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上弦の月を喰べる獅子
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【この小説が収録されている参考書籍】
上弦の月を喰べる獅子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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仏教をベースにした世界観。伝奇バイオレンスの面影もありつつ、手塚治虫のブッダよりも夢枕獏独特の世界に引き込む。夢の中の世界のような独特の世界に引き込まれて行く。 | ||||
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夢枕獏なんでやっぱり、セックス、暴力、血、近親姦などの描写は多いです。 タイトルやテーマは、仏教、世界のことわり、宮沢賢治を書いているつもり だと思うんですが、品が無く途中で嫌になることもあります。 そもそも、登場人物が美女である必要があるんでしょうか? でも読みやすいですし、800ページを感じさせない文章構成はさすがで、 軽い気持ちで読めると思います。 | ||||
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夢枕獏なんでやっぱり、セックス、暴力、血、近親姦などの描写は多いです。 タイトルやテーマは、仏教、世界のことわり、宮沢賢治を書いているつもり だと思うんですが、品が無く途中で嫌になることもあります。 そもそも、登場人物が美女である必要があるんでしょうか? でも読みやすいですし、800ページを感じさせない文章構成はさすがで、 軽い気持ちで読めると思います。 | ||||
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したり顔でわかったふりはいくらでもできるが、この作品はっきり言ってわかりません。んでも読みきっちゃった。 なんだろ?不思議 | ||||
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日本SF大賞を獲ったという本書ではあるが、SFの意味を単なるサイエンスフィクションと捉えていると、途中でこの本を投げ出すだろうと思う。 かって「世界で一番美しい物語」という科学の概説書を読んだとき、私は「宇宙の始まりや未来の話、あるいは生物発生の秘密の話を聞けば聞くほど、哲学的なことを考えてしまうのはなぜだろう」という感想を持った。そういう感想を推し進めるとこういう作品が出来上がるのだろう。この作品は優れて「SF哲学」とでもいうべき本なのである。 この作品の主人公の「前身」として「肺を病む岩手の詩人」が出てくる。名前はついに明らかにはしてないがどう考えても「宮沢賢治」である。何しろ彼の詩や文章がほとんどそのまま引用されているのだから。ただ唯一違うのはこの詩人が「螺旋」に興味を持っているという設定である。その賢治に現代の「修羅」みたいな男をもう一人の「前身」として結びつける。そうすると、どういうことがおきるかというと、かって賢治が生前には出来なかった「殺生」「姦淫」などをこの主人公は行うことになる。その上で「自分は何者か」「人は幸せになれるのか」という「問い」を尋ねていくのである。私にはものすごい「冒険」に思える。まだ下巻は読んではいないが、いいかげんな「答」なら賢治ファンの私としては許すことが出来ない本になるだろうと思う。 | ||||
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