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ラプラスの魔女
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ラプラスの魔女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全200件 141~160 8/10ページ
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面白い!謎めいた羽原円華のキャラクターに引き込まれました。 どんどん可愛くなっていく感じも良かった。 ストーリーもちょっとづつヒントを出していく感じが良かったです。 ただ予測する能力は、ジェノサイドのアキリとエマの新人類を思い起こさせたので星4つにしました。 ハートを上から落とすところと、木の葉を落とすところとかです。 | ||||
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と言うほどの衝撃はなかったです 楽しく最後まで読めましたが、社会問題や心理描写がメインの小説の方が好きです 超能力と言うか、常人ではありえない力を使ってのトリックは 先を想像することもできないので導かれるままに読んだ感じです 東野さんは博識だなとは、題名の由来などからも思いました | ||||
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面白い、この一言に尽きる小説。 読んでみるべし・・・。 裏切らない作家です。 好みはあるでしょうが、私は好きですね。 ヒロイン・円の深い思考がとても魅力的で引き込まれてしまいました。 サスペンスなのでこの辺で・・・。 | ||||
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未来を予測できる少女のキャラ設定は、私が以前から考えていたまんまだったので驚きました。手術ではなく生まれつきって設定ですが。 全体的に空想科学なのでセーフなのかもしれませんが、説得力が薄いかもしれません。 最後もダウンバーストじゃなくて竜巻にすればよかったのに、安直すぎるからやめたのかな?と。 伏線の張り方は丁寧で話の進め方もプロだな。と感心しました。 ただ、キャラクターのセリフに説明が多いのが気になりました。 未知の力なので説明するしかないんでしょうけど。 父性が欠如していることなんかも、もうちょっと他に何かなかったのかな?と思います。取って付けた感じがなんとも。 そんな事言わなくても、甘粕父の変人ぶりは説得力あったと思うんですよね。それだけで動機に繋がるんだけどな。と。 東野圭吾さん自身が完璧を求め過ぎて、蛇足が多くなってしまったんではないかな?肩に力が入っていたんではないかな?と、思うのです。 そうはいっても東野圭吾さんの作品は初めて読みました。 読みやすく、キャラ設定も親近感感じるし、ストーリーの進め方の匠っぷりもよく、甘粕父の本当の動機を露見するまでの過程は高評価だと思います。 多分、マドカの特殊能力よりも甘粕父の本当の動機が露見する過程を重視してたんじゃないかな? そっちが、話の中心だった気がします。 ついでに、ラプラスの魔女を登場させたって感じかな。 まあ、面白かったですよ。 | ||||
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東野圭吾の新作ということで、ファンの私はすぐに読みたくなりました。 この人の書く本はほんとに外れないとおもいます。 とにかく続きが気になって早く読みたいという気にさせてくれます。 おもしろかったです。 | ||||
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最近読んだ本の受け売りですが、生物における反応→反射→思考という流れのその先に来るものは何か?を考えた時にやはりそれは超能力のようなもの?となると思うんですね。ただ未来のことなのでそれがどのようなものになるかは想像または推理するしかない。SF推理作家はこんなものかも?あんなものかも?と一つの可能性を作品の中で示してくれるので好奇心を刺激してくれます。 この作品も超能力が出てきます。ここに出て来る超能力は細部まで全ての要素を把握し、それらがどこにどの点に収束していくかを予測するという能力です。ただし収束する前に外から別の要素が投入された場合、結果は予測とは違った方向にいってしまうことも。そのことはこの作品にも描かれています。これってアイザックアシモフの「ファンデーション物語」に出て来る超能力と似ているかも。 東野さんもアシモフも2人とも理系の人で、数学そのものは作品の中に出てきませんが、数学の集合論を扱っている。つまり1+1=2ではない数学を扱っているので1+1=2になる数学を扱うガリレオシリーズとは違和感を覚えてしまうのも納得できますし「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」という作者の言葉にも頷けます。 先程のアシモフの作品では、このままでは人類の暗黒時代が10000年続いてしまう。そこである天才科学者がそれを1000年に短縮する方向へ持って行くためのレールを引くわけですが、そのレールを曲げるような予想外の出来事(要素)が発生した場合、その要素を取り除かなければ計画は達成できません。そこで人知れず秘密裏に第二ファンデーションを設立します。そのミッションは計画を狂わすような予想外の要素の排除です。例えばミュータントの誕生です。第二ファンデーション対ミュータントの壮絶な闘い!詳しくは作品で。 というわけで「ラプラスの魔女」の終わり方は「ファンデーション物語」のような壮大なテーマの序章ならいいなと思ってしまいます。未来は知らないほうがいいということで終わっていますが、実はいろんな意味で意味深な言葉として私は受け止めています。その答えはどちらの作品の中にも描かれていると思うのですが。ただ説明すると長くなるし小説ではなくなるので、説明しないで描いている。 | ||||
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教授と少女をセンチな感じにしてほしかった。 せっかく教授の家庭が冷え切ってる描写があるのだから、教授の設定をもう少し若くして少女への恋愛感情なんかを取り入れてくれれば登場人物に入り込めたかな。なんて勝手に思う。 | ||||
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”群像活劇”とでも言うべきか。確かに、センセのプチ新境地的な内容だった点はちょい評価。しかし、登場人物が多すぎてストーリーの焦点がボヤけてしまった感は否めない。最近パッとしないなセンセ。書き下ろしをたくさん書いてくれるのはいいけどね。 | ||||
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ある研究所にに寝泊まりしている少女、羽原円華。彼女の周りではちょっと不思議な出来事が起こる。偶然なのか、それとも必然か・・・そして2人の人間が同じ原因で亡くなり、両方の現場に彼女の姿が・・・彼女は何者なのか?そして、何を探ろうとしているのか? 空想科学ミステリーといっても、途中まではまあ普通のミステリーなのだろうと思っていたのだが、いい意味でその期待は裏切られた。読み進めていく内に、意外な事実が明らかになる。SF小説としては文句なく面白い。予想外の真相を用意しているのがミステリーとするなら、その条件も満たしている。しかし、正統なトリックなどを使ったミステリーだと思っていただけに、ちょっとだまされた感は否めない。それでも、そもそも小説に決まりなどない。こんな小説もありかな、と納得させられた。最初から、SF+ミステリーだと意識した上で読むなら、十分楽しめる作品である。新しい小説を生み出そうとする東野さんの創作意欲が伝わってくる。著者はSF的な小説も上手いので、もっと書き続けてほしいと思う。 財政破綻しかけている日本、人類を滅ぼすといううわさもある人工知能の発達。そんな激動の社会に生きている身としては、主人公がどんな未来を見ているのかが非常に気になった。円華の目にはどんな先行きが見えているのだろうか・・・ | ||||
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物理学と経験則で、物事の先が予測できてしまう少女。 物理学を扱っているという部分でガリレオに通じるものもありますが、 やっぱり完全に別物ですね。 悪くはないですが、期待していた程ではなかったです。 少なくとも、単行本で買うと後悔するかもしれません。 いきなり文庫化で出てたら、星4つでしょうか。 | ||||
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目に見える僅かな材料を手掛かりに解いていく過程を楽しみつつ、まるで化石から線形代数を使って復元するように科学的で面白いのがこの作家の魅力。 彼の最高傑作は、トキオ・パラドックス13ではないかと考える。その主張は、誰しもが自分の判断の積み重ねで今を形成していると思い込んでいるだけであること。 そして、決定論的な風潮がまた強くなってきたと最近感じている。根拠はない主観だが。警鐘としての新刊かと・・勘違いだった。一時、著作権などで活動していたみたいだが、紙で読みたくなるような作品を、徹底したパラドキシカルなものをまた書いてほしい。もうガリレオで稼いだ分で時間をこさえてじっくり作ってほしい。カミュ以外で読む本がないのだから | ||||
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理系の人にはたまらない作品。東野圭吾全開です。どこまでも理系オタクな東野圭吾がここにいます。原子までさかのぼって考えれば、世の中のすべてのものが繋がっているということが主題でしょう。文系の人には小説というより、勉強本になるかもしれません。でもすべての人にオススメしておきます。科学を理解していたほうが今後いいことがきっとあると信じて。 | ||||
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私は理系なので、タイトルを見て基本的な題材は予測がついたのですが、「ラプラスの悪魔」を東野さんがどう料理するのか楽しみにしていました。 意外にストレートというか普通だったので少し拍子抜け。過去作品との比較でいけばこのぐらいの星かなと。 「ラプラスの悪魔」(魔女ではないです)が何かを全くご存じない方であれば、もう少し楽しめるかなと思います。 | ||||
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今まで読んだ東野圭吾作品の中では、一番くらい、つまらなかった。なんか、私には合わない、読んでてイライラ、よくわからない展開に困惑。これが30周年記念作品?と思うとちょっとがっかり。 | ||||
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この本の前半を読んで「これが真実なんだ」と思ったことが、後半になって次々と覆されていった。 人間にとって、人間社会にとって、「真実っていったい何?」と考えさせられる小説だった。 | ||||
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面白かったよとても。でも余り東野圭吾の作品は評価されないけどどうしてかな | ||||
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架空の能力をもった人物を縦糸に 温泉での硫化水素による死のなぞを 刑事と大学教授が追っていきます 「空路う科学小説」ということで、 面白いかどうか?半信半疑で読み始めましたが 一気読みでした。 「ラプラスの悪魔」とは ************************ ラプラスは自著において以下のような主張をした。 もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、 かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、 この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も(過去同様に)全て見えているであろう。 『確率の解析的理論』1812年 つまり、世界に存在する全ての原子の位置と運動量を知ることができるような知性が存在すると仮定すれば(ひとつの仮定)、 その存在は、古典物理学を用いれば、これらの原子の時間発展を計算することができるだろうから(別の仮定)、 その先の世界がどのようになるかを完全に知ることができるだろう、と考えた。 この架空の超越的な存在の概念を、ラプラス自身はただ「知性」と呼んでいたのだが、 後にそれをエミール・デュ・ボワ=レーモンが「ラプラスの霊(Laplacescher Geist)」と呼び、 その後広く伝わっていく内に「ラプラスの悪魔(Laplacescher Dämon)」という名前が定着することとなった。 ************************** 本書ではその知性をうら若き女性がもっているため「ラプラスの魔女」という 題名がついた・・・・ようです。 未来がすべてわかる能力があったとしたら・・・やっぱり悲劇なのでしょうね。 帯にある「作家デビュー30年、80作目の到達点」に 嘘はありませんでした。 ただ、私としては「祈りの幕が下りるとき」の方が、より評価は高いです。 | ||||
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ひと晩で読み終わっってしまいました。 引き込まれる文章や展開に、あっという間に読み終わりました。 ですが。それだけ。。という印象を持ってしまいました。 読後の爽快感や納得感というものがあまり感じられませんでした。 殺害方法、謙人のラストシーンのセリフ。など弱いなと感じたり、「?」と悪い意味での驚きがあり。 個人的には当作品はおもしろいと感じましたが、 東野圭吾作品にはもっとおもしろい作品があるのでしょうね。 | ||||
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一気に読めた。 人にも勧めたい一冊。 またこういった路線の本が出る事を期待 | ||||
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こういう言い方は申し訳ないと思うのですが、「毛の生えたライトノベルを読んだ気分」が私の読後の感想です。主人公は誰なのかわからないし、人物描写も中途半端なので感情移入しやすい私でさえ誰の目線で読めばいいのかさっばりわかりませんでした。 一応殺人事件は起きますが、肝心の動機もトリック(といえるのかどうか)もまるで理解できませんでした…… 個人的にガリレオシリーズがすきなので、こんなことがまかりとおるなら湯川先生は必要ないのではないだろうか…… この作中にも中途半端な湯川先生や、中途半端な内海刑事らしき方も登場しますがしっくりこない。 たまたま「聖女の救済」を再読した後にこの作品を読んだせいか、やはり東野先生は女性を書くのが苦手なのかな、と感じました。 いずれにせよ「東野圭吾」の「本格ミステリ」が好きな方にはおすすめできない作品です。 正直新刊で買う必要はなかったかな。中古で購入して暇な時に読めばよかったな、と思ってしまいました。 | ||||
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