく、NASAの訓練で培った成果なのかもしれないが、全編が手に汗握る展開だった。 ストーリー全体を支配する時間やサプライ品の制限事項も効果的だが、そこにサプライ品の残量の具体的な計算や、水の確保手段、設備の改造工事の手順詳細などが合いまって、リアリティを生みだしている。それぞれのディテールについてはNASAヲタクを自認する作者の本領発揮というところだ。ブログ形式の一人称の記述が中心というのもまた良かった。そのエントリーは感情丸出しで、時に冷静で時にユーモアに溢れている。エンターテインメントが往年のテレビドラマや音楽というのもニヤリとしてしまう演出で、これがなんとも現代的だ。 昔、アポロ11号の宇宙飛行士のドキュメンタリー本を読んだが、子供向けであったこともあり、ミッションの詳細や個々の機器の原理、ましてその改造方法なんてまったく出てこなかった。飛行士たちの生い立ちや月面着陸と帰還を成し遂げたミッションの意義と、それを達成した国家の威信と軍人である宇宙飛行士たちの誇りに満ちた内容だった。それでも当時の少年には十分なリアリティだった。これがマンガの「宇宙少年」などに通じるわけだ。 今はNASA公開情報が溢れているし、読者の知識レベルも上がっているので、本書のような詳細さが必要なのかもしれない。本書は今後の宇宙飛行のミッションでは必携の副読本となるのではないだろうか。そして本書で触発された次の世代が新しい宇宙時代を切り開いてくれるに違いない。 | ||||
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植物学者として火星探査ミッションに参加した俺マーク・ワトニーは、ミッション6日目に砂嵐に見舞われ、他の仲間はやむなく火星を脱出した。 だがしかし、ただ一人で己の不運を嘆くような俺様じゃあない。 物資さえあれば何でも作り上げ、挑戦していく命知らず。 不可能を可能にし、火星の自然に敢然と立ち向かう俺はマーク・ワトニー、宇宙飛行士! 火星でサバイバルしたけりゃいつでも呼んでくれ! | ||||
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9時間ほどで読めた。 面白くて一気に読みました。 火星に取り残された宇宙飛行士が1人で火星で生活するログを読み進めていく内容ですが、 翻訳はこなれていて面白い内容です。 これは映画ではきっと表現しきれないと思います。 この機能は上手く動いているみたいだ!イェイ!みたいなのをマット・デイモンが言うとも思えないないです。 この本は主人公の問題解決能力には驚かされますが、 最後は人はだれかを助けることが基本的な本能を持っているという、 そこには政治も思惑などない大切なことが書かれています。 とっても面白いのでおすすめの一冊です。 | ||||
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まず、翻訳がいいですね これは直前に「夏への扉」の旧訳や「ニューロマンサー」なんかを読み返していたせいで余計にそう感じただけかもしれませんが、 最近の翻訳は、本当に読みやすいですね。読んでいるうちに、日本の小説を読んでいるのかと錯覚してしまうほどでした。 翻訳の作品に抵抗がある人でも読みやすいと思います。 次に、作者のサービス精神が感じられるSFだと感じました。 読んでいて、飽きる瞬間がまったくありません。これは、エンタメ本では基本ですが、正直言ってここまで楽しませてくれる本は珍しいと思いました。 主人公の性格設定から、ハプニングのタイミング、それを解決するに至る思考プロセス、エンタメの詰まった一冊でした。 苦痛な電車の時間を、快適に変えてくれて、ありがとう! | ||||
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本来ならば悲壮感に満ち溢れた孤独記になりそうなところ、主人公の安易に絶望せずむしろ反骨精神でもって立ち向かう姿がとても頼もしく、希望は多くないのにも係わらず安心して読み進めることが出来る。 個人的な我儘として、最後はもう少し後の様子まで読ませて欲しいと思ったのが、ほんのちょっとだけ残念でした。 | ||||
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作品自体は昨年夏辺りから書店で目にはしていた。が、いまいち食指は動かなかった。 先ず、タイトルのあまりのストレートさ、と、火星に一人残された人間のサバイバル物語、に不安を感じたのだ。 どうせ、有りがちな事件(謎の隕石とか謎の物体とか)が起きて最後は奇跡が起きて救われるみたいなB級SF映画的なものか、もしくはリアリティー重視すぎて「センス・オブ・ワンダー」が一欠片もない専門用語大集合的なもの、のどちらかと思っていたのである。 ところが、読んでみたらめちゃくちゃ面白い。 ディティールはリアルなんだけど、主人公のひょうげた性格が最高。危機的状況下で飛び出すジョークが秀逸。頭の中が「センス・オブ・ワンダー」というか、「理科系のオタク」の「我が道を行く」感が素晴らしい。う~ん、判りやす言うと、パシフィック・リムの科学者っぽい(あれほど極端ではないがかなり近い)。脇役も含めて皆、何かズレているところも読んでいて楽しい。 これから読む方もいるだろうから詳細は書かないが、絵に描いたような大団円を避けるラストの終わり方も好き。そりゃ臭いよな。 長い作品をじっくり読むことに慣れている方には特にお薦め。 | ||||
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昨今、子供の「理科離れ」が嘆かれています。 そんな子供たちに読ませたい1冊です。 火星に一人残された主人公、彼が生き残るために駆使したのが 化学、農学(専門)、物理、電気、通信、原子力、天文学、地学 ありとあらゆる科学(理科)知識を駆使し、絶望的な状況を克服しました。 つまり理科(科学)を勉強することは、サバイバル術を手に入れることなのです。 生き残りたければ、理科を学べ!これが本書の神髄です。 さらに、彼の行動は、常に Plan-> Do -> See -> Action の繰り返しです。 仮説→実験→結果の確認→修正/次へのアクション の連続で、 困難な局面を安全(?)に乗切っています。 これも、子供たちに(+新人社員)に学んでほしい基本行動です。 「生き残るために、役に立たないものは何もない。」 主人公は、生き残るために、全ての物を活用し尽くしました。 だから妻よ、私の溜め込むアイテムたちを ガラクタとして捨てないでくれ......。 | ||||
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何十年ぶりかに読んだSF小説。 とにかく面白かった!の一言。 火星にたった一人残された主人公のサバイバルストーリー。 ややもすると暗くなりがちなストーリーだが、主人公ワトニーの人物設定が秀逸でした。 前向きかつ失敗にもめげない明るいキャラクターで、数々の難局を乗り越えて行く様に引き込まれました。 地球との交信が可能になってからのやり取り、船長ルイスが火星探索ミッションに持っていった私物の音楽コレクション、このくだりは特に個人的にはまりました。 SF小説としては勿論、エンターテインメント小説としてもお薦めの1冊。 | ||||
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あるミッションで一人火星に取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描いた小説です。 残された物資を最大限活用していかに生き残るかを具体的に微に入り細を穿つように描写しています。 それでいて読みやすい。 これは原作も素晴らしい上に、それをスポイルすることが無い翻訳も素晴らしいとうことです。 SFはこの30年で散々読みましたが確実にトップ5に入る出来です。 | ||||
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既知の物理化学理論で矛盾なく未来や宇宙を語るハードSFはもはやネタが尽きたか、あるいは一般人の理解不能な世界へ行ってしまったかと思っていましたが、火星探査という身近な?ネタでここまでやれるとは。 技術用語が難解で多いのはいたしかたないですが、そこを飛ばして読んでも十分楽しめる物語です。 映像が頭に浮かんでくる文章は翻訳者のセンスでもあるのでしょうね。 | ||||
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レビューを読んで期待し、kindle版を購入してみた。 なるほど、軽い。文体が軽いのでつい、ざーっと先を急ぐように流し読みしてしまった。 しかし読み終えてみると、私の読み方はよくなかったと気づいた。 大きな流れとして全体を見渡すより、ひとつひとつのできごとをじっくり丁寧に読む方がこの本を楽しめると思う。 火星に1人取り残された男が生還をめざす、という筋なので、スケールの大きい話ではある。しかし、「生還できるか否か」「このような運命におかれた人の心情とは」などという視点で読むと、まあ・・・さほど面白くない。面白さは、次々に直面する難題のひとつひとつを「いかに」解決するかという過程にあるのだろう。 映画化の話があるようだが、どちらかというと毎週連続のTVドラマの方が向いていそうだ。1話ごとにトラブルが起こり一応解決するんだけど、次回はまた次のトラブル、というような。 この小説の中に主人公の様子を毎日中継するTV番組が出てくるのだが、小説そのものも「今日のワトニー」を一日一日見ていくような感覚である。 ざーっと読むとよくない、というのは、小説全体をみたときにテーマの割に単調なのである。細部を読み込まないと、単なる「軽くて読みやすいSF」で終わってしまう。 1つは、主人公の性格による。 とにかくポジティブで口調が軽い。絶望するとか考え悩むというところが見えないので、感情の振れ幅が少ない。 数々のトラブルの中にはちょっとした困りごともあれば致命的なものもあり、喜びの中にもちょっとしたものから運命を変えるようなものまでがあるのだが、この主人公の日記(ログ)からはその差があまり読み取れないのだ。 物語のポイントとなる契機には、もっと読んでいて揺さぶられるものがあってほしいのだが、全てが同じような軽い調子では、いまいちガツンと響かない。 「ログではこんなふうに軽口ばかりだけど、本当は不安をこらえかねて泣いているのでは」とか想像させるような片鱗もない(笑)。 この明るさ・軽さが「楽しく読める」「安心して読める」要因であり本書の特徴でもあるが、人によってはもの足りないと感じるだろう(私はそう)。 ついでに言うと、極限状態でも笑いを忘れないこと自体は感嘆させられるが、主人公のこれに「ユーモア」とかの言葉は高級すぎて使いづらい。「笑いのセンスがある」という感じではない。 単調さの原因はもう1つ、日記形式を採用したせいで、緊迫感が薄れていることにもある。 日記を書けている=死んでいない とすぐわかるし、日記を書いている時は重大なトラブルの事前か事後だ。常に書いている「今」が「ひとまず安全な状態」なので、やはり良くも悪くも安心感があり、同じような調子の記述の繰り返しで平坦な感じがする。 日記形式にするにしろ、日によって単語の羅列だけだったり、意味不明だったり、口調が全く違ったり、というような差があれば「ワトニー、大丈夫か?」ともっとハラハラできたのにと思う。 ひとつひとつのトラブルの対処については、かなり細かく設定されている。 「水をどう手に入れるか」などといういかにも重要そうな問題から、「普通の筆記用具使えないけど、どうやって描く?」などというような一見何でもないようなことまでよく言及されている。 魔法のような飛び道具もなく、かっこよくて派手なアクションシーンもほとんどなく、地味で地道でめんどくさい作業の連続の中で、工夫し苦心する主人公。 この地味な頑張りが胸をうつ。現実の世界もそう、大きな仕事は地味で地道でめんどくさい作業から成り立っているのだ。 ただ残念なことに、読者がトラブルの状況を理解するのはかなり難しい場合がある。専門用語の説明があっさりしすぎていて、どういうものだかよくわからない。正直、流し読みをした私には、主人公がどういう作業をしているのかほとんどわからないまま次へ読み進めてしまった場面がいくつかある。 けれどもこの細かい内容こそがおそらくこの本の肝なのだ。我慢して熟読し、理解して読み進めることをおすすめしたい。 付け加えると、地球にいる人たちの描写も、なんだか説明があっさりし過ぎていると感じた。外見や年齢に関する説明がほとんどないので、読み進めるまでその人物の個性がイメージできない。日本人には、名前から性別を推測することも難しく、もう少し説明してくれよと思った。 | ||||
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思わぬ感動がありました。 これは傑作のひとつです。 自分ならどうするんだろ? | ||||
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ここまで魅力的な主人公は、久しぶり。 本格的なスペースサイエンスだし、さまざまな本格的な知識が出てくるにもかかわらず、読んでる側がぽかーんとしない。させない。マーク・ワトニーというキャラクターが完璧すぎるから。 もう、勝手に地球で見守る一人になった気分でマークの心配し始めます。 スーパーでじゃがいも見かけるたびに、マークのことを思いだします。 マット・デイモンで映画化ということで、マットのお顔を拝借しながら読み進めましたが、他の登場人物たちも人間臭くて魅力的なキャラクターばかり。そう、ヒューマンドラマとしておもしろいんです。人間って素晴らしいって思うほど。 | ||||
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