ドクター・スリープ

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評判

ドクター・スリープの評価:

4.03/5点 レビュー 58件。 D ランク

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平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全111件 101〜111 6/6ページ
No.11
(5pt)

続編らしい続編

久しぶりのスティーブン・キング読書を楽しんだ。私はキングがまだ日本でブレイクする直前にパシフィカ刊行の
『シャイニング』を1980年の映画公開前に読んだというのが自慢で(高校生だった)、これが最初のキング体験
だったので、当時のまだ数少なかった翻訳はほとんどすべて追いかけた。

その頃はまだ邦訳も少なかったので、村上春樹のキング評論「疲弊の中の恐怖――スティフン・キング」(「海」
1981年7月号)まで読んだ。

しかし、そういうマイナー時代のファンの悪癖で、メジャー作家になってからは離れてしまい、80年代半ば以降
の作品はほとんど読まずに来てしまった。『ファイヤースターター』は熱狂した。『クージョ』は私にとってイマ
イチでこのあたりで離れた。『スタンド・バイ・ミー』は映画としてずっとあとになって、午前10時の映画祭で見た。

そんな私であるが、本作には大変感動した。

ダニーやハローランという名前を見ただけで、大きな感動がある。物語に引き込まれる体験を楽しんだ。とくにダニーが
父親のジャックと同じく酒に対して弱さを見せるところにおっさんとなった読者の私は大きく反応した。

前作を未読でも、年若い読者でも楽しめると思いますが、でも本作は前作を読んだ上で(映画は不可)、そして、できれば
30年のインターバルをおいた上で最大限ダニーに感情移入して読むべき作品に思えます。
ドクター・スリープ 上 Amazon書評・レビュー: ドクター・スリープ 上より
4163902783
No.10
(4pt)

幸せのおすそ分け

多分、原作より映画のほうを見られた人のが多いと思いますが、まず、読者はこれが映画「シャイニング」の続編だということを知っておいてください。
キューブリックの映画は閉鎖された古ホテルで父親のジャックひとりが勝手に狂気にさいなまれていき、最後には家族殺しへと爆発するホラー映画となっていて、ホテルの亡霊も病んだジャックの心の闇か実際に存在する超自然的なものか曖昧になっていますが・・・
原作にはキューブリック映画ではほとんど語られない家族としてのトランスの葛藤(アルコール依存、DV、それでもぬぐいきれない夫婦、親子としての愛)が詳細に描かれており、ホテルの亡霊たちは実際に存在し、彼らの心の隙につけ入りながら、ジャックを狂気へと導き、息子であるダニーのシャイニングを手に入れようとします。小説「シャイニング」はホラー小説であるとともに、いや、もしかしたらそれ以上に家族の絆の物語なのです。
この前提なくして本作は成立しないので、読まれる前に映画は忘れて必ず原作「シャイニング」を読んだほうがよいかと・・・。
本作そのものは雪のホテルでの惨劇から生き残った少年ダニーが、事件のトラウマと己の超能力との葛藤と戦いながら成人し、ホームレス同様に放浪したあげくとある町の住人たちの善意によって立ち直ってゆく過程とシャイニングでリンクしあった少女アブラを餌食として狙うトルゥー・ノット(映画「ニア・ダーク 月夜の出来事」のように放浪する吸血鬼ですが、こちらは血そのものではなくダニーやアブラが持っているようなシャイニングを糧に生きている)との戦いが描かれます。
吸い込まれるような語り口、ついついページを繰ってしまう展開は健在ですが、キング全体の作品としてはイマイチ・・・そもそも「シャイニング」を超える・・・気はもともとないみたいなので、それを期待すると裏切られます。キング自身が言及しているように「意味あの人は今?」で始まった物語ということもあり・・・ホラーを楽しみながらダニー(成人してダン)のあれからと今を見守る物語として読むべきなのでしょう。ここには「シャイニング」に代表される初期作品群に流れる底辺生活の焦りと怒りはありません・・・苦悩、苦難を乗り越え円熟し、幸せをつかんだ作家が、過去からの同志であったキャラクターに、自分の幸せをおすそ分けしている姿を見るような気がしました。
キング・ファンとしてはトルゥー・ノットの連中がある意味シャイニングを持っているともいえるキャリー・ホワイトとチャーリー・マッギーを何故ターゲットにしなかったのか突っ込みを入れたくなりますね。(あいつらも食べようと思ったけど、キャリーは目覚めてすぐ死んじゃったし、チャーリーは捕まえる前にマスコミデビューして手が届かなくなっちまったし、ジョン・スミスのは後天性だし、それに歳取りすぎてる・・・とかね)
なお、本書よりちょっと先に息子のジョー・ヒルが「NOS4R2」発表しており、こちらも超能力少女と魂を食い物にする吸血鬼との戦いを描いたものです・・・それ以外は本書とは似ても似つかぬ物語ですが、「NOS4R2」の悪役チャーリー・マンクスは自分の同族としてトルゥー・ノットを名指ししたり、その他にも本書を意識したお遊びが随所見られます。本書のほうを先に読んだのでわかりませんが、こちらにも同様のお遊びがあったのかもしれません。合わせて読むことお薦めです・・・というか、「NOS4R2」のほうが面白いです・・・。
ドクター・スリープ 下 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドクター・スリープ 下 (文春文庫)より
416791008X
No.9
(4pt)

幸せのおすそ分け

多分、原作より映画のほうを見られた人のが多いと思いますが、まず、読者はこれが映画「シャイニング」の続編だということを知っておいてください。
キューブリックの映画は閉鎖された古ホテルで父親のジャックひとりが勝手に狂気にさいなまれていき、最後には家族殺しへと爆発するホラー映画となっていて、ホテルの亡霊も病んだジャックの心の闇か実際に存在する超自然的なものか曖昧になっていますが・・・
原作にはキューブリック映画ではほとんど語られない家族としてのトランスの葛藤(アルコール依存、DV、それでもぬぐいきれない夫婦、親子としての愛)が詳細に描かれており、ホテルの亡霊たちは実際に存在し、彼らの心の隙につけ入りながら、ジャックを狂気へと導き、息子であるダニーのシャイニングを手に入れようとします。小説「シャイニング」はホラー小説であるとともに、いや、もしかしたらそれ以上に家族の絆の物語なのです。
この前提なくして本作は成立しないので、読まれる前に映画は忘れて必ず原作「シャイニング」を読んだほうがよいかと・・・。
本作そのものは雪のホテルでの惨劇から生き残った少年ダニーが、事件のトラウマと己の超能力との葛藤と戦いながら成人し、ホームレス同様に放浪したあげくとある町の住人たちの善意によって立ち直ってゆく過程とシャイニングでリンクしあった少女アブラを餌食として狙うトルゥー・ノット(映画「ニア・ダーク 月夜の出来事」のように放浪する吸血鬼ですが、こちらは血そのものではなくダニーやアブラが持っているようなシャイニングを糧に生きている)との戦いが描かれます。
吸い込まれるような語り口、ついついページを繰ってしまう展開は健在ですが、キング全体の作品としてはイマイチ・・・そもそも「シャイニング」を超える・・・気はもともとないみたいなので、それを期待すると裏切られます。キング自身が言及しているように「意味あの人は今?」で始まった物語ということもあり・・・ホラーを楽しみながらダニー(成人してダン)のあれからと今を見守る物語として読むべきなのでしょう。ここには「シャイニング」に代表される初期作品群に流れる底辺生活の焦りと怒りはありません・・・苦悩、苦難を乗り越え円熟し、幸せをつかんだ作家が、過去からの同志であったキャラクターに、自分の幸せをおすそ分けしている姿を見るような気がしました。
キング・ファンとしてはトルゥー・ノットの連中がある意味シャイニングを持っているともいえるキャリー・ホワイトとチャーリー・マッギーを何故ターゲットにしなかったのか突っ込みを入れたくなりますね。(あいつらも食べようと思ったけど、キャリーは目覚めてすぐ死んじゃったし、チャーリーは捕まえる前にマスコミデビューして手が届かなくなっちまったし、ジョン・スミスのは後天性だし、それに歳取りすぎてる・・・とかね)
なお、本書よりちょっと先に息子のジョー・ヒルが「NOS4R2」発表しており、こちらも超能力少女と魂を食い物にする吸血鬼との戦いを描いたものです・・・それ以外は本書とは似ても似つかぬ物語ですが、「NOS4R2」の悪役チャーリー・マンクスは自分の同族としてトルゥー・ノットを名指ししたり、その他にも本書を意識したお遊びが随所見られます。本書のほうを先に読んだのでわかりませんが、こちらにも同様のお遊びがあったのかもしれません。合わせて読むことお薦めです・・・というか、「NOS4R2」のほうが面白いです・・・。
ドクター・スリープ 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドクター・スリープ 上 (文春文庫)より
4167910071
No.8
(4pt)

幸せのおすそ分け

多分、原作より映画のほうを見られた人のが多いと思いますが、まず、読者はこれが映画「シャイニング」の続編だということを知っておいてください。
キューブリックの映画は閉鎖された古ホテルで父親のジャックひとりが勝手に狂気にさいなまれていき、最後には家族殺しへと爆発するホラー映画となっていて、ホテルの亡霊も病んだジャックの心の闇か実際に存在する超自然的なものか曖昧になっていますが・・・
原作にはキューブリック映画ではほとんど語られない家族としてのトランスの葛藤(アルコール依存、DV、それでもぬぐいきれない夫婦、親子としての愛)が詳細に描かれており、ホテルの亡霊たちは実際に存在し、彼らの心の隙につけ入りながら、ジャックを狂気へと導き、息子であるダニーのシャイニングを手に入れようとします。小説「シャイニング」はホラー小説であるとともに、いや、もしかしたらそれ以上に家族の絆の物語なのです。
この前提なくして本作は成立しないので、読まれる前に映画は忘れて必ず原作「シャイニング」を読んだほうがよいかと・・・。
本作そのものは雪のホテルでの惨劇から生き残った少年ダニーが、事件のトラウマと己の超能力との葛藤と戦いながら成人し、ホームレス同様に放浪したあげくとある町の住人たちの善意によって立ち直ってゆく過程とシャイニングでリンクしあった少女アブラを餌食として狙うトルゥー・ノット(映画「ニア・ダーク 月夜の出来事」のように放浪する吸血鬼ですが、こちらは血そのものではなくダニーやアブラが持っているようなシャイニングを糧に生きている)との戦いが描かれます。
吸い込まれるような語り口、ついついページを繰ってしまう展開は健在ですが、キング全体の作品としてはイマイチ・・・そもそも「シャイニング」を超える・・・気はもともとないみたいなので、それを期待すると裏切られます。キング自身が言及しているように「意味あの人は今?」で始まった物語ということもあり・・・ホラーを楽しみながらダニー(成人してダン)のあれからと今を見守る物語として読むべきなのでしょう。ここには「シャイニング」に代表される初期作品群に流れる底辺生活の焦りと怒りはありません・・・苦悩、苦難を乗り越え円熟し、幸せをつかんだ作家が、過去からの同志であったキャラクターに、自分の幸せをおすそ分けしている姿を見るような気がしました。
キング・ファンとしてはトルゥー・ノットの連中がある意味シャイニングを持っているともいえるキャリー・ホワイトとチャーリー・マッギーを何故ターゲットにしなかったのか突っ込みを入れたくなりますね。(あいつらも食べようと思ったけど、キャリーは目覚めてすぐ死んじゃったし、チャーリーは捕まえる前にマスコミデビューして手が届かなくなっちまったし、ジョン・スミスのは後天性だし、それに歳取りすぎてる・・・とかね)
なお、本書よりちょっと先に息子のジョー・ヒルが「NOS4R2」発表しており、こちらも超能力少女と魂を食い物にする吸血鬼との戦いを描いたものです・・・それ以外は本書とは似ても似つかぬ物語ですが、「NOS4R2」の悪役チャーリー・マンクスは自分の同族としてトルゥー・ノットを名指ししたり、その他にも本書を意識したお遊びが随所見られます。本書のほうを先に読んだのでわかりませんが、こちらにも同様のお遊びがあったのかもしれません。合わせて読むことお薦めです・・・というか、「NOS4R2」のほうが面白いです・・・。
ドクター・スリープ 下 Amazon書評・レビュー: ドクター・スリープ 下より
4163902791
No.7
(4pt)

幸せのおすそ分け

多分、原作より映画のほうを見られた人のが多いと思いますが、まず、読者はこれが映画「シャイニング」の続編だということを知っておいてください。
キューブリックの映画は閉鎖された古ホテルで父親のジャックひとりが勝手に狂気にさいなまれていき、最後には家族殺しへと爆発するホラー映画となっていて、ホテルの亡霊も病んだジャックの心の闇か実際に存在する超自然的なものか曖昧になっていますが・・・
原作にはキューブリック映画ではほとんど語られない家族としてのトランスの葛藤(アルコール依存、DV、それでもぬぐいきれない夫婦、親子としての愛)が詳細に描かれており、ホテルの亡霊たちは実際に存在し、彼らの心の隙につけ入りながら、ジャックを狂気へと導き、息子であるダニーのシャイニングを手に入れようとします。小説「シャイニング」はホラー小説であるとともに、いや、もしかしたらそれ以上に家族の絆の物語なのです。
この前提なくして本作は成立しないので、読まれる前に映画は忘れて必ず原作「シャイニング」を読んだほうがよいかと・・・。
本作そのものは雪のホテルでの惨劇から生き残った少年ダニーが、事件のトラウマと己の超能力との葛藤と戦いながら成人し、ホームレス同様に放浪したあげくとある町の住人たちの善意によって立ち直ってゆく過程とシャイニングでリンクしあった少女アブラを餌食として狙うトルゥー・ノット(映画「ニア・ダーク 月夜の出来事」のように放浪する吸血鬼ですが、こちらは血そのものではなくダニーやアブラが持っているようなシャイニングを糧に生きている)との戦いが描かれます。
吸い込まれるような語り口、ついついページを繰ってしまう展開は健在ですが、キング全体の作品としてはイマイチ・・・そもそも「シャイニング」を超える・・・気はもともとないみたいなので、それを期待すると裏切られます。キング自身が言及しているように「意味あの人は今?」で始まった物語ということもあり・・・ホラーを楽しみながらダニー(成人してダン)のあれからと今を見守る物語として読むべきなのでしょう。ここには「シャイニング」に代表される初期作品群に流れる底辺生活の焦りと怒りはありません・・・苦悩、苦難を乗り越え円熟し、幸せをつかんだ作家が、過去からの同志であったキャラクターに、自分の幸せをおすそ分けしている姿を見るような気がしました。
キング・ファンとしてはトルゥー・ノットの連中がある意味シャイニングを持っているともいえるキャリー・ホワイトとチャーリー・マッギーを何故ターゲットにしなかったのか突っ込みを入れたくなりますね。(あいつらも食べようと思ったけど、キャリーは目覚めてすぐ死んじゃったし、チャーリーは捕まえる前にマスコミデビューして手が届かなくなっちまったし、ジョン・スミスのは後天性だし、それに歳取りすぎてる・・・とかね)
なお、本書よりちょっと先に息子のジョー・ヒルが「NOS4R2」発表しており、こちらも超能力少女と魂を食い物にする吸血鬼との戦いを描いたものです・・・それ以外は本書とは似ても似つかぬ物語ですが、「NOS4R2」の悪役チャーリー・マンクスは自分の同族としてトルゥー・ノットを名指ししたり、その他にも本書を意識したお遊びが随所見られます。本書のほうを先に読んだのでわかりませんが、こちらにも同様のお遊びがあったのかもしれません。合わせて読むことお薦めです・・・というか、「NOS4R2」のほうが面白いです・・・。
ドクター・スリープ 上 Amazon書評・レビュー: ドクター・スリープ 上より
4163902783
No.6
(5pt)

ワクワク♪ キンドル版に感謝

もう何十年もキング作品を読んできて、最愛の作品といえば多分「ファイア・スターター」だろうなと思っていますが、それに続くのは「シャイニング」であり「セイラムズ・ロット」であり「IT」であったりします。
ただ、個人的にですが「IT」あたりからだんだん作品にワクワク感が薄れてきて、もういいかなと思い、その後も続々と出てくるキング新刊にもそれほど興味を抱くことはなくなっていました。

そんなときこの作品!発売日に書店で見るまでは続編が書かれていたなんて知らなかった!
すごい!「シャイニング」まさかの続編。うれしいことにKindle版も同時発売だったので即座に購入、数日で読みました。

続編であることや、アブラという新しいヒロインの登場等のワクワクさせる内容で最後まで楽しんで読めました。
他の方のレビューを読むと、賛否両論で物語的な部分で否定的な感想が多いですが、決してそんなことはなく、かつて「シャイニング」を読んで楽しんだ方は必読ではないかと思います。
あの幼かったダニーが人生を取り戻す物語であり、失われた家族であるトランス家を取り戻そうとする物語でもあります。

作品に関してはいろいろあると思いますが、今回いちばんうれしかったのは、Kindle版の同時発売です。
特にキング作品はほとんどが長い物語のため、これまで文庫以外の新刊では本が大きく重く、気軽に読むことができませんでした。
持ち歩いて電車の中で読むなんて無理だし、ソファに寝ころんで読むなんてことは無理でした。
キンドル版であれば、どこにいてもどんな端末でも読むことができるので、いつもよりも短時間で最後までたどり着きました。

この作品でまたキング熱が再発したようなので、この数年サボっているキング作品を読んでいこうと思っています。もちろんKindle版で。
ドクター・スリープ 上 Amazon書評・レビュー: ドクター・スリープ 上より
4163902783
No.5
(5pt)

シャイニングを読んでから、あるいは再読してから買うことを勧めます

シャイニングは文春文庫初版が1986年、コピーライト1977年、上下合わせて850頁余と読んだにしても昔の長編ですし、キングは勢いで読めてしまって、意外と細部は覚えていないもので、「幽霊屋敷で、ウサギの植木が動くの」程度の記憶で「ハローラン、そんな登場人物いたっけ」という人は、まずシャイニングを再読して、その勢いでこの続編を読み始めることを勧めます。
正編から読めとか面倒なことを言うなと思ったら、「ダーク・タワー」が新潮文庫で再販されたときの混乱を思い出してみてください。「IT」や「ザ・スタンド」の続編のことを想像すれば、まだよいではないですか。
ドクター・スリープ 上 Amazon書評・レビュー: ドクター・スリープ 上より
4163902783
No.4
(3pt)

物語としてはつまらなくはないが、シャイニングの続編であればそれだけで満足したくはない

傑作シャイニングの続編で、大人になったダニーのその後が主役となれば期待は高まる。当然高まる。
ダニーはどうなってる?ディックは?ウェンディは?・・・・

結論としては、その上がりすぎたハードルも災いしているとは思うが、満足はできなかった。

シャイニングはキング作品の中でもひときわすばらしい出来だと思っているし、文字通り
作品に特別な輝きがある。
それはシャイニングという作品が、冬のホテルに閉じ込められた一家が体験する怪異体験という
表面部分のその下に、より重要な「家族とその愛」というテーマが骨太に走っており
それをノンストップの物語で最後まで運び抜いていく構造を持っているからだと思っている。
それだから、物語の展開や運び方そのものは見えてしまっても、自分が年齢を重ねても、何度か通読し直せばそのたびに発見があるし、
ジャック、ダニー、ウェンディのトランス一家とディック、それぞれに感情移入できた。

しかし、このドクタースリープは・・・。
自分が期待していたものとは違う、という感じが最後まで拭えなかった。
物語としてはけしてつまらなくはないものの(最後まで飽きることなく読めはした)
どこか軽く、いってしまえば陳腐で、ツイストもぎごちなく
あの作品世界がこんな風に展開している!前作のあの舞台に再び!
というような続編ものならではの快感も薄い。
部分的にはどこかデッドゾーンのようでもあり、ある部分はファイヤースターターの感じもあり
シャイニングの設定もなぞりつつも、でもそのどれにもレベルとしては追いつかない。
手応えが薄く、再読しようという気も今のところはあまり起こらない。
平凡な作品、という感想。

本当に期待が大きすぎたのかもしれないが、非常に残念に感じた。
ドクター・スリープ 下 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドクター・スリープ 下 (文春文庫)より
416791008X
No.3
(2pt)

期待が大きすぎた。

38年ぶりのシャイニングの続編の割には物語の進み方が軽く単調に感じました。
主人公以外の登場人物も深みがなく共感しずらかった。
敵もキングの本に今まで出てきた敵よりも弱いし、最後の戦いもサクッと終わりモヤモヤした不完全燃焼で読み終わりました。
重厚で壮大な物語だった「ブラックハウス」「不眠症」「悪霊島」以来当たりがないです。次回に期待します。
ドクター・スリープ 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ドクター・スリープ 上 (文春文庫)より
4167910071
No.2
(3pt)

物語としてはつまらなくはないが、シャイニングの続編であればそれだけで満足したくはない

傑作シャイニングの続編で、大人になったダニーのその後が主役となれば期待は高まる。当然高まる。
ダニーはどうなってる?ディックは?ウェンディは?・・・・

結論としては、その上がりすぎたハードルも災いしているとは思うが、満足はできなかった。

シャイニングはキング作品の中でもひときわすばらしい出来だと思っているし、文字通り
作品に特別な輝きがある。
それはシャイニングという作品が、冬のホテルに閉じ込められた一家が体験する怪異体験という
表面部分のその下に、より重要な「家族とその愛」というテーマが骨太に走っており
それをノンストップの物語で最後まで運び抜いていく構造を持っているからだと思っている。
それだから、物語の展開や運び方そのものは見えてしまっても、自分が年齢を重ねても、何度か通読し直せばそのたびに発見があるし、
ジャック、ダニー、ウェンディのトランス一家とディック、それぞれに感情移入できた。

しかし、このドクタースリープは・・・。
自分が期待していたものとは違う、という感じが最後まで拭えなかった。
物語としてはけしてつまらなくはないものの(最後まで飽きることなく読めはした)
どこか軽く、いってしまえば陳腐で、ツイストもぎごちなく
あの作品世界がこんな風に展開している!前作のあの舞台に再び!
というような続編ものならではの快感も薄い。
部分的にはどこかデッドゾーンのようでもあり、ある部分はファイヤースターターの感じもあり
シャイニングの設定もなぞりつつも、でもそのどれにもレベルとしては追いつかない。
手応えが薄く、再読しようという気も今のところはあまり起こらない。
平凡な作品、という感想。

本当に期待が大きすぎたのかもしれないが、非常に残念に感じた。
ドクター・スリープ 下 Amazon書評・レビュー: ドクター・スリープ 下より
4163902791
No.1
(2pt)

期待が大きすぎた。

38年ぶりのシャイニングの続編の割には物語の進み方が軽く単調に感じました。
主人公以外の登場人物も深みがなく共感しずらかった。
敵もキングの本に今まで出てきた敵よりも弱いし、最後の戦いもサクッと終わりモヤモヤした不完全燃焼で読み終わりました。
重厚で壮大な物語だった「ブラックハウス」「不眠症」「悪霊島」以来当たりがないです。次回に期待します。
ドクター・スリープ 上 Amazon書評・レビュー: ドクター・スリープ 上より
4163902783