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ラプラスの魔女
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ラプラスの魔女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全200件 81~100 5/10ページ
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映画化もあり主人公の青江教授やその他の登場人物を実写と当てはめながら全て読み終えた。 まだ映画は観ていないがおそらく本書の方が面白い気がする。 この本を実写化しようとすると、櫻井翔さんを一本の柱にするような映画にするのが難しいのではないかと感じる。 ラプラスとは 「もし、この世に存在する全ての原子の現在位置と運動量を把握する知性が存在するならば、その存在は、物理学を用いることでこれらの原子の時間的変化を計算できるだろうから、未来の状態がどうなるかを完全に予知できる」という仮説を立てたフランスの数学者である。(もちろんこのことは本を読んで知った) 手からサイコロが落ちる瞬間に傾斜角度や空気抵抗、反発係数がわかることからサイコロの目がわかる。アーチェリーの弓矢が放たれる瞬間に当たる場所がわかる。こういった物理学を駆使したミステリーは理系要素の強い東野圭吾ならではであり、ここの部分を楽しめなければ彼のミステリーを楽しむことができない。 本格的な王道のミステリーを好まれる方より、東野圭吾のまるでそんなことが本当に起こるんじゃないかと思わせてくれるテンポの良さが好きな人が読むべきなのかもしれない。 | ||||
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"円華という若い女性のボディーガードを依頼された元警官の武尾は、行動を共にするにつれ彼女には不思議な《力》が備わっているのではと、疑いはじめる。 同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた地球化学の研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する――。 価値観をくつがえされる衝撃。物語に翻弄される興奮。 | ||||
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作られたヒロイン。虚構をつくり続ける深い闇の映像業界。 傲慢かつ自分たちが特別だと自負する映像業界に対して何か言いたかったのではなかろうか、作者は。 映像業界を良く知っている自分の捉え方である。他意はない。 ただ、作中に示される「普通の人々が世界を動かしている(略)」という部分はやけに心に残った。 実に興味深い本であった。 | ||||
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タイトルの「魔女」から超能力系だったら嫌だなぁと思いましたが、 そういうわけでもなく、最後まですらすらっと読めました。 ラストの共犯者の尾行~とある建物に主要人物集合あたりの展開やセリフがちょっとクサイかなと感じました。 余談ですが地球科学の教授が湯川学でガリレオ作品でも良かったかなと思いました。 | ||||
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物語に引き込まれ、久しぶりに読書時間が増えました。 微かな寒気を覚えつつ、読後感が今一なので☆4つで。 | ||||
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東野氏のアイディアは尽きない様だ。今度は超能力テーマか?それとも予知能力?はたまた天気を操る悪魔か。著者はどう料理 するのだろうか。ほーそうきましたか。アルデンテですね。美味しいのですが私にはちょっと硬かった様。その理由を述べると ネタバレになってしまうのでカットします。 前半は誰が主人公か明確でなかった。不思議な力を持った少女円華か?にしても登場回数が少な過ぎるし、ならば刑事の中岡 か?それともひょっとして青江教授?でも印象が薄く人間像が見えてこない。せめてガリレオ位の個性は欲しい。5月4日から映 画が上映されるが、だれがどの役を演じるのか楽しみである。そうそうたるスターが出演している。広瀬すず氏が円華を演じる のはラプラスの悪魔ではなくとも高い確率で予想できるが、その外は量子のごとく不確定。映画館で確認することにしよう。 | ||||
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東野作品に時に登場するSF要素の入った作品です。本作品はその要素が比較的強いので、好き嫌いがはっきり別れるのではないでしょうか?後半は一気に読みする面白さはありますが、全体としては、東野作品の中では平凡、特に動機の部分が雑というか、共感できません。強くお勧めできる作品ではありません。 | ||||
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まもなく櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰が出演する映画が始まる。 「ラプラス」とはどこかで聞きおぼえがあった。 読み進めるうちに、それが何かがわかった。 学生のころに数学を勉強、便利なものとして取り扱っていたもの。 ラプラス変換、ラプラス方程式。 冒頭は”魔女”といった魑魅魍魎の中世的な世界を匂わせている。 でも、そこはやはり蓋然性ある東野圭吾ワールドが開花していく。 科学的に、論理的に、関数解析学の数式による演算の世界。 不思議な現象が科学的に証明され解明されていく。 理系のノリに、関心は加速的に高まっていく。 | ||||
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「白夜行」を読んだ直後でしたので。 場面の切り替えで話を伸ばし伸ばし、しのいでいる感じがしました。 | ||||
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ラプラスと聞いてピンときた人ならば(ポケモンではないですよ)、この書名と表紙の絵だけで、事件のトリック(?)は分かってしまうと思います。そういう意味で、これはミステリーではないような。 ただ、本書の肝はそもそもトリックとか犯人探しではないと思います。ミステリーとしての売り出し方は、本書の内容を誤解させて不当に評価を下げることにつながっているようで、残念です。私はある特異な少年少女の物語として、楽しく読むことができました。彼らの将来が気になりもします。 ラプラスという実在の人物について初めて知ったという方は、読了後に、少し調べてみると面白いのではないかと思います。ラプラスの魔物とシュレーディンガーの猫との関係、とか。本書と直接関係はないですが。 本家のラプラスをご存知の人にとっては、ヒロインの円華の能力は未熟で(まああくまで人間なんだから当たり前なんだけど)、ラプラスの魔女というよりも魔法少女といったところ。 余談ですが、円華のセリフを広瀬すずで脳内再生したらとてもしっくり来たので、映画はきっとハマり役なのではないかな。 | ||||
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気象の予見ができるほどの超能力が簡単に実現できる。 それも政府の管理下に・・・・どんな未来が待っているか この本の結末よりずっと恐ろしいストーリーがあるはずだ・・・・ 映画、櫻井君が青江教授だって?なんかなあ | ||||
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皆さんの評価が思ったほど高くありませんが 僕は好きです。 広瀬すずちゃんの映画も見たいと思いました。 ところで櫻井君は何役なの? 当てはまる役がないのですが・・・ | ||||
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一気に読んでしまいました! 作者の書き方が理路整然としていて読みやすく、ストレスなく読めました。 犯人に感情移入できると楽しめます。 若干ご都合主義を感じますが。 硫化水素による中毒死から犯罪と犯行動機が明らかになっていきます。 お父さんの”屑”っぷりが物語に華を添えます。 このボリュームをどのように映像化できているか映画が楽しみです。 脚本や演出が大変そう・・・ キャストがミスマッチしてないか心配です・・・ | ||||
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2018年3月14日、理論物理学者ホーキング博士が亡くなった。その影響で、私は4月7日に「ホーキング、宇宙を語る」(ハヤカワ文庫)を読んだ。その中で、何度もラプラスという名前が出てくる。曰く。 「フランスの科学者ラプラス侯爵は19世紀のはじめに、宇宙は完全に決定論的であると論じた。(略)ラプラスはそこからさらに進んで、人間の行動を含めたすべてのことを支配する同じような法則があると想定したのである。」(87p) その文章を読んで、映画好きの私は、5月公開予定の「ラプラスの魔女」の文庫本が本屋にあることを思い出し、本書を手に取った。一気読みしたのが、4月9日である。 だから、少し科学史に詳しい人間ならば、「ラプラスの魔女」という題名だけで、本書の内容の40%ほどは推理ではなく、予測がつくだろう。 それでも読ませて愉しい時間を過ごさせるのが、東野圭吾のエライ処だろうと思う。 映画化では青井役であろう櫻井翔がなぜ主人公になっているのか、本書を読むと違和感がある。まあお陰で「魔女」は広瀬すず以外ではイメージ出来ないぐらいにはなった。作者はもしかして彼女をイメージして本書を書いたのか? もちろん、小説は途中で必要なデータを小出ししてくるので、本書の半分で本書の全てを予測するのは不可能である。ただ、以下のことは指摘しておかねばならない。本書はこれで完全ではなく、「未来」において必ず続編が作られなければならない「予測」が成り立つ。 ホーキング博士は、先の引用に続けてこのように書いている。 「不確定性原理は、完全に決定論的な科学理論、宇宙モデルというラプラスの夢の終わりを告げるものだった。宇宙の状態ですら精密に測定出来ないのであるから、未来のできごとが正確に予測できるわけがない!」(89p)「ラプラスの決定論は二つの点で不完全であった。法則をどう選び出したらいいのか述べていないし、宇宙の最初の配置も示していない」(239p) このことの決着は、本書ではまだ描かれていないからである。 もっとも、私の「予測」も、もちろん決定ではない。 2018年4月9日読了 | ||||
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今回森村作品を同時に二点注文いたしましたが面白かったです。さすがに 色々な発想が展開いたしベストセラー作家ですね。 | ||||
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東野圭吾さんらしい題材ですね。ちょっと迫力がなくって残念!です。 | ||||
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東野作品は初めてだったので、過去作品の延長線上での期待みたいな予断を持つことなく拝読させていただきました。 冒頭から全ての人物造形が鮮やかで、素人の私でも、登場人物それぞれに対して自分なりの俳優さんをイメージしながら読み進めてしまいました。そりゃあ映画化したくなるよな、と納得の内容でした。 経験豊富なプロとしての熟練の技巧や仕掛けを堪能できるケレン味たっぷりの匠の逸品といった味わい深い作品だと思います。 現実的には有り得なくても、或いは現時点ではトンデモネタと思われるような希望的観測も含めた科学的知見がもし、実証されたら起こるかもしれないことをテーマとしている、という意味では、映画『インターステラー』と共通する感覚もありました。 | ||||
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フランスの数学者ラプラスの名がタイトルに挙げられている、東野圭吾お得意の科学系ミステリ。 デビュー30周年記念作品だそうです。 500ページ弱の長編で、前半から中盤にかけてのややスローペースな展開に、もしやこれはハズレか?と心配しましたが、後半にはちゃんと展開がありました。 地球化学専攻の青江教授はとある自然事故の原因究明にあたるが一筋縄にはいかない。 専門家であるがゆえに抱く疑問と好奇心が、青江教授を徐々に真相に近づけていくが…そこには「ラプラスの悪魔」なる非現実的な現実が待っていた。。 かつての「変身」や「分身」のようなものかと想像しながら読み進めましたが、それらで描かれていたような科学に対する倫理的な問題提起や、人間の葛藤や苦悩、時代の先取りといった側面はあまり深く感じられず、本作では比較的ライトな感は否めませんでした。 映画化されるとのことですが、映画化することも含めての作品なのか? ストーリーの中心は必ずしも青江教授ではなく、描写、登場機会、ストーリー上の重要度など、どの点からみても重点が各登場人物に分散しているような。 青江教授の比率が高くないので、映画化に際しては大分手を入れるのかなと。もしくは各キャストを活かす役回りとしての櫻井クンとなるのか… タイトルから感じられるほど重厚さはなく、軽く楽しめる一冊だと思います。 | ||||
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立ち寄った本屋でランキング1位 時間があったので手に取ってみました タイトル通り 登場人物と共にもやもやしながら、教えて!と思いながら一気に読めたのでよかったかな | ||||
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同時期発売のダイイングアイのほうが、断然面白かったよ、東野圭吾復活かとおもったが残念 | ||||
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