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首なし男と踊る生首
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首なし男と踊る生首の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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次々と謎が提示される展開は見事だし、殺人の計画書もうまく物語に絡んでいる。しかし、今回は(今回も?)謎を散りばめ過ぎた為に回収に結構無理がある。もう少し整理したほうが謎解きもスッキリして良かったのでは? 竹に刺された頭蓋骨や密室殺人はちょっと… それでも読みやすい文章に、提示される謎とその解釈が繰り広げられる展開でラストまで楽しめた。 | ||||
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本格ミステリであると同時に、人を殺したい男が綴る生々しい「殺人計画書」を随所に挿入した 犯罪小説あるいは悪意小説で、乱歩的なグロ感も漂う。 ただのグロではなく、ミステリの骨格がしっかりしており、ちょっとバカミス気味だが密室トリックは、 突拍子もないものであった。 おかしな恰好で遺棄された古井戸の三屍体と三度出現する生首の謎には、わくわくさせられたし、 その解明はじゅうぶん納得のいくものだった。 不測の事態というものは、推理小説としてあまり好きではないのだが、門前さんはこれをみごとに回収し、 探偵・蜘蛛手に決着をつけさせている。 | ||||
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鮎川賞受賞作家で常に本格ど真ん中の作品を出してくる門前 典之 氏の蜘蛛手シリーズの長編作品。 今回は犯人の犯行計画書が挟まれて進行していくやや猟奇的趣味の濃い作品だが、この犯行計画書自体がトリックに関わってくるのは言うまでもない。 この冒頭の猟奇的趣向と後半の現実的には絶対こんなこと不可能だろという無理やり力技の物理トリックが連発される純粋本格趣向とがあまりかみ合ってない気がしないでもないが、本格推理作品としては事件の不可能性に、大胆な発想のトリックなど読み応えは満点だ。 | ||||
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