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極悪専用
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極悪専用の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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良いと思います | ||||
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数年前に読んだ本です。 非現実的ですが、そこが面白く一気に読んでしまいました。良くこんなマンションや住人(いろんなプロの方々)を考えたなと感心してしまいました。 終わりかたが続編もありそうな終わり方だったので続きが出るのかなと期待してましたが一向にでないので少し残念。 | ||||
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主人公は裏社会のドンの孫。 クスリと女にしか興味がないようなロクデナシの孫を更生させようと、1年という期間に亘り極悪人が住むマンションの管理人助手の仕事を命じられる。 このマンションの住民は、殺し屋をはじめとする反社会勢力の面々。 毎日が死と隣り合わせのマンションで様々な信じられないような事態が起きる。 構成は一話読み切りの形であるが、内容は連続しているため、読み始めると止まらない面白さがあった。 「新宿鮫」の印象が非常に強い作家であったが、こうしたエンタメ小説も優れた出来栄えであった。 | ||||
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一話完結かつ時系列に進む,大沢ワールドの王道パターン。 内容も,悪をテーマにしつつ,人間模様を描くさまが心地良い感じ。 少しアルバイト探偵シリーズに似た世界観でした。 サクッと読めて楽しめました! | ||||
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好きな作家の本で、新刊がでるのを楽しみにしています。 面白い内容です。 短編集的なイメージも無いでもないが、それぞれのテーマで 面白く読みました。 | ||||
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マンションの管理人のお話です。 まったく大沢在昌の書いた本とは 思えませんでした。 | ||||
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大沢先生の作品はほとんど購入しています。ですが、最近のものについては、いつもの読後の爽快感がちょっと得られにくい物があったため、少しだけですが残念に思っていました。今回購入したこの作品は、やくざの大親分の孫が主人公ですが、余りにも無軌道な無頼漢だったため、祖父から修行に出さされます。その働き場所が、極悪人専用マンションの管理という仕事でした。とにかく悪いやつばっかり出てくるのですが、途中から警察関係者も登場します。けれど、そいつも同じくらい態度が悪いし、主人公の悪さが霞んでしまうほどです。人殺しとテロリストが二人ともまれにみる美女というのが想像を超えた設定で、この二人の殺し合いは、途中で本を置いて席を立てないほどの緊迫感におおわれています。とにかくすごい迫力で、読後拍手したくなりました。十分満足しました。大沢先生の素晴らしい技量に心から頭が下がりました。 | ||||
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最近はやりの「ノワール・コメディ」。馳星周の「アンタッチャブル」も同じキャチで売っていた。多摩川べりにたつ、極悪人専用のマンションに管理助手として押し込まれた若者の話だが、荒唐無稽すぎるが、とにかく笑える。後半は対戦車ロケット砲やプラスチック爆弾まで登場。まるで三池崇史の映画を観いているよう管理人のボスと主人公がしだいに心を触れ合わせていく様子も、いい。ただ、この話、オール読物に連載されていたものをまとめているので、各章に、毎回重複した説明が出てくる。このあたり、単行本刊行にあたり、よくいいう「加筆修正」で、解決できなかったのだろうか。その分飽きる。また、ノワール・コメディというほど、ノワールはない。すべてリアリティのない話し、あるいはリアル感がないので、笑い転げるだけであった。もう少し、大沢調の闇世界の深みを見せて頂きたかった。 | ||||
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万年初版本作家と自称していた昔と違い、著者は今やエンタメ小説界の重鎮になりました。 読む側が期待するレベルも当然上がります。 私にとって、今ひとつ楽しめなかった理由は、白旗&主人公が案外まともだったことにあります。 白旗の過去は明らかになってくるほど興ざめで、主人公の成長具合も少し模範的すぎました。 始まり方は良かったのですがだんだんしらけてラストのアクションは情景が脳裏に浮かびにくかったです。 せっかく魅力的な舞台設定をしたのに生かし切れなかったという印象でした。 | ||||
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親族の威勢をかさに着て、悪辣放蕩を繰り返した主人公に突如 訪れる、命がけの試練。 極悪者専用を謡い、要塞のごとく造られたマンションの住人は入居の 決まりを守る限り、敷地内での人殺しも不問される異常世界。 その管理作業を無理やり手伝わされることとなった拓馬の前に現れる 管理人「白旗」と、殺人を日常の出来事と見なす住人達との一年間の 物語。 この話は、本当に読んで笑ってしまうくらい面白い。 主人公が死を覚悟しておびえる場面、 管理人の白旗が命がけでマンションの治安を守ろうする場面、 それでも紙切れを破るがごとく人が殺されていく場面、 一見悲惨ながら、全部、幻想世界の出来事と楽しめるような 書き方がされている。 その一方で、白旗の過去が徐々に明かされるパートは惹きつけられるし、 最終話、超一流暗殺者同士の勝負に至ってはエンターテインメント のお手本のような面白さ。 作品中でプロの業の凄さが色々出てくるが、本当のプロの業はこんな 破天荒な物語をまとめてしまう、作者の豪腕に違いない。 | ||||
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