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the SIX ザ・シックス
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the SIX ザ・シックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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ほぼ6話オムニバスで、最終話はそれまでのバラバラだった話の世界線を無理やり統合した構成です 一冊に6話入ってる感じなのでサクッと読めてしまいます。最終話以外は井上夢人短編集として楽しめました | ||||
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久しぶりに読む井上夢人作品。 悪くはないんだけど、期待してた〝突き抜けるトンデモ感〟みたいな面白さが薄めで、そこがやや物足りなく感じられたので、辛めの評価となりました。 でも、井上夢人の別作品『オルファクトグラム』の話から入ることで、本作品の真髄を語っていく大矢博子の解説文は見事ですね。 作品を面白いと思うかどうかは人それぞれとはいえ、「私もこんなふうに本書を味わえたらなあ、良かったなあ」と、自分の〝読む力〟のレベルの低さにがっかりしちゃった。 | ||||
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井上夢人作ですが、ミステリーではありません。アベンジャーズのようなヒーローものであり、博士と愛の戦士という感じなので、サイボーグ009と言った方がいいのかもしれません。ミステリー仕立ての展開を期待していたのですが、徹頭徹尾、超人ものでした。我々世代にはやはり超人モノ、ヒーローモノに憧れがあるのですかね。そういうお話がお好きな方は、どうぞ。 | ||||
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連作形式の全六篇ですが,どれも一押し,二,三押しに足りない中途半端な読後感で, 特殊な能力を持ち,その能力と社会との関わりに悩み苦しむ子どもたちが描かれますが, 彼らが巻き込まれる事件や,苦しみからの解放も,スッキリした最後とは言いがたいです. 節々から自分なりに解釈をすれば,確かに特別だけれど決して変わった子どもではなく, 大人たち,周囲が理解をしてあげ,心身の成長を促す必要性を説いているようなのですが, どれも「そこで終わり?」となるものばかりで,残念ながらその未来までは見えてきません. それまでを巻き取る最後の篇も,自らを否定せず,前を向く子どもたちは印象的ですが, それまでの全員が集合,みなの力でとなる流れは,いかにも取って付けたように映ります. また,彼ら六人を一つの『チーム』とすることは,確かに意義のあることだと思いましたが, その名称と言いますか言葉の響きについては,好みとはいえ,いささか微妙に感じられました. | ||||
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著者得意の超能力ものの短編集というか連作集.それぞれはちょうど通勤中に読むのに良い長さ.さすがの上手さで個々の作品はぐいぐいと読ませるし,最後はホッとさせる結末なので読後感は良好です(まさに通勤向け!). ただ最後の作品だけが余計かな.結末をつける都合で無理やり与えられた超能力という感じで,他の作品と比較すると残念な感じ.もちろんキレイにまとめているから印象は良いのですが.これがなければ☆は4つなんだけど. | ||||
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内容は井上夢人作品なので面白くない恥はないと思います。 ただ送られてきた本の状態が悪すぎ、読む気は起こっていません。 | ||||
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特殊な能力をもった故に孤独な少年少女達と、それを見守り理解する大人達の心の交流を書いた全6編の小説。 つまらない訳ではないのですが、前半の話はオーソドックス過ぎて、また後半部分はラストが中途半端だなと思いました。しかし、登場人物のコラムニスト飛島氏を通じて、最終話で繋がっていく展開になり、なるほどと思わせます。 但し、やはり物語は想像の域を出ず終わってしまいやや拍子抜けします。が、それは井上夢人氏の過去の作品の印象に影響されている点にあると思い、本作を切り離して考えますと、読後感も良く爽やかで微笑ましい気持ちになれる作品です。 | ||||
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特殊な能力をもつ子どもたちと、それを研究して雑誌連載している職員の話。 これらの能力を大人がもったらきっと悪いことに利用するに違いないと思うものばかりで、子どもだからこそ、他社とうまくコミュニケーションがとれず、相手を傷つけてしまう行為にひどく心を痛めて孤独に苦しんでいる様子が丁寧に描かれていた。 他の人と違うというだけで孤立してしまう子どもたちをいかに救うか、読み応えがあった。 最後は6人全員の能力が見事に役立つ場面があってよく考えられていたと思う。 孤立した子どもたちが集まることで自分の居場所を見つけさせようという展開は読後感もよかった。 ただ、6人目の柳瀬綾だけは本人のことがほとんど描かれていないので、また続編に期待したい。 | ||||
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超能力者ですが、必ずしも役に立つ能力ばかりではありません。超能力者がみんな子供でそれぞれが悩んでいる。話としてはそれほど盛り上がりがあるわけでもありませんが、読んでいて、暖かい気持ちになります。6つの短編と大団円の7編の構成です。少しずつ読んで楽しむもよし、一気に読み切るもよし。 | ||||
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従来の井上夢人作品とはちょっと趣の変わった、ほのぼの系の作品でした。 6人の予知能力を持ったものが最後はゴレンジャーみたいなシーンはちょっとひきましたが、ホッとする終わり方で良かったと思います。 こんなのもありじゃないでしょうか!? | ||||
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和真がシッターをすることになった小学2年生の遙香は口もきかず、 絵ばかり描いている。 かなり、上手だ。 ひとことの会話もなく過ぎた4日目、大量の魚が川に浮いているのを 見た和真は、それが前日遙香の絵に描かれたとおりの光景であることに 気づく。 遙香には、明日起こることが見えるのだ。 それが怖くて学校にも行けず、脳裡に浮かぶ情景を絵に描いては恐怖と 闘っているのだと分かった和真は、あることを思いつく。(あした絵) 遙香など不思議な能力を持つ子どもたち6人の孤独と救済を描いた短編集。 異なる能力を持つ6人の子どもたち、それぞれの「普通じゃない」ゆえの 孤立、社会からの排斥が、どのようにして救われるのかが見もの。 | ||||
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今までの井上作品とは違いますね。 最後にどんなどんでん返しが出るのやらと期待しながら読み進めましたが、その期待は裏切られました。 とはいっても、つまらない訳ではなく、優しい気持ちになれる作品です。 くらいに考えないとやってられないですね。井上夢人はそうでなくても寡作作家で、でた作品は全部読みたいですからね… | ||||
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1話目を読んで超人ものかと期待したが それが 2話 3話と超人の能力の話が続く どうやら超人の能力のエピソードが進み それが一同に介するんだろうなと予想がついた 案の定最終章で超人たちが集まりそれぞれの能力で人を救うという話だったが 何のひねりもない作品だった だから童話だ 子供が読んだら喜ぶかもっていう物語 『超能力者がいました。超能力者が困ってる人を助けました めでたしめでたし』 そういう小説ですので 買ったのを後悔した 過去のアイデア小説で好きだった井上夢人だが老人になり衰えのであろうか | ||||
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