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シャーロック・ホームズ 恐怖!獣人モロー軍団
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シャーロック・ホームズ 恐怖!獣人モロー軍団の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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シャーロックホームズ「神の息吹殺人事件」に続く第2弾です。 ストーリーも「神の息吹殺人事件」の直後という設定となっています。 ホームズのパスティーシュとしては、「アクション系冒険小説」のノリ。 ホームズもワトソンも正典とは異なるキャラクタ設定(とっても感情的で良くしゃべる)となっていますし、マイクロフト・ホームズのディオゲネスクラブは、完全な政府秘密組織扱いですので、読者の好みが分かれると思いますが、ストーリー展開が速くスラスラと読み進められます。 ドクター・モローの作り出した怪物が、怪しげなたくらみを持って、ロンドンを騒がせる。 もともとモローの研究を裏で仕切っていたのは、マイクロフト・ホームズだったが、モローの死後、どうも怪しい状況になっていたため、シャーロックを呼んで事件解決に当たらせる。 協力するのは、マイクロフトが大英博物館に集めた有名人、チャレンジャー教授など、同時代のSF小説の主人公たち・・・・。 といういかにも「おもしろいでしょう?」という設定で話が進みます。 著者のアダムスは「あとがき」で、小説の設定や引用した有名人のことを自嘲ぎみに「わかった上で書いてます」と吐露していますので、読むほうも「わかったうえで」読まないといけませんね。 本格推理物ではありません。人物の内面に深く切り込んでもいません。どちらかというと「ジュブナイル」として読むことをお薦めします。 6月11日補足 この機会に、元ネタである H.G.ウエルズ「モロー博士の島」 (創元SF文庫)も改めて読み直しました。(小学生の頃に読んだのですが、記憶があやふやでしたので) なんというか、元ネタのほうが面白い・・・と感じてしまいましたよ。 | ||||
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