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天地雷動
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天地雷動の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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やはりなかなか良い小説だった。長篠の戦いまでを、信玄の後を継いだ勝頼、生き残りを賭けて信長に従いながらも耐える家康、信長厳命の鉄砲三千丁の調達に奔走する秀吉、武田の部下の地侍の4人の視点からなる長篠の戦いまでの話はなかなか新しく興味深かった。 | ||||
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長篠の合戦までに行き着く人間模様が 凄くリアルに描かれ、ドラマチックな展開で途切れる事無く面白かった あっという間に読み切れます | ||||
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場面、人物がころころ変わりますが時系列で登場人物の動き、考えが良く解りました。 臨場感があり、とても面白かったです。 伊東潤先生が好きになりました。 | ||||
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前にヤフーショップで2回程購入しました。どの種類もとても美味しかったので今回はアマゾンの定期購入に組み込みました。 一般的な話ですが、100円位のレトルトカレーと200円300円以上のは味のレベルが違う気がします。でもS&Bのプロクオリティやハウスのホテルシェフなどの4個入りのは安くて美味しいです。 | ||||
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勝頼と亡き信玄、信玄と信長に翻弄される家康の生き様が、生き生きと語られています。 | ||||
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武田軍団の末路がわかり、面白く読ませていただきました。 | ||||
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武田の宿老は抜擢人事 山県、内藤は反逆者の子弟、馬場は地侍、真田は信濃の国人、高坂は石和の豪農の息子 武田の動きが信玄の死後に鈍かったのは家中不一致 弱きものは弱きものの強みを発揮するしかない 兵を動かす際および新恩給付の際には宿老の同意をえるという条件で名代から当主になる 盾無鎧 神宝御旗に 御鎧御旗 御照覧あれ とそういないことを誓い合う 戦国大名は他国からの侵略者から領民を守るかわりに年貢や賦役といった税を徴収 信玄は命が尽きかけているとわかり無理に上洛しようとした。徐々に版図を広げて周辺諸国をなびかせつつ、京に至るのが上策と理解していた 美濃の東南端の城を制圧し、岡崎、吉田を牽制し、大井川以西天竜川以東の地を掌握。東美濃を制圧し、織田の勢力圏を侵食しておいてから、高天神城をおとし、東遠江を制圧。 鉄砲のつかいかたとしてひっかりなしに打つことで敵の行き足を鈍らせるという使い方=弾幕を張る 宣教師からおそわった考えかた 武田信虎は追放されたあとに駿府にすみ、京都と駿府を往復しつつ、甲斐奪還の機会をうかがっていた。1573年高遠まできて、最後の日々を甲斐で過ごしたいと勝頼に申し入れたが、長坂に反対された。 信玄が上洛の際に、義昭が挙兵した際に甲賀の兵をあつめて、京都に乱入し、信長の後ろを攻めようとしたが武田の撤退で頓挫。 切所をわきまえる 今井宗久は茶の湯の創始者である武野紹鷗の娘婿と息子の宗瓦の後見を託された 姉小路は玉薬を武田にわたし軍役を免れる 四郎勝頼が功績をあげればあげるほど武田家中は一致する 人を致して人に致されず 孫子 戦では常に主導権を握ることが大切 信玄が最も好んだ言葉 人は一度成功したけいけんがから抜け出せない。敵の城を囮にして敵をおびきだし、決戦を挑む。三方ケ原では二股城でそれを実施。勝頼は高天神城で同じ方法を取る。同じ方法を勝頼がとってくる時に織田の後詰がくれば徳川がかつ 早春から初夏にかけての端境期に他国へ進行するのは武田の常套手段 信長は上杉謙信あての書状で武田四郎は若輩だが信玄の掟をよく守って表裏の駆け引きがうまく油断ならないと記している 豊かさは人から知恵を奪う 武田勝頼が宿老を必要とするように、宿老も勝頼を必要とした。政変をおこしても徳川、織田の連合に各個撃破されるだけ。 長島一向一揆で信長wは庶弟の信興、叔父の信次、庶兄の信広、庶弟秀成、従兄弟の信成などの一族衆を失っていた 膨張する織田への対抗と玉薬の欠如を補う方法は徳川領の併呑しかない。 何までも命は惜しきものなり という決定的な一言が武田の運命を決めた。 合戦が確実になったとき、将は兵たちの思考を前向きに変える必要がある。死や負傷の恐怖を忘れさせ手柄をたてたときのことだけを考えさせる。 鳶ヶ巣山が襲われ退路を断たれ、前面突破しかなくなる。玉薬の欠如で苦戦。穴山と典厩の離脱で戦線が崩れた。長坂は勝頼の暗部を担当。宿老の死を無意識に望んでいた長坂はかつよりの一部だった 武田を滅ぼせば、徳川は織田からみて用済み。織田が新たな役割を見出すまで武田を滅ぼしてはならない。 家中不一致、徳川、織田の膨張、玉薬の欠如から西進策しかなくなる。織田の後詰なし、徳川との決戦により吉田城をとり玉薬を確保し、徳川領を併呑する作戦。鳶ヶ巣山の襲撃と勝頼の負けん気により前面突破。突破は用意でない状態で穴山と典厩が離脱し敗戦。 | ||||
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「長篠設楽原の戦い」というと、武田の騎馬軍団を、織田徳川連合軍が、馬防柵を設け、3段の鉄砲隊で打ち破ったという事が有名です。(実際には3段の鉄砲隊ではなかったとの説もありますが。) この本を読むまでは、なぜ、鉄砲隊に狙撃されるのに武田の騎馬軍団が攻めていったのか不思議でした。 長篠設楽原の戦いに至るまでの、信長 秀吉 家康 勝頼 地侍である帯刀の5人の視点で描かれています。 本の最初に当時の地図がついているので、読み進めながら、その地図をみたり、googleなどで今の地図をみると、距離や地形のなかで、主人公がどう動いたかよくわかります。 「戦とは、 突き詰めれば人の富を奪うことであり、そのために秀吉も日夜、知恵を絞りに絞っている。 その知恵を奪うことではなく新たな何かを生み出すことに使えば、人のものを奪わんでも、皆が豊かになれる」 今に通じる戦争に対する考え方が出てきます。 天地雷動 武田氏滅亡 北天蒼星 3部作では、天地雷動が一番面白く思いました。 | ||||
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勝頼、家康、秀吉の心境や立場がよく表現できていて、臨場感に溢れた本でした。 | ||||
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ほとんどの小説は登場人物側の目線で描かれるが、これは勝頼、秀吉、家康、帯刀とそれぞれの目線で物語を進めているので、長篠の戦いの全容が手に取るようにわかり、非常におもしろかった。 | ||||
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武田家滅亡読了後に読みました。 どちらを先に読むかはお好みですが、時系列的には逆でも武田家滅亡を先に読むことをお勧めします。 これ以上ほネタバレです。 中身としては武田家を支えた宿老の素晴らしさを感じつつ、それだけでは通じない、戦のセオリーが変わる瞬間を体験する、そんな小説です。 | ||||
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物資(鉄砲の玉薬)不足問題を解消するため、長篠の合戦に引きづり込まれた武田家。 圧倒的な物量によって戦局の打開を図る織田家。 両者に巻き込まれつつもしたたかに立ち振る舞う徳川家。 長篠の合戦に至る過程を、三者三様の思惑が絡み合わせつつ展開していてとてもおもしろいと思いました。 長篠の合戦といえば、鉄砲に身をさらす騎馬軍団という浅い認識しかなかったので、 鉄砲を軸に合戦の背景を描いた著者の着眼点には脱帽ものです。 また、「武田家滅亡」で活躍した人物も登場して懐かしかったです。 | ||||
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定説、新説、新説否定説と まだ不明な点の多い長篠の合戦ですが、三段打ちをベースにした小説です。 戦国最強の騎馬隊を率いた信玄、 余りに偉大な父を持つ勝頼は宿老達に軽んじられている。果たしてこの暴れ馬達を乗りこなす事が出来るのか? 一方若き家康彼の持つ財産は信用と 家臣団のみ、 武田軍の駿河進行に怯え、 同盟関係とはいえ織田には身を屈める立場、家康の胸中とは? 三千丁もの鉄砲を集める秀吉、 天才信長の家臣で居る事とは、 無理難題をこなす事。 経済の戦いとも言えるこの合戦に、いかに揃えるか? 騎馬戦から鉄砲戦へと戦い方のターニングポイントと成った長篠の戦い。 信長の目にはなにが写っていたのだろうか? 全ての人物にそれぞれ命を与えられて描かれ、スピード感溢れる面白い小説です。 | ||||
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長篠の戦とそこに至る過程を、武田勝頼、徳川家康、豊臣秀吉と武田家の地侍の宮下帯刀の4者の立場から描いた作品。 伊東氏の作品らしく、主人公の4人は何れも各々の立場で必死に役目を果たそうとする普通の人たちで、誰もヒーローではない。従って、誰かの立場にたってその主人公を応援しながら読み進めるという楽しみはない一方で、それぞれの目を通して、織田方の圧勝に終わる長篠の戦がいかに準備され、そして成立したのかが緻密に迫力を持って描かれており、読み応えのある面白い作品であった。 | ||||
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「やり散らかした」だけという信玄への評価、信長に対する家康の内心の声、連吾川・寒狭川などの河川の描写、鉄砲を散弾で撃ち面で制圧するなどハッとしたり、なるほど!という点が色々とありました。 帯刀と四郎佐が武田家滅亡に出てきた親子か!と分ったのも嬉しかったです(^^)。 ただ三段打ちはちょっと古いかな(^^;)、平山優さんの『長篠合戦と武田勝頼』とあわせて読むと描写がよりリアルに感じられて良いかも。 | ||||
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信玄亡き後、いかに歴史が動いたかを実感できる一冊です。 信長、秀吉、家康と武田勝頼が活き活きと描かれています。 なかなか面白かったので、他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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戦だけでなく、そこに至るまでの秀吉、家康、勝頼、それぞれの奮闘が読んでいて面白かった。戦は戦場だけではないということを改めて理解でき、ここまでドラマティックに書き上げた著者に感謝。また、武田家滅亡を読んだ身としては、帯刀が登場してきたことに感動。 | ||||
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歴史の見方を変えてくれた。いろんな味方できるものだと感心した。 | ||||
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戦国英雄の人物像が活動的に描かれており、一気に読んでしまった。 | ||||
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それぞれの章の時と場所および人物が明確に特定されているので、史実性が高くなったように思われる。 当時としては日本最強の騎馬軍団と、忠実で有能な家臣団を持ちながらどうして長篠で大敗北をしたのか、今までは信長の天才性という面で見ていたが、武田家側にも敗北の要因があることを知れたのも良かった。 | ||||
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