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火星の人
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火星の人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全247件 221~240 12/13ページ
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内容は他の方が言っているとおりで大傑作で、何度読んでも面白いので、Kindle版と書籍版と両方購入してしまいました。 Kindle版は本編だけ(火星の地図はあり)ですが、書籍版はSF評論家による6Pの解説がついています。 書籍版は目次がないのですが、Kindle版も移動用の目次が表紙、表題(4ページ目)、奥付(6718ページ目)しかないので読み返すときちょっと不便。章毎に移動できるようにしてほしかった。 | ||||
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いや、素晴らしい一言に尽きる。 ハードSFのサバイバルもの、といえば過酷な環境、制約条件、絶望的な状況。。。で、タフガイの主人公が心折れることなく邁進する。。。って作品を期待した人にはお勧めしません。 ハードですが快活でユーモアのある主人公。ネタバレは避けますが、植物学者と技術者という組合わせの妙。翻訳もライトな感じで読みやすい。そう、主人公は全然タフガイじゃない、むしろナードっぽい印象だけど、なよなよしてないし、優柔不断でもない。 決める時はバシッと決めて(でもイマイチ決まらないことも多い)非常に少ない確率に自分の生存をかけたカロリーとの戦いを行い、通信手段確保の旅にで、最後は。。。大団円ですね。こういう 作品待ってました。個人的には今年度ナンバーワン作品です | ||||
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火星へ置いてけぼりにされた男の話。その日の活動記録がユニークで飽きません。 最後に救出されますが、ほかのクルーの一言が心に残ります。お前臭い! | ||||
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宇宙を舞台にしたサバイバル小説です。 私は「サバイバル」というジャンルが好きで、無人島への漂流・生還を題材にした小説(吉村昭の「漂流」など)をよく読みますが、この「火星の人」もその系統の変化球として楽しむことが出来ました。 SF小説なのですが、現実離れしたようなオーバーなテクノロジーが出てこないのでリアリティを感じました。 圧倒的に生還の望みの無い状況で、主人公が知恵を絞り、孤独と戦いながらも前に進んでいく展開に引き込まれ、一気に読んでしまいました。 最近読んだ本の中でダントツの面白さでした。 | ||||
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火星の人 アンディウィアー 6人の宇宙飛行士チームとして火星に行ったものの暴風のため撤退。その途中、飛んできた槍状のアンテナが体に突き刺さったため死亡したとみなされ火星にひとり置き去りにされたマークワトニー。 しかし彼は生きていた。 生き残るために食料を増やす。水を作る。イロイロ改造する。イロイロ破壊する。イロイロ修理する。放射性物質であったまる。 他の方もレビューで述べているようにワトニーの前向きかつユーモアに溢れた日記が面白い。 当然「見て見て〜」には爆笑。反骨だねぇ。 ネタバレになりますが、私の感動ポイントベスト3は、地球側が火星の衛星写真を見てワトニーが生きていることを発見したシーン。 地球に帰還中のチームメイトがワトニーを救出するために再び火星へ戻ることを決めたシーン。 砂嵐を自力で回避したシーン。 どなたかも書いていたけど、表紙とタイトルがもう少し面白ければもっと手に取る人が増えると思う。 | ||||
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一気に読みました、専門用語は分かりませんでしたが、読んでるうちに理解できる程度で一気に読んでしまう面白さです。 | ||||
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面白かった。SF久しぶりに読んだけどこういうのをまた読みたいと思わされるクオリティ。 | ||||
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何十年かぶりに翻訳物のSF小説を読みました。内容は他のレビューアー様に譲るとしても、素朴に面白かった。 ストーリー展開とかにやや荒削りな面はあるにしても、テンポもいいし、翻訳もいい仕事をしていたと思います。 | ||||
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読んでて興奮した。 分厚い小説だけど、面白くて(←必死で苦闘する主人公からすれば不謹慎かな?)読み出すと止まらなかった! 3度目の火星有人ミッションのクルー6人が、ミッション6日目(ソル6)に事故に遭遇する。 死亡した(と思われた)一人残し、5名は脱出。 火星に残された主人公、マーク・ワトニーは、厳しい条件のなかで、なんとか生き残ろう格闘していく。 ワトニーはいつか誰かが読むであろう「ログ」を記録していく。 その語り口調。生存のために前向きなジョークを飛ばし、楽天的に毎日を過ごそうとする主人公に魅力を感じる。ジョークを飛ばせるということは、自分の置かれた状況につねに冷静で、客観的でなくてはならない。 そのため、必死の絶望的な状況でも、ほとんど悲壮感を感じさせない。 一つ問題を乗り越えると、次から次へと課題が突き付けられて行く。その困難を、科学的知識と創意工夫で解決していく姿に、主人公の逞しさ、ユーモアにワクワクする。 希望を失わないことの大切さ。人間同士の連帯感、逞しさが良かった。 火星で生き残るということ。科学的にどれだけ正しいのか分からないが、この小説の説得力は凄かった。 | ||||
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SFは子供の時から読んできたジャンルだが、中高年になった今では評判の作品を読んでもピンと来ないことが増え、自分の感性の衰えを感じている。そんな中、書店でたまたま目にとまったこの本を読み始めたら、近年珍しいことに、週末に徹夜して一挙に読んでしまった。 SFファンはもちろん、そうでない人でも大いに楽しめる作品だと思う。その特徴や魅力は先行レビューアー諸氏がいろいろ書いている通りだが、やはり主人公マーク・ワトニーのキャラクターが成功の大きな理由だろう。 真面目な日本人である私は最初、ふつうの人だったら発狂しかねない状況にユーモアを忘れず立ち向かっている主人公が、「いくら小説とはいえリアルさに乏しく、いかにも楽天的なアメリカらしい作品だなあ」と感じていた。 しかし読み進むにつれて、その考えが変わった。もし主人公がスーパーマンのような完璧な宇宙飛行士だったら、筋がまったく同じ展開だったとしても、小説としてはまったくつまらないものとなっていただろう。 マークは火星探検隊のメンバーに選ばれるくらいだから、実は人並みすぐれた能力を持っているはずだが、それでも「クルーの中でいちばん下っ端」という設定である。しかし、「創意工夫に富んで、問題解決能力もすぐれ」「いつも陽気で、すばらしいユーモアのセンスのもちぬし」で、「彼がクルーに選ばれた理由のひとつには、パーソナリティのすばらしさがある」という人物に造形されている。 主人公が知力・体力に優れた完全無欠な人物だったら、むしろますます現実ばなれして共感を呼ばなかったことだろう。地球の人々が心配する中で、実際にはマンガのことを考えていたり、「見て見て!おっぱい!」というメッセージを書いたりするマークだからこそ、かえって彼のような人物だったら生き残れるのではないかと読者に感じさせ、応援したくなる。そんな逆説的なリアルさが生まれている。 そのように意図して書かれたものかどうかはわからないが、邦訳で600ページ近い作品を一気に読ませてしまうのも、そうした設定によるところが大きいと思う。 著者は本人も認める理系の「オタク」だそうで、この作品も「ハードSF」とされていて、文系の私は文中の技術的側面の妥当性はまったくわからなかった。それでもまったく支障なく、難しさを感じずに(つまり、そうしたところがよくわからなくても)読める作品であるのもありがたい。 その点では、巻末の解説(訳者ではなく、SF評論家によるもの)は正直言って中途半端に感じた。「ハードSFの新星」というタイトルになっているが、であれば、本書に盛り込まれたハード面の要素をいくつか取り上げて、(腰巻きの宣伝文句を流用すれば)「ガチ」に検証・解説して、私のような文系人間には読み取れないような本書の別の側面、ハードSFとしての面白さを明らかにしてもらいたかった。 訳者といえば、訳文は非常にわかりやすく、英語の原文と比べたわけではないが、名訳といえるだろう。マークの一人称の語り、とりわけジョークを楽しく読ませようと、いろいろ推敲されたのではないかと思われ、「訳者あとがき」をつけてほしかったと感じた。 | ||||
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このSFを読んで、決定的に「ああ、自分は宇宙飛行士になれない。なれるわけが、ないな。」と感じた。 素早い状況認識能力。高いコミュニケーション能力。危機において決してパニックにならない精神力。そのためのユーモアの高さ。計画を立てたら、きっちり遂行する自己管理能力。仲間を思う強い気持ち。そして、決して諦めない心。 その全てを兼ね備えた主人公でさえ、最短距離でも8000万kmも離れた火星ではひとりで生きのび、地球に生還することはできない。そのために地上で葛藤し奮闘する関係者、祈りをささげる人々の姿に感動する。 ネタバレになるが、最後の一文が素晴らしい。 「ハイカーが山で遭難したら、捜索隊が組織される。列車事故が起きたら、献血する人の行列ができる。地震で都市が崩壊したら、世界中の人が緊急救援物資を送る。これは深く人間性に根ざしたものだから、どの文化圏でも例外なくおなじことが起こる。たしかになにがあろうと気にもかけない大ばか野郎もいるが、そんなやつより、ちゃんと気にかける人間のほうが圧倒的に多い。だからこそ、何十億もの人がばくの味方をしてくれたのだ。めっちゃクールだろ?」 そういう種族であるなら「地球の人」が「火星の人」になり、ゆくゆくは「太陽系の人類」になる資格はある。 そして、そのためには「宇宙エレベーター」を完成させる方が、もっと早いけどね! | ||||
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内容は凄い面白かったし、構成は一部を除いて出来が素晴らしい。90点以上の出来! ただ、内容を読んでいるとちらほらアラはある。 最初のトワニーさんのパートでは気にならなかったが、地球の人々や他の宇宙飛行士がトワニーを語るときの褒め方が過剰な気がした。 その褒めを読んだ後にトワニーパートが始まると、トワニーのボンクラメンタリティ満載の一人スタンダップコメディが始まる。 これ以上褒めようが無いから主人公を下げて、ボンクラだけどすげーやつって表現してるように感じた。 この方法は、日本の「小説家になろう」系最強主人公ものによくある構成。 この構成は作者のある種の自己投影が反映されている場合が多い(これは私の下衆の勘ぐりです) なので、ネット小説発という経緯を知ったとき納得してしまった(編集者って大事ですね) ここからは、話の構造としての欠陥です。 トワニーパートはログとして表現されていて、他の登場人物達は通常の文章として表現されている。(恐らくボイスログだろうか) トワニーは単独で漂流しているため日記形式にしたほうが面白いという判断だろうが、日記やログということは書いた時点では現在だが、 出力をして判読可能な状態にした時点で過去系になる。 つまり、最後のほうで盛り上がるパートのあたりは、漂流側と救出側で時系列が微妙にあっていない。 これでは、結末がある程度わかってしまう。(むしろ救出側パートのほうがハラハラしちゃったよ) では、どうすれば良かったかというと、救出側も報告書なりインタビュー形式にして時系列を合わせた状態にするべきだった。 すげーおもしろかっただけに上記2点が残念だった。 | ||||
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いやー面白かった! 科学や機械や工学なんてちっとも知らないわたくしですが、 火星でのサバイバルは半端なく過酷だろうと推測するから マークのユーモアに救われる。 Mavまであと1ソルには一緒にガッツポーズ。 嬉しくて涙が出たね。やったー | ||||
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科学的な裏づけに基づいたSF小説です。 結果は勿論判っていても、主人公の不撓不屈の精神とどんなことにも負けない体力に感服しました。 欧米人の組織力と活力に脱帽しました。 | ||||
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いやぁ〜、久しぶりの名作ですよ! 読んでみて損なし。 買って良かったです。 | ||||
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ユーモアのある主人公の遭難ログ形式で書かれています。 宇宙兄弟では宇宙飛行士がNASAでどんな訓練を受け どんな基準で評価されるのかが描写されており面白かったが、 この小説でも、宇宙飛行士がトラブルに遭った際に 当人の能力や性質、設備の機能がどんな風に役に立っているのかが表現されており読み応えがあった。 クラークの渇きの海や、ランディスの火星縦断が好きな人は、楽しめると思います。 | ||||
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たったひとりでの火星サバイバル。主人公は自らの物理・化学・工学・植物学などの知識と技術を総動員して降りかかるトラブルを次々と解決しながら生存をはかります。それにしてもよくもまあ、これだけたくさんの起こり得るトラブルと解決策を考えつくものです。さらにそれをひとつのストーリーに繋げる構成力もお見事。翻訳SFは苦手なのですが、話し言葉主体でラノベのような読みやすさがあり、時間を忘れて一気に読んでしまいました。 | ||||
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SFということになってるようですが、サイエンス部分にまったくのフィクションはほとんどなし。 『ジュラシック・パーク』がSFじゃないならば、これもSFじゃないですよね。 では、何かというと、途方もない窮地に立った主人公が大自然と闘うという「冒険小説」に他ならない。 SFなのかぁと敬遠せずに読んでみて、ほんとうによかった! | ||||
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火星に一人取り残された、宇宙飛行士。 希望は有る。次の火星探査機が来るまで生き延びれば良いのだ。 そのためには。。。空気・水・食料・etc...課題を創意工夫で一つ一つクリア。 主人公の語り口は軽いが、物語は生粋のハードSF。そんな手が!でも、アリだ!!センス・オブ・ワンダーです!!! そして、NASAの人々は、地球の人々は、置いてきてしまった探査機のその他のクルーは、どう対応するのか。 すっかり引き込まれて、危うく徹夜する所でした。 めっちゃクール。 サイコーにオススメな一冊です。 | ||||
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火星に一人取り残された主人公、マーク・ワトニー。 生きていることを地球に知らせることさえできない中、 植物学者・エンジニアとしての能力、そして何より持ち前の前向きな性格を武器に、 火星の地でサバイバルする。日誌形式で語られる展開は「月は地獄だ!」から 延々続く宇宙冷たい方程式ロビンソンものの系譜。 結論から言うとなんかもう、めっちゃ面白かった。読む手を全く 止められない!止められるわけがない!! 宇宙兄弟の月面事故の下りを一人で延々やってる感じの。 人間、あきらめちゃダメだ、知恵と計画とユーモアがあればどんな困難に遭っても 乗り越えていける、と妙な前向きに満たされること請け合い。 以前読んだ「火星縦断」はなんとも息苦しくてひたすら辛い道のりだったけど (あれも読むのを止められない作品だったが)、これは主人公の明るい性格と、 いい感じのイベント配置で(そんなに)息苦しくなく、人類の英知をライトに楽しめる、 ややお気楽サバイバル傑作だったといえる。いや、面白かった!! | ||||
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