汝、隣人を愛せよ
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日常の中で、起こりうるような恐怖を描いたホラー小説。 結末には意外な真相が待ち受ける。 大学講師の真壁弘平は家族と暮らすマンションで匿名の手紙を受け取ったことから、次第に近隣住民とのトラブルに巻き込まれていく。 何者かによるエスカレートする嫌がらせ…果たして、犯人の正体は… タイトルはなかなか洒落ているが、ホラー小説としての完成度は並ではないだろうか。 文庫化にあたり大幅に加筆修正。 | ||||
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ミステリーやホラーと捉えて読むにしても、どこか物足りない。 マンションのような密集住宅ならではの人間関係や噂を軸とし、主人公一家に陰湿な嫌がらせが相次いで起こる。 それと平行して大学の先生という肩書きを失って、社会的にもうまくいかず、家庭もうまくいかず、どんどん精神的に追い込まれていくわけだが。 狂気的要素、心霊的要素、人間関係的要素等、様々な事が絡んで真相へと繋がっていく。しかしどれも不十分に感じる。 主人公の行動は現状にたいして解決的にはどうも見えない。 最終的には流れに任せるまま、原因解明に繋がるわけだが、そのクライマックスですら釈然としない。 様々な課題を著書に盛り込んだが故の、中途半端さじゃないだろうか。 | ||||
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突然のリストラや家庭の崩壊の様子など、福澤さんらしさは作品の随所に表れているのですが、いまいち楽しめませんでした。 この作品の主人公に魅力が感じられないからでしょうか。 読んでいる側からすると、釘宮の奥さんが犯人ではないという事が序盤から察しがついてしまいます。 にもかかわらず、主人公は中盤以降まで釘宮の奥さんと熾烈なバトルを繰り返していて、読んでいる側からすると、この人何やってんだろう?となりました。 加えて、主人公が作品を通してほとんど何も行動を起こしていないのが退屈でした。やる事は職探しか、管理組合の話し合いに顔を出す程度。事件の鍵となる情報は、都合良く他者が教えてくれるだけ。 主人公おいてけぼりで、あれよあれよという間に勝手に事が進み、気が付いたら全部解決している。そんな印象でした。 心霊写真や、屋上の足音も結局幽霊とか憑依といった非科学的な物で片付けてしまう事も不満です。 | ||||
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