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死なないで
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死なないでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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最初は超能力系の話と思いがちですが、メインテーマは別にあるストーリー。ボロボロ泣けましたし、登場人物が魅力的です。 もっと高評価されてもよい作品だと思いました。 | ||||
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合コンからつきあいはじめた2人。 婚約者の母親は教師とのこと。 婚前旅行で婚約者は行方不明。 なぞの女性と心中かと思われたが、死体は女性だけ。 女性の身元も怪しい。 婚約者の母親の振舞や、なぞの女性の近辺も怪しい。 | ||||
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20歳になったら「指差して念じるだけで、生き物を殺せる能力」で、憎んできた両親を殺そう。それを支えにしてきた路子の母が突然倒れ、意識不明になったのは彼女が19歳の冬のことだった。病気なんかで死なないで。あなたを殺すのは私なのだから。 このシチュエーションに惹かれて読み始めた本書、主人公の屈折した心理が効いています。自己中心的で、残酷で、劣等感の固まりで、意地っ張り。そんな己を冷静に見つめる眼を持っていて、でも、素直になれない。自分も傷つく事が分かっていながら他人にきつく当たってしまう。痛いのに叫べない、泣きたいのに泣けない。愛して欲しいのに甘えられない。痛々しいほどに頑なな主人公が最後にどうなってしまうのか、どきどきしながら読みました。安易に「感動の」とは言いたくないけど、感涙しないまでも、これ以上無いって位私好みのラストに仕上げてくれた本書5つ星謹呈いたします。 | ||||
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指を差して強く念じれば、その対象を殺すことができる力を持つ女子大生、江藤路子。両親を憎みながら生きてきた彼女は、脳卒中で倒れた母を絶対に生かしてほしい、と懇願する。母の命は自らの指によって断つのだ。路子は、意識不明の母の看病を続けながら、仕事をなげうって付き添う父、不治の病に冒された少女とその母、善意にあふれた担当医師・鷺森らと関係を結んでゆく……。 物語はSFやファンタジーを交えた展開ですが、人が死と闘う姿に接することにより、超能力を行使すべきかどうか悩み苦しむ姿を描いたもので、命の重さを描くという壮大なテーマを描く作品です。帯に「感涙の長編ドラマチック小説」とありますが、物語に相応しいコピーだと読後に実感しました。 | ||||
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