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その白さえ嘘だとしても



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【この小説が収録されている参考書籍】
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)

その白さえ嘘だとしてもの評価: 3.71/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(5pt)

『ぼろぼろ』ヒーローを見て笑えるか?

最高。ぜひ読んでほしい。1巻に続いて2巻も傑作だった。みなさんに読んでほしい。
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)より
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No.7:
(5pt)

いろんな色が混じった白

個人的には階段等シリーズで一番好きです。
一本のバイオリンの弦をめぐる様々な人の感情の変遷がとてもうまく描写されていて、とても読み応えがあります。
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No.6:
(5pt)

2作目も

鳥肌が立つくらい面白かった。 1作目も好きでしたが、こちらもとても好きです。 特に佐々岡や水谷の葛藤はすごく胸に刺さり、読み止められなくなりました。 そして終わり方もとても綺麗で、より登場人物を好きになりました。 --ネタバレ含みます-- 佐々岡の心の葛藤で、自分はゲームの始まりから終わりまでずっと同じ場所で魔王を倒すとしか言わない戦士Aだ、という表現がとても切なくて、心撃たれました。 ヒーローに憧れる佐々岡とそれを簡単にやってのけた真鍋、最終的にはとても綺麗に終わってとても良かった。 水谷との掛け合いもとても面白かった。 3作目も楽しみに読んでいこうかと思います。
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No.5:
(5pt)

『捨てられた人』が住まう島で過ごすSF(すこし不便)でSF(すこし不思議)なクリスマス

『自分自身が捨てたかつての自分自身の人格を有するもう一人の自分』たちが住まう不思議な島である階段島。
クリスマスも近づいてきた12月16日(金曜日)、突如としてネット通販での買い物ができなくなり、生活に必要な物資は
手に入るものの、クリスマスプレゼントや島の店では手に入らないアイテムの入手が困難になった人々はこの状況を
どうにかするべく東奔西走するのだがが簡単なあらすじかつ第二作となる今回はそれぞれの想いが交錯する
群像劇となっている。

これは前作『いなくなれ、群青』における真辺由宇にも同じことが言えるのだが、差し迫った命の危機も無く、
最低限の衣食住が満たされるかわりに、変わること、言い方を変えれば成長することができないというある意味残酷な
世界であることを、『村人A』として生きることを拒み、ヒーローでありたいと願う佐々岡、自分自身がいっぱいいっぱいで
あるにもかかわらず、良く思われたい、嫌われたくないという理由で人から頼られるとそれに応えようとする一方、
自分自身の努力だけではどうにもならない問題を、自分にはできない方法であっさりと乗り越える真辺由宇に対し
憧憬と憎悪という相反する感情を抱く水谷、そして無口だが誠実で心優しい堀の『白』。彼等一人ひとりを構成する
パーソナリティが現実世界で生きる『本来の彼等』によって捨てられ、『本来の彼等』には新しいパーソナリティが
形成されていることを暗に提示すると同時に、合宿からの帰還を境に豹変してしまった兄のかつての姿はもしかしたら
案外佐々岡のと推察できる、次作以降に繋がりそうな展開を盛り込ませている。
また、島にある唯一の高校なのにどうして『柏原"第二"高等学校』なのか。(七草と真辺由宇は知らないようだが)6年前から
彼等を知る郵便局員・時任と二人はもともとどういう関係だったのかそして魔女に関するミスリードに関する謎については
おそらく次作『汚れた赤を恋と呼ぶんだ』以降で明らかになるのだろうかと。
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)より
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No.4:
(4pt)

ちょっとややこしい

”いなくなれ群青”の続編です。魔女が管理しているらしい階段島で生活する、七草くんと真辺由宇さん、それに高校の先生とクラスメートや後輩、食堂の店主、郵便局職員の間で展開されるミステリです。
前作では、真辺さんのものの考え方にかなりフォーカスされていたように思いますが、今作では、クラスメートの佐々岡くんや委員長の水谷さん、郵便局職員の時任さんがメインで語られる章も多く、彼らのキャラクタがよく判ります。そこに見える、社会生活上小さい方が望ましいと思われる欠点は、我々のうちの少なくない人数が、大なり小なり、成人に至る過程のどこかで克服したいと願うものであり、階段島の住人は、自分自身が捨てた性格そのものなのだという設定に成る程と首肯したのでした。
そして、今回のミステリの主題は、魔女は天へと続くかに見える階段の一番上に住んでいると言われているが本当か、もしそれが噂に過ぎないのであれば、事実はどうなのか、というものです。
階段島の住人ゆえのキャラクタや心理の遷移とミステリが並行して語られるためか、話の硬さに煩雑さが混ざり合った感が残り、星5個とまでは思いませんでした。
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No.3:
(5pt)

パズルのような展開と、ラストシーンの美しさ。

『いなくなれ、群青』の続編。繊細で抒情的なキャラクター、世界観はそのままに、今作では伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』的な、展開・構造の面白さが加わっている。クライマックスの雪のシーンでは、鳥肌がたった。次作が非常に楽しみ。
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No.2:
(5pt)

挿し絵もすごくいい

とても良かった。比較すべきではないかもしれないけど「群青」よりも心に刺さりました。とても美しい文章で、人間の誰もが多かれ少なかれ持っている葛藤や思い出を、鮮やかに、そして優しく描いてみせています。謎は謎として残るのですが、読後感はさわやかで、温かいです。
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No.1:
(5pt)

このシリーズは本当にいい!!

いなくなれ群青も読みましたが、本当に文章がきれいで読みやすくとっても面白いです。ああ、第3部が楽しみ!!
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)より
4101800340

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