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ラプラスの魔女
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ラプラスの魔女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全200件 101~120 6/10ページ
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物理学や脳科学を見事なエンタメに落とし込んだ作品で、500頁近い厚みを感じさせない読み易さは流石だなと感心する。 超常現象と殺人事件が徐々に一本の線に繋がるのはやはり胸踊る展開。 しかし、本作の要である自然現象による殺害トリックはファンタジー設定過ぎて、本格科学ミステリーを期待した身として非常にガッカリだが、これは「ガリレオ」シリーズと差別化する意味合いもあるのだろうか。 ストーリーは完成度、当然高いので確かに映画化にはもってこいの作品だ。 新幹線の売り場で目を惹かれて購入。 | ||||
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さすがは東野作品らしく、先が気になりページをめくる手がとまらない。しかし、読み終えたあとは「期待した程ではなかったなぁ」感が強かった。東野作品は実際に存在しそうなリアリティのあるキャラが登場するのが魅力だが、この作品のメインキャラ二人は「ラプラス」という現実離れした能力をもっているせいで現実味が乏しく、アニメのキャラクターのように嘘っぽいのだ。(魔法少女でも意識しているのだろうか・・・)。私は、あまりこういうのは東野氏の作品には求めていない。二人が特殊能力を使って勝手に話を進めてしまうので、やや置いてけぼり感をくらってしまった。 | ||||
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評価の低いレビューを見ると、王道の推理小説を望んでいる方が多いような気がします。 これはプラチナデーターでも思いましたが、作者の意図が、一応推理小説の体はなしているが犯人とか殺害方法とかが重要じゃない部類の作品だと思います。 プラチナデーターでは、いくらシステムがよくても、使いこなす人間がバカだと意味ないよ。という風刺ですし、 本作では、ネットを盲信する人々への皮肉。幸せとは?という東野圭吾には珍しいストレートさ。 容疑者Xや、天空の蜂、ほどの完成度には到底及びませんが、 それでも面白く拝読させていただきました。 | ||||
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面白さとしてはまあまあで、評価は3.5は出来ないので、切り上げて4個にした。 感じたことは二つあって、ひとつは「『ラプラスの魔女』になれない自分たちは幸せなんだろうな」ということ。 詳しくは書けないけど、そう思った。 二つめは、社会の歯車に過ぎない自分たちだけど、必要な存在なんだろうと、いうこと。 そう思ったとき、もっと自信をもっても良いのかもしれないと、思った。 読むべき価値がある作品だと思うので、多くの人に読んでもらいたい。 | ||||
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ストーリーが面白く、先を読まずにはいられない魅力を持っているものの、「え?これで終わり?」っていう、その後にしみじみ心に残るようなモノが何もないという東野作品全体に漂う安定感はブレませんw エンターテイメントとしてはそれで充分すぎるほどの価値はあるのでしょうが。 | ||||
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あれだけの数を創出する作者だけに秀逸なものもあれば、駄作とまではいかなくてもそこそこの出来で仕上がってしまうものがあるのも仕方ないのかもしれない。この作品はぐいぐい引き込ませる強さが感じられず、けれどそこはやはりこの作者の巧さで、結果知りたさに結局読み進めた。一気に読ませる他の作品(容疑者Xの献身など)と比べると冗長この上なく、そこがやはり星2つになってしまう。登場人物がやたらと多く、主人公に的が絞れてないのも(だいたい主人公が誰になるのかもよくわからない)全体的にボケしてしまう原因かも。そして何より最後の強盗のシーンは全くの無駄。円華の能力はもう証明済みなのに、どうしてまたここでダメ押ししなければならないのか、それが理解できなかった。 | ||||
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脳科学最前線の情報を取り入れた傑作。科学系ということでありながら湯川先生が登場するわけでもなく、加賀刑事が状況証拠から犯人を追い詰めるのでもないのが、さらに良い。 本の帯に”空想科学ミステリ”とあるが、実はすでに起こりうることであると思う。脳科学の最前線では信じられないことが起きている。著者はその様な最前線の情報を巧み取り入れるのが上手だ。 ストーリーの展開もテンポが良く、ついつい一気読みになってしまった。 | ||||
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粗筋だけだとガリレオシリーズみたいな理系ミステリーかと思ってしまうが、実際は東野氏の虹を操る少年とかの系譜に属する超能力サスペンスものだ。 前半の中毒死を巡るミステリーっぽい要素とトリックがそのままやないかという超能力の要素がどうもうまくかみ合っていない気がする。 バタフライエフェクト系のネタなのに扱っているのは2時間サスペンスドラマの温泉街の事件レベルなのでどうにも話が広がっていかない。 ストーリー自体もほぼ予想通りの展開になっていくし、殺人事件の真相も流星の絆とかと同じパターンである。 東野氏の過去の作品を読んでいるとどうも過去作品の要素の焼き直しで構成したかのような新鮮味に欠ける話だ。 東野氏の作品としてはどう読んでも凡作の部類に属する作品であろう。 それでもそれなりに最後まで読ませるのはさすがではあるが・・・。 本作は映画化が決定しているが、わざわざ映像化するほどの魅力がある原作とは思えない。 | ||||
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ピエールシモンラプラス 最後の結末をもう少しひねってほしい 映画に期待 | ||||
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東野圭吾さんの作品にしては珍しく、登場人物の描写が薄く、ストーリー自体も引き込まれまれず、眠れず読破には程遠くイマイチでした。もこの手のSFだと、宮部みゆきさんの方が上手かな? 東野圭吾さんの作品は、眼を見張る素晴らしい物が多いので、期待値がそもそも非常に高い為、この様な感じがするのかもしれません。 | ||||
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中野信子の「サイコパス」を読んでおくと、東野圭吾の物語の現実感が高まるだろう。残虐な殺人を犯しても、まったく反省の色を見せない事件は、現実でもときどきニュースになったりする。――「サイコパス」ちょっとだけ引用してみる。 ――脳科学の劇的な進歩により、サイコパスの正体が徐々に解明されてきた。脳内の器質のうち、他者に対する共感性や「痛み」を認識する部分の働きが、一般人とサイコパスとされる人々では大きく違う。また、サイコパスは必ずしも冷酷で残虐な殺人犯ばかりではなく、大企業のCEOや弁護士、外科医といった、大胆な決断をしなければならない職業の人々にサイコパスが多いという研究結果も存在する。”サイコパスは遺伝”と断言はできないが、”サイコパスに遺伝の影響はない”と言い切ることもできない。―― 脳科学の劇的な進歩は人間観も変化させつつあり、橘玲(文藝春秋SPECIAL2017夏号)によると「意識は幻覚で、わたしとは無意識のことだ」という。例えば、文字や画像を意識できないほど短い時間表示させただけで、行動や認知に影響を与えるサブリミナル(潜在意識)効果で、これは無意識が意識よりも高度な認識能力を持っていることを示している。――眼球は、1秒間に数回の頻度で細かく動いている(サッカード=衝動性眼球運動)。ところがこれをすべて意識してしまうと視野が揺れて直立できなくなるから、意識を集中できるのは1カ所だけにして、それ以外の視野から来る情報はすべて無意識に任せ、危険を察知したときだけ警告を発するシステムになっている。―― 東野圭吾の物語は、脳の改造により脳の情報処理能力を極端に高速化し、無意識の領域を意識で制御できるようにしたものかもしれない。ー>少女はラプラスの仮定する無限に近いデータの直観的解析によって未来の状況をほぼ完璧に予測できるラプラスの魔女、ということのようだ・・ | ||||
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娯楽作としては、まあ過不足ないのでは。 ストーリー全体を通じて、タイトルの「ラプラス」が殆ど関わってこない点は、大きなマイナス。 タイトルに惹かれて読むと、がっかりするかも。 | ||||
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とても面白い作品でした。東野圭吾さんのは何回も読みたくなる本と面白かったけど何回も読む気はしないものがあるのですが、これは何回も読みたい本です。強いて悪い部分を言えば主人公が教授にしてはバタバタしすぎ? | ||||
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読みやすくわかりやすい小説でした。 しかし主要登場人物が無駄に多い。 その分人物設定が雑になった感は否めないし、魅力ある登場人物に出会えなかったことはとても残念に思えます。 また、(以下ネタバレあり) そもそも円華が人体実験を望む動機が弱いと思います。母親を亡くしたのはショックだったと思いますが、「人体実験」ですよ?実の子供で人体実験なんて、個人的に大嫌いな某有名コミックを思い出して気分が悪い… これ、映画化ですか……きっと人物をもっと絞ってスリムにするんだろうと思いますが、脚本に期待します。 | ||||
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多少鼻についた 「わかるもんは分かるっしょ、フツー」みたいなポーズを取りながら「自分は特別」であると誇示してる感じが全体から漂ってる感じ クライマックスシーンが、今までテレビドラマを見ていたのに、いきなり「舞台」に場所移した感じの印象だった | ||||
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思っていたよりも、早く着きました。 早く読みたかったので、よかったです。 面白かった‼️あっとゆうまに読んでしまいました。 | ||||
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思ったより長編に驚きながらもさすがの東野圭吾さん。あっという間に引き込まれて楽しく読んでいます。 | ||||
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まだ読み出したばかりですが、展開が面白くて好きになりました! | ||||
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期待をうらぎらない作品で引き込まれて読み終わりました。 映画が楽しみです。 | ||||
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硫化水素による娘の自殺と,それに巻き込まれ植物状態となった弟. 脳を蘇られせるための手術の結末と,その父親の真実とは? 何らかの脳手術の結果,何かが起こり,現在の不可思議な事件に何らかの関わりがありそうだ. と,これだけのことを真相を少しずつ見せることで,読者の関心を 最後まで引っ張り続ける小説の構成力はやはり巧みである. 医学的・科学的考察はちょっと子供だまし感は否めないが, まあ,そこは作品の中核的要素ではないと割り切っているのだろう. なぜなら,本作品の真相に,手術や特殊能力は実のところ不可欠要素ではないのである. 1人の狂人の幻想もしくは妄想というだけでも十分なテーマ足り得ると思うが, 同類のテーマの作品はすでに東野氏も書いているので, SF的要素を盛り込んでサスペンス色を強めたというところか. | ||||
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