悪意のクイーン
- 心理ミステリ (27)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
悪意のクイーンの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすかったと同時に、進むにつれ、ゾッとする展開。 男性名のペンネームで、書いているのは女性かと思えるくらい 女性の心理描写が巧みだった。 この本を読んで 誰が一番 悪意的だったのか考えてしまいました。 かなり早い段階で、ストーリーの筋書きが読めたので、予想通りの展開にちょっと物足りなさを感じました。 でも、また機会があったら、著者の別の本を読んでみたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コンパクトにまとまっている。タイトルでだいたいのストーリーが把握できてしまう。よくある叙述でよくある話 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
続きが気になって1日で読破。途中からストーリーは想像できますが、読み終えてからタイトルを見て、はっとさせられます。読後の爽快感は全くありません。でも、女性同士の嫉妬、誤解…よく描いていると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
続きが気になりテンポよく読み進められたのは良かった。展開は途中から予測できたが、女性特有の嫌な雰囲気やヒステリックな表情は非常によく描写されていて、読み手が顔を覆いたくなる程悲惨な情景もあった。 特に産休育休を取得することがキャリアアップへの障害になると信じている女性心理はよく書けていて、胸が痛くなる。また仕事、結婚、出産、育児、そしてまた仕事へ復帰してキャリアアップという流れに乗れてこそ全てを手にした女性だという言い回しがあったが、この価値観を持っている女性は少なくないだろう。 現代社会の女性像を非常によく捉えたヒューマンドラマの要素の強い作品。 誰もが少なからず持っている心の闇を悪意という仕掛けによって展開されるストーリーは気分が悪くも引き込まれた。 時枝の性格からして、下駄箱に入っていた手紙の経路や、その内容の信憑性を突き詰めても良さそうだが、ひどく傷ついた思春期にはその怒りや不安を憎しみとしてぶつける対象が絶対的に必要だったのだろう。 そうでなければ生きていけない程彼女は傷ついていたのだろう。 無責任な悪意によってふたりの人生は大きく変動したが、その最初の仕掛け人である志穂もまた悪意に囚われ、常に劣等感や貪欲さに支配されていたと言える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品自体は凡庸の域を出ないと思うんですが、サスペンスとしてではなく、ヒューマンドラマとして評価します。 私自身、小さい子を持つ母親です。母親どうしが孤立しないように気をつかう気持ち、よく分かります。リアルイヤミスの世界です。 いくら悪意があったからといって、ここまで転落することもないでしょうけれど、育児って本当に精神的にも肉体的にも蝕まれますからね。思わぬ落とし穴ってことも・・・。おお怖い怖い。 作品自体は、最初に登場人物が顔を合わせるところから、なにやら怪しい雰囲気出てますし、なんとなくオチも予想できてしまうところがありますが、ストーリーテリングはうまくできてるし、読みやすくて良かったです。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 13件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|