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ラプラスの魔女
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ラプラスの魔女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全200件 41~60 3/10ページ
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羽原博士という脳外科手術の天才が居て、甘粕という映画監督の娘が自宅で起こした硫化水素自殺の影響で植物人間と化した息子の謙人を奇跡的に救ってしまった事を骨子とした物語。作中の中盤辺りで甘粕のブログという形式でこの事実が読者に知らされるのだが、語りの妙というよりは、作者の自己都合だろう。 羽原の娘の円華は羽原が謙人の手術を行なっている丁度その時に、竜巻で母親を失う。そして、円華は自然現象の予測・操作を出来る特殊能力を持っているらしく(本気かね?)、これなら作中で起こる屋外での硫化水素殺人も容易であろう(屋外での硫化水素殺人・自殺は極めて難しい)。作者の事だから、謙人が円華と同じ能力を持っていても不思議ではない。殺人の動機も自然と出て来て芸がない。そして、本作の一番の瑕疵は上述した特殊能力を複雑系の理論で説明を試みた点で、複雑系の数理的解明は特殊能力の保持よりも遥かに現実離れしており100年早いと呆れた(あの寺田寅彦も複雑系の研究をしていたんだよ。パラメータが多過ぎて、正確な数理モデル作成が不可能)。良く知らない癖に遺伝的アルゴリズム(人工知能)やナビエ・ストークス方程式(流体力学)等の話を持ち出している点も見苦しい。理数系作家を自称する作者としては情けない事この上ない。また、物語に起伏がなく、読み進めるに連れ自然と真相に近づくので読者にスリルもサスペンスも感じさせない味気なさ。 登場人物の造形も機械的で、血が通っている様には見えなかった。結局、大した物語も紡げず、自身の上っ面の理系知識をひけらかしただけの愚作である。ところで、ラプラス(Laplace)が人名(フランス人数学者)だって事を知ってましたか ? ラプラス変換を御存知ない方は本作を読むなという作者の傲慢で、本当に読者をバカにしている。 | ||||
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東野圭吾の作品が大好きで、 というか小説は東野圭吾のしか読まない。 散りばめられたストーリーが、最終的につながっていく展開が面白く、文章も読みやすく、あまりおもしろいと感じない作品でもなぜかサクサク読みすすめてしまいます。 本作品も、いつものごとく、とても読みやすい作品ですが、物語の展開がある程度予測できました。 なので星2つ。。 自分には合わない作品があったとぶつぶつ言いながらも、これからも東野圭吾作品をせっせと読み漁ることと思います。。 | ||||
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殺害方法がそもそも非現実的なので,序盤どのようなトリックを使ったのか気になった私としては少々がっかり。 トリックがこの小説の主ではないと分かったうえで読み進めたが,あまりこれというものが私には突き刺さらなかった。 しかし,読み進めるのは苦ではなかった。あまりこの方の小説を読んでいないので,今後他の小説にも手を出そうと思う。 | ||||
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実際にはありえそうもない事が起こる。そこには大きなトリックがあり、それが最後に明かされる、というように、いつものように読者は期待する。ストーリーはさすがに面白い。しかし、残念ながら、この本に関しては、最後はとても納得できる種あかしではなかった。熱力学や統計力学などを学んだ方は、私と同じように思うのではないだろうか。確率的にとても小さい事を頻繁に起こすトリックを期待したのだが、これでは、とても無理でしょう。ラプラスの悪魔は居なかったようである。取り上げてみたい誘惑にかられるテーマではあるが、失礼ながら成功したとは言えない。オカルトものならともかく、著者は今後、この手のテーマは取り上げ無い方がいいだろう。 | ||||
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すっきりしない。読んで良かったか、時間の無駄か微妙。興味深いのは、未来を予測できる能力をもつようになる脳への施術の話しで、現実感を感じてしまった。色んな人間が絡む、ストーリーはよくあるパターンの殺人事件ので、陳腐だ。 | ||||
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タイトルからある程度筋書きを予測することはできました。ラプラスの魔女なのかラプラスの悪魔なのかは読んでから、というところでしょうか。願わくば、バタフライ・エフェクトを要素とした類似品を書かないでほしいと思いました。 | ||||
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東野作品は本当に読みやすく、面白いのだがこれはちょっと話しが強引過ぎないだろうか。漫画ならありかもだが。後、やっぱり罪を犯したやつが償わないのは不快。復習ですますなよ。 | ||||
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櫻井くんが好きで買ってしまいました。原作面白いですね。 | ||||
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やや突飛な設定に思われるものの細部まで丁寧な描写でリアルに惹き込まれる | ||||
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相変わらず、上手いです。必ず一定水準以上の面白さがあると思います。 でも最近SF風が強すぎて登場人物の「異常すぎる性格」とか「異常すぎる能力」という設定に頼りすぎていて昔の作品のようにのめり込めない自分がいます。 大気の動きを一瞬で把握して竜巻や雷を予想できる犯人。 この能力で毒ガスが滞留する場所とタイミングを計って殺人、っていうのはなあ・・・ これはもうミステリーではなくSFだという前提で読まないとダメなんでしょうね。 このまま行くと 「時が止められる("時生"が似たような話だったけど)」とか 「何百キロ先でも見えてしまう」とか そういう登場人物設定もでてきてしまいそうです。 どこかで超絶人間のインフレ化が止まってほしいものです。 といいつつも最近気まぐれで再読してみると 虹だの竜巻だといった天候をバッチリ正確に予想するというのは、所謂「シンギュラリティ」が実現すれば可能となるのではないかと思い至りました。 この作品を30年後に読むと、また違った印象を抱くのかもしれません。 | ||||
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高評価でびっくり。久しぶりに小説を読みましたが、ここまでひどくなってるとは。。。登場人物も全員魅力がなく、誰の目線にもなれない。トリックも何もない。ファンタジー??? | ||||
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意外と評価高いのですね。 一番重要なトリックの内容が、いくらなんでもそんなことある?的なもので、途中から展開が読めたのもあって、あまり面白くなかったです。 ただ、東野圭吾さん作だけあって、読みやすく、途中までは面白かったので星は2つとしました。実質は星1.5です。 | ||||
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映画化が決まって、配役もわかってから読んだので、 ついつい、広瀬すずを思い浮かべながら読みました。 櫻井翔は好きですが、正直、少し原作とイメージが違いましたが、皆さんはどうでしょう? | ||||
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推理小説としては、特別意外な展開はありません。途中で大体の予想はついてしまいました。 ただ、愛する者を失った少年少女の心情と、特殊能力の使い方に、共感したり、ゾクゾクしたり、ミステリーとはまた違ったスリルが味わえ、面白かったです。 ヒューマンドラマやファンタジーとして読むと、楽しめると思います。 エンディングでの円華の何気ない一言は、特殊能力を持つ人間がきちんと自分をコントロールしながら人と接すると、やっぱりこういう台詞になるだろうなと、誇らしさと孤独感の両方が感じ取れました。 本を読んだ後に、全ての映画キャストを知りましたが、主演の櫻井翔さん、広瀬すずさんの他、佐藤江梨子さんやリリー・フランキーさんも、全キャストがハマり役! 映画もぜひ観てみたいです。 | ||||
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正統派のミステリーです。序盤からぐいぐいひきこまれます。最後の部分が、そんなことある?という感じもありますが、全体を通してリズム感よく読めるのでいいです | ||||
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I bought this for Sakurai Sho and it‘s really great! | ||||
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現象から物理現象から考えて訓練で推測できるようになっていく という考えが 単なる予知能力がある ということと違って、現実的にありそうでなるほどと思えて納得して読めました。 特殊な能力を持っている謙人や円華は、不幸な生い立ちを背負っているせいもありますが感性が常人離れしており、そこが魅力的です。 武尾も無骨で不器用で愚直なところが、愛着湧いていいですよね。 ただ、甘粕才生は詰めがぬるいところと、やや地味な殺人方法が もやもやっと残ってしまいました。 しかし、文句なく面白かった作品でオススメできます。 | ||||
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読んでいて感じることが「やっぱ東野圭吾はストーリーテラーだなぁ」ということ。 逆に言えば、そういう感想しか出てこない作品。 読み終えてもなお、空想科学読本の出番ですね!とか思ってた。 プラチナデータが面白かったという人は、この作品も面白いと思う。 つまらなかったという人は、たぶんこの作品も退屈だと思う。 映画は観ていないが、読んでいて この二人を広瀬すずと福士蒼汰が演じてるのかぁ観たいなぁ!! と思えた。 | ||||
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この人は、意図的に物語に都合の悪い部分をミスリードする悪癖があるのだが、今回は不確定性原理を全く無視した部分は良かった。ただ、脳にパーツを埋め込み新能力が開花するくだりはコリンウィルソンの「賢者の石」を思わせるし、新能力開発の古典的SF「ブレインマシン」を連想させる少年少女とか、発表から半世紀たった古い小説から引っ張ってきたようなあれこれが随所にみられる。単にそれらからインスパイアされたものとは思うが、ね……ちょっとな。話自体は面白いよストーリーテラーとしては定評のある人だし… | ||||
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本書は、①各キャラクターの背景、②複数のストーリーの交錯、③「ナビエ- ストークス方程式」などの理系雑学など、「東野圭吾」好きには満足できる作品である。 | ||||
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