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ヴァリス
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ヴァリスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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ベンが監禁されている時、読んでいた。もう読んだと言ったけど、再度読むと新しい発見があるだろうと言われていた。それをみて、久しぶりにDICKを読み返す。銀河の壷直しをピータゲイブリエルを聞きながら読みたくなる。 | ||||
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ディック晩年の作品。 あまりにも宗教がかっていて、昔読んだ時には受け入れられなかったけど、今なら分かるかと思いきや、やっぱり難解。 もう少し、勉強してからもう一度読もう。 しかし、今読んでも全く古びてないテーマだ。 | ||||
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カリスマSF作家、ディックがキリスト教の異端・グノーシス主義を元に造り上げた、異色の宗教SF。前衛的な手法を駆使した実験文学とも言えるが、私はむしろディックが《神》に対して捧げた、哀切な《祈りの書》として読んでいる。切なさが心地よい、ある意味、感動的な傑作です。 | ||||
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SF作家として名高い著者 p.k.ディック 晩年の作品。異例な事にディック自身をモデルとして登場しています。内容としては道具立てが複雑・難解で読み始めはかなり戸惑うはず!この部分で引っかかって読まないのはあまりにももったいない作品。「宗教こそ究極の科学!」このテーマを掲げたディックに脱帽です! | ||||
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ディックの作品中一番やっかいな本だと思います。とりあえず普通の小説の常識から逸しています。 そもそもこの本は作者自身の霊的体験の小説化であり、作者が記した「釈義」が小説の後にまとめて添付してあります。 そういうわけで、小説部分も殆ど主人公による神学的思索を追ってる感があり、実際読んでてもわけがわかりません。どうやらグノーシス主義の2元論的宇宙観が、ディックの神学の基盤になってるように思われますが、普通の読者はそんな話しにはとてもつきあっていられないでしょう。 とは言え、ディックを理解したい人には絶対はずせない作品と思われます。ある意味ディックの作品中一番肝心な作品ではあると思います。 ただし、小説自体もSFではなく純文学か前衛小説だと思えば、面白いっちゃあ面白いです。(そもそもSF的ガジェットが少ない小説です。)特に1章から8章までは文体も「暗闇のスキャナー」から踏襲している独特の感じがなかなか個性的な雰囲気で良いですし、70年代のアメリカを舞台にした前衛的私小説であると捕らえたら、かなり魅力的な小説であると思います。 また一人称である「わたし=PKディック」と主人公のホースラヴァ-・ファットの関係は、小説的処理がとても面白く、はっとするような書き方をしていて、ちょっと他の小説家の作品では読めない面白さがあります。 まあ、そういうわけで「ユービック」みたいな、例の「ディック・ワールド」を楽しみたいという方には向きませんが、「ディック・ワールド」を哲学的に考察したい人や、風変わりな小説が好きだという人は何度も読み返せる作品です。そういう意味ではすごくいい本なので星5つです。もしかしたらディックの作品の中ではプロパーとは反対の意味での、「高級感」が一番ある作品かもしれません。 | ||||
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今から10年くらいまえ、数ページ進んだところのある記述で「がん!」と衝撃を受けてしまい、それ以後しまいまですごく丁寧に読んだ記憶があります。 最近、くだんの部分を読み返してみましたが、「がん!」はありませんでした。いずれにせよ、熟読する時間のある方におすすめ、かな。 | ||||
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本書中に頻出する釈義に、まともに付き合おうとすると読了に困難をきたすが、その辺とは適当に付き合いつつ読み進めると、基本的には大変バカバカしくて可笑しい作品だということがわかる。 阿部和重が「アメリカの夜」で、大量に本書からの引用をしているけど、面倒臭そうでいてストーリーはバカバカしくて面白い、という路線も引き継いでいるので、「ヴァリス」が気に入ったならば、こちらも読んでみると良いでしょう。 その他にも大きな類似点あり。 | ||||
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本書中に頻出する釈義に、まともに付き合おうとすると読了に困難をきたすが、その辺とは適当に付き合いつつ読み進めると、基本的には大変バカバカしくて可笑しい作品だということがわかる。 阿部和重が「アメリカの夜」で、大量に本書からの引用をしているけど、面倒臭そうでいてストーリーはバカバカしくて面白い、という路線も引き継いでいるので、「ヴァリス」が気に入ったならば、こちらも読んでみると良いでしょう。 その他にも大きな類似点あり。 | ||||
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