アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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評判

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?の評価:

4.19/5点 レビュー 314件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全618件 301〜320 16/31ページ
No.318
(4pt)

結構メジャーだよね

題名はよく聞くと思います。
内容はそれなりにSFです。読みやすいかな。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.317
(4pt)

結構メジャーだよね

題名はよく聞くと思います。
内容はそれなりにSFです。読みやすいかな。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.316
(5pt)

実は主人公を選ばない真相

ここまでの情報から「実は主人公だからそれを選ぶ」を二次元業界が選ばない真相は何なのかが解明可能なのだ
これは「実はアンドロイド」こそ「実は主人公の定義」を意味する図式であり
言い換えれば「アンドロイドを演じる存在」が「主人公の正体」を意味する図式なのである
これは「アンドロイドが活躍する姿」及び「アンドロイドが周囲に認められる姿」が「本編の描写の定義」を意味する設定であり
言い換えれば「アンドロイドが世の中で認められる姿が見たい」が「通常の受け手の真意」を意味する設定なのである
つまり「やはりアンドロイドでは人間には勝てませんでした」という内容になるから
「実は主人公だからそれを選ぶ」を二次元業界は選ばない事が判明するのである
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.315
(5pt)

実は主人公を選ばない真相

ここまでの情報から「実は主人公だからそれを選ぶ」を二次元業界が選ばない真相は何なのかが解明可能なのだ
これは「実はアンドロイド」こそ「実は主人公の定義」を意味する図式であり
言い換えれば「アンドロイドを演じる存在」が「主人公の正体」を意味する図式なのである
これは「アンドロイドが活躍する姿」及び「アンドロイドが周囲に認められる姿」が「本編の描写の定義」を意味する設定であり
言い換えれば「アンドロイドが世の中で認められる姿が見たい」が「通常の受け手の真意」を意味する設定なのである
つまり「やはりアンドロイドでは人間には勝てませんでした」という内容になるから
「実は主人公だからそれを選ぶ」を二次元業界は選ばない事が判明するのである
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.314
(5pt)

映画とまた違った良さ

かの有名な映画を数回鑑賞済み。小説の存在はかなり昔から知っていたが中々手を付けていなかった。読んでみたら映画よりもやはり細かく情景描写しているので分かりやすい。ロイ戦のシーンが若干あっけないな、という印象があったが全体的に好きな作品。何故もっと早くに読まなかったのか。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.313
(5pt)

映画とまた違った良さ

かの有名な映画を数回鑑賞済み。小説の存在はかなり昔から知っていたが中々手を付けていなかった。読んでみたら映画よりもやはり細かく情景描写しているので分かりやすい。ロイ戦のシーンが若干あっけないな、という印象があったが全体的に好きな作品。何故もっと早くに読まなかったのか。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.312
(3pt)

命とは、気持ちが通じ合うこと?

生命倫理がテーマの古典と聞き拝読。

私たちは、なんとなく”命”というものをわかったつもりで生きている。
でも実際には、どこからが命で、何をもってそれが失われる、つまり死ぬのかは、誰にもわからない。
万人が納得する答えのない、宗教的な哲学的な問いである。

アンドロイドが精妙化し、人間と区別する手段がなくなる瀬戸際には、
そんなテーマと向きあわざる負えなくなる。
どんな答えをだすのかを味わう作品として面白い。文章も読みやすい。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.311
(3pt)

命とは、気持ちが通じ合うこと?

生命倫理がテーマの古典と聞き拝読。

私たちは、なんとなく”命”というものをわかったつもりで生きている。
でも実際には、どこからが命で、何をもってそれが失われる、つまり死ぬのかは、誰にもわからない。
万人が納得する答えのない、宗教的な哲学的な問いである。

アンドロイドが精妙化し、人間と区別する手段がなくなる瀬戸際には、
そんなテーマと向きあわざる負えなくなる。
どんな答えをだすのかを味わう作品として面白い。文章も読みやすい。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.310
(5pt)

これ一冊でこの作家のファンになった

難解なのかと思いきや、すぐに物語の世界に引き込まれた。
独創的な世界観、シニカルでドライな視点。生物の存在意義、生命の意味を問う深いテーマ。
こう書くとひどく難解そうでしょう?
ところが読みやすく、かつとても魅力的で、ぐいぐい引き込まれてしまった。
タイトルの持つ力(こんなタイトルよく思いついたなぁ)に何も負けていない、
タイトルの持つ卓越性そのままの世界を存分に味わえる一冊です。
さっそく注文したユービックも面白いといいな。読むのが楽しみ!
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.309
(5pt)

これ一冊でこの作家のファンになった

難解なのかと思いきや、すぐに物語の世界に引き込まれた。
独創的な世界観、シニカルでドライな視点。生物の存在意義、生命の意味を問う深いテーマ。
こう書くとひどく難解そうでしょう?
ところが読みやすく、かつとても魅力的で、ぐいぐい引き込まれてしまった。
タイトルの持つ力(こんなタイトルよく思いついたなぁ)に何も負けていない、
タイトルの持つ卓越性そのままの世界を存分に味わえる一冊です。
さっそく注文したユービックも面白いといいな。読むのが楽しみ!
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.308
(5pt)

映画よりも面白くて深い。

アンドロイドと人間の差とは?生命とは?という単なるアドベンチャーではなく、ある種の深い探究を行っているSF文庫です。
ですが、とても読みやすく面白い!!
スラスラ読めてしまうのでとてもおすすめですね。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.307
(5pt)

映画よりも面白くて深い。

アンドロイドと人間の差とは?生命とは?という単なるアドベンチャーではなく、ある種の深い探究を行っているSF文庫です。
ですが、とても読みやすく面白い!!
スラスラ読めてしまうのでとてもおすすめですね。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.306
(5pt)

この時期だからこそ再読

AIの技術向上と未来予測の論争がますます白熱している今だからこそ、再読しました。
映画は映画で大変面白いですが、原作はかなり違います。
映画のかの有名な最後のセリフはありません。
いい意味でべたな人間ドラマはなく、もっとドライに、社会問題を掘り下げていると思います。
最近のIT専門用語などを駆使した、あるいは宇宙戦争系のSF作品よりも、
人間、そして社会問題を描いたこの時代のSF作品に惹かれます。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.305
(5pt)

この時期だからこそ再読

AIの技術向上と未来予測の論争がますます白熱している今だからこそ、再読しました。
映画は映画で大変面白いですが、原作はかなり違います。
映画のかの有名な最後のセリフはありません。
いい意味でべたな人間ドラマはなく、もっとドライに、社会問題を掘り下げていると思います。
最近のIT専門用語などを駆使した、あるいは宇宙戦争系のSF作品よりも、
人間、そして社会問題を描いたこの時代のSF作品に惹かれます。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.304
(3pt)

今読んでみると・・・・・。

アニメ「サイコパス」で本作の名前が出てきたので試しに買ってみました。
読んでみると意外と普通でした。もっと面白いのかと。
最後の対決も意外とあっさり終わってしまった印象でした。
ただ本作が発表された当初はすごく斬新だったと思います。今だとロボットとかが少しづつ普及してきていて、新鮮味に欠けると思いました。

読み終わって考えましたが、考えてみると今の私たちもアンドロイド化してきていますよね。電子デバイスが無いと生きていけない。
とくにスマートフォンなんて肌身離さず持っていないと不安になりますよね。私もその一人です。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.303
(3pt)

今読んでみると・・・・・。

アニメ「サイコパス」で本作の名前が出てきたので試しに買ってみました。
読んでみると意外と普通でした。もっと面白いのかと。
最後の対決も意外とあっさり終わってしまった印象でした。
ただ本作が発表された当初はすごく斬新だったと思います。今だとロボットとかが少しづつ普及してきていて、新鮮味に欠けると思いました。

読み終わって考えましたが、考えてみると今の私たちもアンドロイド化してきていますよね。電子デバイスが無いと生きていけない。
とくにスマートフォンなんて肌身離さず持っていないと不安になりますよね。私もその一人です。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.302
(5pt)

『ブレードランナー』原作として有名ですが主題は映画より濃いです

カルト的人気を誇る名作映画『ブレードランナー』の原作として名高いこの作品ですが、「本物と偽物の差は何か」「本物であることには果たして意味があるのか」というディック流の主題は映画よりずっと濃厚です。
数々の映像化がなされたディック作品の中で唯一、ディック存命時に制作開始された作品でもあります。
(残念ながら劇場公開は存命中には間に合いませんでした。)

環境汚染により野生動物は絶滅、人類も汚染の無い宇宙への移住が進んでおり、地球は過疎化しつつある未来。
本物の生きた動物をペットとして飼うのがステータス(しかも馬や牛など飼育が難しそうなものほどステータス)であり、そんな懐の余裕がない大多数の人々は、ちょっと見ただけでは本物と区別がつかない精巧な動物型ロボ(電気羊、電気犬、電気猫...etc)をペットとして飼うことでお茶を濁しています。
また、遺伝子操作された生身の生体組織と電子頭脳とを組み合わせた精巧なアンドロイドが不足する労働力の足しとして用いられているのですが、あまりに精巧になりすぎたアンドロイドが自由を求めて逃亡するという事件が相次いでいます。
アンドロイドか人間かを判別するのは、簡単な心理テストと、かなり仰々しい生体組織の検査があるのですが、心理テストでは精神疾患の人間がたまにミスでアンドロイドと判別されるくらいで短時間に簡単にできる割にかなり信頼性が高く、生体組織の検査は絶対誤診はない代わりに時間と費用がかかり被験者には激痛も伴うので、ほとんどの場合は心理テストのみで判別されます。

主人公デッカードは、警察の依頼のもとに逃亡アンドロイドをハントして生計を立てている腕利きの賞金稼ぎ。
自らもペットとして電気羊を飼っています。
元々は妻の親から遺産としてもらった本物の羊を飼っていたのですが、病気で死んでしまい、周囲への見栄の為に元の羊とそっくりな電気羊を特注して飼っているのです。

そのデッカードのもとにある日警察のお偉いさんから「最新型アンドロイドのグループが主人を殺して逃亡した。そいつらに返り討ちを食らい腕利きの賞金稼ぎがER送りになった。あいつらをハントできるような腕の持ち主はお前しかいない。報酬は弾むから是非協力してくれ。」との依頼が。
依頼に基づきデッカードはハントを開始するのですが、その過程で、しれっと警察の人間に成りすましたアンドロイドやら、劇団に紛れ込んでいる、オペラ歌手としての才能がもしかしたら人間以上にあるんじゃないかっていうアンドロイドやら、急病で苦しむ本物の猫を故障した電気猫と勘違いして死なせてしまった動物病院のスタッフやら、まあいろんなのと出くわすわけですね。
あげく、「お前に依頼を持ってきたブライアント警視なんて奴は市警察には存在せず、きっとアンドロイドの成りすましに違いない」とか、他の賞金稼ぎについて「あいつは自分では腕利きの賞金稼ぎだと思ってるが、実はそういう偽の記憶を埋め込まれたアンドロイドなんだ」なんて言う奴が現れたり。
段々、何が本当で何が嘘なのか、誰がアンドロイドで誰が人間なのか、デッカードも読者もわからなくなっていきます。
ついには、デッカード自身「実は俺も偽の記憶を埋め込まれたアンドロイドなんじゃないか」なんて悩み始めます。

この辺、かなり明瞭なストーリーになっている映画版とは大きく異なります。
映画版は、人工生命として生まれた者の悲哀や、人間同士の差別は撤廃しても今度は人工生命を差別している人間の勝手さ、生命を弄ぶことの罪深さという方向にテーマが向かっていたように感じます。
小説版は、「本物と偽物の決定的な違いは何か」「偽物である時点で価値はゼロなのか」という哲学的な問いが何度も繰り返されます。
是非とも、本書を一読して映画版との違いを見ていただきたいです。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.301
(5pt)

『ブレードランナー』原作として有名ですが主題は映画より濃いです

カルト的人気を誇る名作映画『ブレードランナー』の原作として名高いこの作品ですが、「本物と偽物の差は何か」「本物であることには果たして意味があるのか」というディック流の主題は映画よりずっと濃厚です。
数々の映像化がなされたディック作品の中で唯一、ディック存命時に制作開始された作品でもあります。
(残念ながら劇場公開は存命中には間に合いませんでした。)

環境汚染により野生動物は絶滅、人類も汚染の無い宇宙への移住が進んでおり、地球は過疎化しつつある未来。
本物の生きた動物をペットとして飼うのがステータス(しかも馬や牛など飼育が難しそうなものほどステータス)であり、そんな懐の余裕がない大多数の人々は、ちょっと見ただけでは本物と区別がつかない精巧な動物型ロボ(電気羊、電気犬、電気猫...etc)をペットとして飼うことでお茶を濁しています。
また、遺伝子操作された生身の生体組織と電子頭脳とを組み合わせた精巧なアンドロイドが不足する労働力の足しとして用いられているのですが、あまりに精巧になりすぎたアンドロイドが自由を求めて逃亡するという事件が相次いでいます。
アンドロイドか人間かを判別するのは、簡単な心理テストと、かなり仰々しい生体組織の検査があるのですが、心理テストでは精神疾患の人間がたまにミスでアンドロイドと判別されるくらいで短時間に簡単にできる割にかなり信頼性が高く、生体組織の検査は絶対誤診はない代わりに時間と費用がかかり被験者には激痛も伴うので、ほとんどの場合は心理テストのみで判別されます。

主人公デッカードは、警察の依頼のもとに逃亡アンドロイドをハントして生計を立てている腕利きの賞金稼ぎ。
自らもペットとして電気羊を飼っています。
元々は妻の親から引き継いだ本物の羊を飼っていたのですが、病気で死んでしまい、周囲への見栄の為に元の羊とそっくりな電気羊を特注して飼っているのです。

そのデッカードのもとにある日警察のお偉いさんから「最新型アンドロイドのグループが主人を殺して逃亡した。そいつらに返り討ちを食らい腕利きの賞金稼ぎがER送りになった。あいつらをハントできるような腕の持ち主はお前しかいない。報酬は弾むから是非協力してくれ。」との依頼が。
依頼に基づきデッカードはハントを開始するのですが、その過程で、しれっと警察の人間に成りすましたアンドロイドやら、劇団に紛れ込んでいる、オペラ歌手としての才能がもしかしたら人間以上にあるんじゃないかっていうアンドロイドやら、急病で苦しむ本物の猫を故障した電気猫と勘違いして死なせてしまった動物病院のスタッフやら、まあいろんなのと出くわすわけですね。
あげく、「お前に依頼を持ってきたブライアント警視なんて奴は市警察には存在せず、きっとアンドロイドの成りすましに違いない」とか、他の賞金稼ぎについて「あいつは自分では腕利きの賞金稼ぎだと思ってるが、実はそういう偽の記憶を埋め込まれたアンドロイドなんだ」なんて言う奴が現れたり。
段々、何が本当で何が嘘なのか、誰がアンドロイドで誰が人間なのか、デッカードも読者もわからなくなっていきます。
ついには、デッカード自身「実は俺も偽の記憶を埋め込まれたアンドロイドなんじゃないか」なんて悩み始めます。

この辺、かなり明瞭なストーリーになっている映画版とは大きく異なります。
映画版は、人工生命として生まれた者の悲哀や、人間同士の差別は撤廃しても今度は人工生命を差別している人間の勝手さ、生命を弄ぶことの罪深さという方向にテーマが向かっていたように感じます。
小説版は、「本物と偽物の決定的な違いは何か」「偽物である時点で価値はゼロなのか」という哲学的な問いが何度も繰り返されます。
是非とも、本書を一読して映画版との違いを見ていただきたいです。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.300
(4pt)

映画も本書も知りませんでした。

星を継ぐ者、や幼年期の終わり、を読んでいたので、アマゾンが薦めてくれた。

途中からぐいぐい引き込まれた。自分は67年生まれですが68年の作品とは思えない。

その頃からアンドロイドという言葉があったとは。

題名から、主人公リックはアンドロイドかと思ったが違ったようだ。

マーサー教はインチキだと暴露される。人間には感情移入能力があるとはいえ、

自分で体験せねば意味無し、ということか。

他者の感情に思いを馳せないのは人間とは言えない、というメッセージを感じた。

姿形が完璧な人間なら、アンドロイドだろうが幽霊だろうが、人は、人としてしか認識しない。

言葉にするのは難しいが、ゴキブリは平気で殺す、でもアンドロイドは見た目が人間だから

殺しづらい、この違いはなんなのだろうか。境界はどこにあるのか、考えさせられる。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.299
(4pt)

映画も本書も知りませんでした。

星を継ぐ者、や幼年期の終わり、を読んでいたので、アマゾンが薦めてくれた。

途中からぐいぐい引き込まれた。自分は67年生まれですが68年の作品とは思えない。

その頃からアンドロイドという言葉があったとは。

題名から、主人公リックはアンドロイドかと思ったが違ったようだ。

マーサー教はインチキだと暴露される。人間には感情移入能力があるとはいえ、

自分で体験せねば意味無し、ということか。

他者の感情に思いを馳せないのは人間とは言えない、というメッセージを感じた。

姿形が完璧な人間なら、アンドロイドだろうが幽霊だろうが、人は、人としてしか認識しない。

言葉にするのは難しいが、ゴキブリは平気で殺す、でもアンドロイドは見た目が人間だから

殺しづらい、この違いはなんなのだろうか。境界はどこにあるのか、考えさせられる。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA