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むかし僕が死んだ家



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【この小説が収録されている参考書籍】
むかし僕が死んだ家
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

むかし僕が死んだ家の評価: 4.06/5点 レビュー 165件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全120件 101~120 6/6ページ
No.20:
(5pt)

伏線の張り方が巧み。引き込まれます。

幼い頃の記憶を取り戻すため、山の中にひっそりと佇む小さな家に足を踏み入れる2人…。
人が住むにはあまりにも不自然さが際立つ「小さな家」
そこから湧き上がる不気味な「謎」の数々…。
興味そそられる内容にページをめくる手は休むことを忘れます。
読み進めていく読者を待ち受けるは、
二重、三重に張り巡らされた伏線の不意打ち。
高度に計算されつくされたストーリーに脱帽です。
一読の価値は十二分にあります。
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)より
4062635070
No.19:
(4pt)

いい感じでコワ面白い

面白い。
真冬のこの時期に徹夜して読んでしまった・・・。最初からホラー調で、正直深夜に一人で読むのは怖かった。
まるで自分が不気味な屋敷に迷い込んでしまったみたいで、埃っぽさまでリアルに伝わってくるようであった。
読み進めても全く謎がわからず、どんどん引き込まれページをめくる手が止まらない。
最後はなるほどと思わせ、読後感は良い、とともに少し寂しさを感じさせるのは東野作品のお約束か。
人はそれぞれ人に言えない悩みを抱えて生きていくものであるということを、改めて痛感させられた。
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4062635070
No.18:
(5pt)

緊迫感

この本はとにかくドキドキしますね。
なんとも言えない緊張感というか…。
なんかいつお化けが出てきてもおかしくない様な雰囲気をかもしだしてるんですよね〜。
実際お化けのおの字も出てこないんですけど笑
なんといってもほとんどの場面が家であるということ。
しかも主な登場人物はたった二人だけ。
これだけの要素で、あんなに面白くてハラハラする話ができるんですね。
東野さんのセンスってのはとんでもないです。
題名の真の意味を知るとき、なんともやりきれない気持ちになります。
読んでおいて損はないですよ!
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4062635070
No.17:
(4pt)

小さな世界の記憶の旅

主人公は「幼いころの記憶がまったくない」という7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すべく、人里離れた一軒の家を共に尋ねる。
 読み進めていくと、物語のほとんどがこの一軒の家の中で展開されていることに気付く。この家の中で見つかる1冊のノートを軸に、沙也加の潜在意識の中にある記憶が部屋の中にある物や光景と徐々にリンクしていき、まったく見えなかったものがだんだんとぼやけて見えてくる。
 「家の中」という限られた空間の中で、全ての真相を暴くための伏線をあちこちに張り巡らせてるわけだから本当に凄いと思うし、そんなわけだから読者は最後の最後まで気が抜けない。
結局、もともと無い記憶を無理に探し出そうとすることは正しかったんか間違ってたんか、「一部分の記憶が欠如しとる」ってことはその人が本能的に消し去ってしまったものかもしれんわけなんやから・・・・この「記憶の旅」を経て沙也加が一人の子の親として成長できたことを祈ってます。
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4062635070
No.16:
(4pt)

怖い!

おもしろかったです。読みやすくて、読み始めたら止まりませんでした。昔の恋人と訪れた屋敷、そこでは時間が止まっていた。時計はある時刻を指し、恐怖のなか謎解きが始まります。私なら怖くて逃げ出します。いいお話かは分かりませんが、スリルがあって楽しかったです。
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No.15:
(4pt)

捻り

 過去の事件を、家に行くことで回想していく話。 舞台がひとつだけなのに、よくこんな分量、これだけの密度でかけたものだと感心する。 ただ、伏線のいくつかが比較的わかりやすく、オチが微妙にわかってしまうのが残念。
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4062635070
No.14:
(4pt)

悲しくなりました。

複線が非常に多く、最後の最後まで、ナゾだらけでした。登場人物は実際2人。タイトルに翻弄されてしまいました。読み終わっての感想は、非常に悲しい。おかしな点もありましたが、おもしろい。読み疲れました。
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4062635070
No.13:
(5pt)

独特の空気感

作品全体に漂う、薄暗くて肌寒いような空気感が個人的に好み。序盤からどんどん話しの中に引き込まれていく、かなりおすすめの一冊。ただ、主人公の女性の人物像が安直で中身がないのが難点か。
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No.12:
(4pt)

読者の誰もが探偵になる時

だいたい彼の作品は、読者が読み進んでいてその材料から推理、想像する事はほぼ間違えている。しかも主人公たちも同じような間違いをしていて最後にその真相が明らかになる。その謎解も真相に迫ると一気に流れる。読者の多くが謎解きの所は一気に読んだと思うほど滑らかな展開。最初から結論が見え見えで、視聴者がどうも怪しいと思う所を最後まで調べない主人公が続出の最近の二時間ドラマに見習ってもらいたいくらいの秀作。
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No.11:
(5pt)

怖いけど止まらない

タイトルに惹かれて買いました。初めての東野圭吾さんの本です。読み始めたら止まらなくなって、お風呂の中でも読んでました。たくさん人が死ぬわけでもなく、残酷な死に方をするわけでもないのに、すごく怖かった。お風呂の中で読み終えたんですが、湯船に浸かってるのに、ラストを読んだ時、ものすごく鳥肌が立って、とっても寒くなりました。ホラーでもないのに、これだけ読者を怖がらせるなんて...東野さんすごいですね。伏線はいろんな所に張ってあります。だからこそ確信に触れた時にかなり怖いです。怖いと同時に悲しくもあります。ミステリーに飽きている人におすすめです。
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No.10:
(4pt)

せつないです。

犯行に至るまでの動機や状況は、ちょっとアレ?な部分がありましたが、読み終わって印象に残ったのは、主人公の元カノに対する誠実さでした。推理小説ですが、切ないラブストーリーでもあります。
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No.9:
(5pt)

ブラボー!東野~!

この本を読み終えて、まるで『良質の舞台劇を観終わった』気分になった。高野和明氏の「13階段」の次に、もう少し、日本人作家の推理ものが読みたくなって何気なく手に取ったのが「むかし僕が死んだ家」恥ずかしながら私、この作品が「東野デビュー」です。しかし、これで当分「天才!東野ワールド」にダイブしそう...「13階段」と比較するのは無礼千万でしょうが、この本は文章の流れに“大きな片寄り”も無く、とても綺麗な構成で読み易かった。それに、ページの至る所にジグソーパズルの欠片が潜ませてあり、見逃しそうな程小さなピースの1つ1つが、ラストで『カシッ』と音をたてて完成する。そんな、緻密に計算された“隙の無い”伏線の張り方が秀逸だ。限られた登場人物と、限られた場所(家)、そして「幼児虐待」をテーマにしつつも、ここまで物語を仕立て上げ、グイグイと読者をのめり込ませてくれる作者に、感謝申し上げたい。推理小説なので結末は明かせませんが... 最後まで読んだときにタイトルの「むかし僕が死んだ家」 このつけ方が、うならせる!必読です。
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No.8:
(4pt)

むかし僕が死んだ家

登場人物は2人。舞台はほぼ一箇所。ヒロインの記憶の手がかりを探すというストーリー。まずはこんな設定でよくこれだけの量を書けるものだと感心してしまう。しかし読み始めると、話は容赦なく展開していく。次々に浮かび上がる事実。謎が謎を呼ぶ展開。気がつくと、どんどんページをめくっている自分がいた。意味深なタイトルの意味も呼んでいくうちに分かるでしょう。変わったタイプの作品で読後感はとてもよかった。
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No.7:
(5pt)

うまい。

東野圭吾作品初読。タイトルに惹かれて購入したが、当たりだった。実際の登場人物はたった2人、そして舞台はある1件の邸1箇所にほぼ絞られ、まるで一幕劇を見ているような緊張感で一気に読み終えた。そもそもの発端となる謎、到るところに不可解な点がある邸で過ごす一夜には、読んでいて息苦しいほどの不安感を覚えるほどだった。果たして、『僕』とは誰か?一体なぜ、彼は『死んだ』のか・・・。実にうまいタイトルである。これまでこの作家を読まずにいたのは失策でもあり、また、今後の楽しみが一挙に増えたという意味ではまったくラッキーだった。
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No.6:
(4pt)

すぐ読んでしまえる作品

主人公が元カノと元カノの生い立ちを調べにある古びた家に行くことになるっというのがこの話の最初の部分である。家の描写の各所に色々な伏線が張り巡らされていて読み終わった時には「なるほど。よくできた話だ。」と思わず思ってしまった。読み出すとやめられなくなりサラッと読める作品でした。
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No.5:
(5pt)

良質ミステリー

東野圭吾作品は私にとってこれで3作目だが、どれも全く違うタイプの話なのだが、みなそれぞれ良くできている。"多彩"という言葉がこれほど似合う作家もいないのではないだろうか。白夜行を読んでコレを読むと、とても同じ作者とは思えない。主人公が人妻の元カノと供に彼女のの記憶を取り戻すために洋館を探索するという話。これはいわゆるミステリーというジャンルに分類されると思う。全て計算されつくされた緻密な構成はさすが。洋館の独特の雰囲気と怒涛の伏線の嵐に圧倒される。オチも突拍子ないわけでもなく、それでいて予想に反していて、及第点といったところ。総評、ミステリー好きには絶対オススメ。
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No.4:
(4pt)

ドキドキから深刻な謎解きへ

題そのものが、もう不思議。たった二人の 登場人物が、長野県にある一軒の家で ゆっくりと、過去を 解き明かして行く。一体、誰の家だったのだろう、時計が 全部 同じ時刻で 止っているなんて、、、主人公の存在そのものまで 揺るがす 終りまでの 唸るような設定。読み終えてから、何度か前のページに戻って、どこで この謎解きのヒントが でていたのか、読み返しては、ひとつずつ納得して行った。ミステリーとしては、充分 楽しみました。読んだ後、私の中に、深刻な暗さが 残ってしまって、それだけ この物語が 実話ででもあるかのように、旨くできて いるのだけれど。社会派とも呼べる 現代への問題提起は 東野圭吾の作品の 共通した特徴かとは 思いつつ、もっと 人物に 明るい背景や、生い立ちを 求めたくなってしまった。オモシロクテ、そしてオソロシクテ、気になる、忘れられない お話。
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No.3:
(4pt)

『閉ざされた山荘』ものの秀作_

東野の本格推理である。閉ざされた山荘、一人の女性の過去を明らかにする二日間。裕介君の日記が出てきた段階でやっとそういう趣向の作品だと気がついた。そうすると、さりげなく散りばめられた伏線に気がついてくる。今回の推理の当った確立は50%。でもやはり最も核心部分はわからなかった。最も大切な『秘密』は最も奥まったところにある。この主人公のように、それにたどり着ける、知性と優しさを持つ男になりたいものである。
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No.2:
(5pt)

これが一番好き!

私は東野さんの作品をたくさん読みましたが、この作品は読んだもののなかで一番ドキッとしました。東野さんの作品はどれも最後にはえっと驚かされることが多いのですが静かに静かに進んでいく場面展開とそれにしたがって増していく恐怖感がたまらず一気に読めてしまいます。東野さんの悪意、秘密、分身、変身のような作品がお好きな方には是非!
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4062635070
No.1:
(5pt)

夏向き

限られた狭い空間の中を、よくもまあこんなに怖そうに表現できるものだと、感心しました。登場人物も限りなく少ないんだけど、とにかく怖い!!夏にオススメの逸品です。恐怖の予感?みたいなものを感じながらも、そんなことってアリ?みたいな恐ろしい結果が感じられます。読み始めたらとにかくとまらない。主人公の人柄の良さもうかがえる心温まる部分もあるので、寒さと暖かさを一冊で味わえる、お得???な話です。オススメです。
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)より
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