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茉莉子
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茉莉子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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「妹」にも「姉」と同じ名前を付けた、という設定が最大の叙述トリックになっているわけですが、この点だけはちょっと納得できかねるところですかね。ミステリアスな展開は、AIDをテーマにした角田光代さんの『ひそやかな花園』にも通じる。親のエゴではなく「生まれさせられた」側からの視点が秀逸。こんな秀作が十数年も前に発表されていたことを遅ればせながら知ることができて、さいわいです。夏樹さんというとどうしてもオーソドックスな本格物を連想するのですが、こういうミステリー作品もお書きになっていたんですね。 | ||||
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先日2時間ドラマを見て原作が読みたくなりました。 ドラマとは多少設定が変わっていますが、「ありえない」ことが 多すぎるドラマよりも少しは納得のいく設定です。 母親と似ていない自分、自分にそっくりな女性と写る幼い自分、 母子手帳や戸籍では分からない出生の真実を探っていく話です。 体外受精や不妊治療が当たり前になりつつある世の中ですが、 子供を欲しい思う母親父親の気持ちだけではなく、試験管で 産まれた本人はそのことをどう思うか?が描かれているのが 新鮮でした。 | ||||
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先日2時間ドラマを見て原作が読みたくなりました。 ドラマとは多少設定が変わっていますが、「ありえない」ことが 多すぎるドラマよりも少しは納得のいく設定です。 母親と似ていない自分、自分にそっくりな女性と写る幼い自分、 母子手帳や戸籍では分からない出生の真実を探っていく話です。 体外受精や不妊治療が当たり前になりつつある世の中ですが、 子供を欲しい思う母親父親の気持ちだけではなく、試験管で 産まれた本人はそのことをどう思うか?が描かれているのが 新鮮でした。 | ||||
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夏樹静子の小説は初めて読みましたが、生殖医学について丹念に調べ上げた上で、体外受精により生まれた子供の心理に力点をおいて描かれたたぐいまれな小説である。私たちも一度は、なんでうまれたのだろう、と考えるものだが、体外受精児は、どう考えるのだろうか、と思う。現代科学のあり方にもかかわり、課題の大きさを真摯に受け止めたい小説。 | ||||
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夏樹静子の小説は初めて読みましたが、生殖医学について丹念に調べ上げた上で、体外受精により生まれた子供の心理に力点をおいて描かれたたぐいまれな小説である。私たちも一度は、なんでうまれたのだろう、と考えるものだが、体外受精児は、どう考えるのだろうか、と思う。現代科学のあり方にもかかわり、課題の大きさを真摯に受け止めたい小説。 | ||||
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