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ゲルマニア
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ゲルマニアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ノルマンディ上陸前後のナチスドイツを舞台に、ユダヤ人元警部とドイツ人SS将校が連続猟奇殺人事件を追うお話。手錠で繋がれた白人と黒人の囚人が逃亡する『手錠のままの脱獄』(The Defiant Ones、1958年公開)を思いだしてしまいました。 主人公の心理描写、事件の展開など、原文は分かりませんが、訳文から判断する限り、とても物足りなく感じました。また、知識の披瀝はいいのですが、それらが物語の中で生きていない。さらに、ユーモアのセンスがないのには、ガッカリ。点子ちゃんとアントン、というのには…。 訳文で気になったところは、P380の〈GEHEIME STAATPOLIZEI〉、P442の「BeではなくてBä」。なんの工夫もなく、原語のままというのには、これまたガッカリ。また訳語に「過る」など、同じ言葉が頻繁にでてくる。読者のために、もう少し工夫すべきではないかと思いました。ジャンルは異なりますが、髙橋健二さんの『女の24時間』などと読み比べると、やはり日本語が貧しい気がします。その他に、脱字あり。ちなみに、参考文献にあるWilliam Lawrence Shirerは、アメリカのジャーナリスト。Aufstieg und Fall des Dritten Reichesは、The Rise and Fall of the Third Reichの独訳。(著者の参考文献をそのまま載せたのでしょう)。 当時の文化に触れている箇所に関しては、適当に注をつけるのではなく、しっかりと語注をつけるべきだと思いました。それがウリと考えてもいい作品だと思いますから。また、ナチスの簡単な組織図などもあれば、理解しやすいのではないでしょうか。 そして、読後に感じたことは、やはりグリーンの小説などに比べると、……。 言わずもがなでした。 | ||||
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ドイツでは評判がいいようですが、私はつまらなかった。 日経新聞の書評を読んで、期待しすぎました。 ベルリンの終戦前夜に、殺人事件にこだわっている余裕があるのか? ナチスはこんなに緊張感がないのか? 読み終わっても、なんの感動もないです。 警官がユダヤ人であることの必然性が理解不能(一応書いてはありますが)。 情景描写にこだわりすぎて、人間が書かれていない。 書評はほんとにあてにならない。 | ||||
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