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週末
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週末の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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旧西ドイツ1968年代、反対制運動の盛んな時代を過ごした若者たちが、10年後に再会し、それぞれの思いを語り合う。日本で学生運動が盛んで あった時代を知っている投稿者としては、興味深く読むことができた。 | ||||
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元赤軍派メンバーで、 服役していた男が、 大統領の恩赦によって出所した。 田舎町の別荘に、 昔の友人たちが集まった。 彼を迎えるために……。 それぞれの道を歩み始めた友人たちは、 成功者なのか、 落伍者なのか。 彼が起こした犯罪が何だったのか。 20年の時が、彼らの間に、どんな変化をもたらしたのか。 ぎこちなく、 よそよそしく、 会話が始まる。 彼の出所した金曜日から日曜日までの、 たった3日間の物語。 ある週末の話。 まるで1幕物の芝居を観ているような、 緊迫感のある筆致。 それぞれの登場人物たちが、 立体的に描かれていて、 微妙な心の変化を追うことができる。 社会の変動と、 思想的な変化をリンクさせながらも、 選択したのが個々それぞれであることを感じさせる。 友人関係だけでなく、 姉弟、親子などなど、 密接な人間関係をも描きながら、 誰もが不器用に、 週末を送ることとになる。 前半、 登場人物をつかむのに苦労して、 ちょっと退屈だったけど、 後半は、もう、一気に展開して、 夢中で読みました。 これ、芝居にしてみたいなぁ、と。 | ||||
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