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むかし僕が死んだ家
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むかし僕が死んだ家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全165件 81~100 5/9ページ
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作品のイメージが暗闇が多くドキドキしました。内容も面白かった。 | ||||
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東野圭吾による小説。主人公と元恋人の沙也加が 沙也加の記憶を取り戻すために長野県の別荘風の家を訪れる話。 本書内では東京とを行ったり来たりすることなく、また主な登場人物も 主人公と沙也加だけだ。それなのに、よくこれだけ構想をねった話しを 作れるものだと感心した。 驚くオチや展開も他の東野作品に比べ多いように感じられた。 白い家が実は墓であるという設定や沙也加が実は生き残った娘であるなど・・ 残された手がかりから推理しまくるミステリー。別に現代で誰かが死んでしまうなんていう ベタな展開ではない。既存のミステリ物に飽き飽きしている人に良い作品であると思う。 | ||||
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あらゆる伏線を見事に回収する著者の手腕には脱帽。 少しずつ少しずつ謎が解明されていく過程には背筋が凍るような恐ろしい空気が醸し出されています。 ただ、最後のおぞましい事実はもう不快で不快でどうしようもなかった… 読後の胸糞悪さはピカイチ。 ということで、二度と読みたくありません(笑) 東野さんの素晴らしさは言わずもがな、ですがね。 | ||||
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二時間弱、スリル満点の時間を過ごしました。待たせられる事の多い耳鼻科の待合室に持って行ったのですが、こちらがあまりに面白いのでいざ呼ばれて入って行ったときには先生に症状をスムーズに話すことができませんでした(苦笑) 叙述が醍醐味の作品ですので、映像化はまずないか、あっても、不出来に終わるのではないでしょうか。ですので、本で読むのをおすすめいたします。 | ||||
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想像が膨らむタイトル、シンプルな舞台設定、中盤まではぐいぐい話に吸い寄せられた とくに僕の日記を読んでいくシーンは惹きつけられる だが後半に差し掛かかってどう着地させるのだろうと思ってたが、無難な感じに終わった・・・ と思った矢先のエンターテイメントな展開 調和として美しくないがスタイリッシュな終え方だった。 叙述トリック的な部分があるので警戒が必要 | ||||
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あらすじを読んでかなり期待していたのですが思ったより『普通』でした‥ 似たような小説を何度か読んだことがあるせいかもしれませんが予想通りの展開にちょっと残念。。 | ||||
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東野圭吾が小説家だと分かる逸品。 死んだ僕は,「さやか」との関係はどうなっているかを辿って行く。 途中で,家の構造や内部の位置関係がわからなくなるので, 図面を書いて読むとよいかもしれない。 いろいろな種がまかれ, 実を結んだものもあれば, 枯れていったものもある。 未解決のまま放置されているものや, 途中で忘れ去られて行ったものもあるかもしれない。 文体は分からないが、読みやすさという点ではなめらかな書きぶりで,東野圭吾の作品の1つの分野を形成する。 最初に東野圭吾を読んだとき、栗本薫+赤川次郎=東野圭吾だと感じた。 本作品は,栗本薫よりの逸品だと思った。 | ||||
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とあるブログのおすすめミステリーで紹介されていたのがこの本を手に取ったきっかけです。 さすがに売れっ子作家さん、文章は読ませてくれます。 とても読みやすく、自分もこの屋敷に引き込まれていく感じで飽きさせません。 ただミステリー要素を期待し過ぎていたのか、正直肩すかし。 最後もさらっと消えるように終わってしましました。 ★以下、内容について触れています★ 主人公の家庭環境の下り、いるんでしょうか? ここに何か伏線があるのではと思っていたのですが。 彼女の記憶の点も、自分で記憶がないことを自覚していながら、 ずーっと記憶喪失でい続けるなんてちょっと無理やりなような。 心に引っ掛かり続けているにも関わらず、両親に問いただすこともしなかった事も。 本格ミステリーを期待して読むと★3つですね。 | ||||
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次々と登場する謎。こんなに謎を散りばめておいてちゃんと回収されるのか心配になるほどです。しかも推理は二転三転するので決して退屈しません。なので私は本を少しずつ時間をかけて読むことが多いのですが、この本に関してはほとんど一気読みでした。また、ミステリー要素だけでなくホラー要素も楽しめます。。リアリティ溢れる描写によって、自分がまるで主人公のように家を調べてりるかのようになるので、真相が明らかになるにつれ背筋が寒くなります。著者の作品の中では知名度は低いですが、隠れた傑作なのではないでしょうか。 | ||||
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「あたしには幼い頃の思い出が全然ないの。」かつての恋人の沙也加はこう言い、記憶の手がかりに成りうるであろう謎の家を二人で訪れることになる。その謎の家に隠された真実とは。 作品全体の至る所への伏線の散りばめ方と、一つの家だけを舞台にここまで話を作れる展開力が凄まじい。 それでいて、一方的に事件だけが進展していくのではなく、小休止に恋愛のサイドストーリーが組み込まれていて読者を飽きさせない。しかし、そこにも伏線があって油断できない。 ミステリー作品として、至高の作品。 しかし、黒川博行氏の書評にはガッカリ。 「〜という記述で、私はピンと来たけれども」 何故、こんなネタバレかつ身勝手な自慢を書いてしまうのか。初めに「※ネタバレ注意」を書くべきだろう。この作家の作品は読んだことがないが、これからも読む気がしない。 | ||||
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※ネタバレ含みます※ 東野作品を読むのは10数年ぶり。超売れっ子の大家になる前からのご無沙汰でした。 これも古い作品ですが。 作品自体はよく出来ているとは思います。が、 最終的にはタイトル通り「僕」に驚愕の展開が降ってくるのだとばかり思い込んでしまったので、 一向にそこに向かう伏線もなく、何だここでここで終わりか〜という寂しい読後感となってしまいました。 あくまで「彼女」の話であって、エピローグで「僕」に置き換えた言及もありますが、 これを「深い」とは言わないのではないか? 個人的な期待し過ぎを除けば★4つのレベルでしょう。 | ||||
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ある日、僕に昔付き合ってた彼女から、電話がかかってきた。 「会って話したいの。頼みたいことがあるの」 不思議に思いながら、彼女に会うと 真鍮の鍵と地図を見せながら、この場所に一緒に行って欲しいと彼女は言った。 時計から覗く彼女の左手首には、傷があった。 「日帰りでなら」僕はそういって、彼女に付き合うことにした。 この旅は、彼女の記憶探しの旅だった。 ------------------------------------------------------------------- キーワードは、親子・虐待・血縁。 幼い頃の記憶がない元カノの切ない願いを、主人公なりに受け入れ、叶えようとする。 彼女の’今’の境遇は、無くした記憶と関係があるのではないかと、主人公は気付く。 もちろん彼女の本当の理由はそこにあり、手がかりを一つ一つ見つけるたび 彼女の閉ざされた記憶が、顔を見せる。 戻る記憶とともに、’その家’の本当の意味も見えてくる。 そこには、家族という絆と、血というものが深く関係していた。 東野圭吾の小説にしては、あからさまな殺人という設定はなく(過去のものとしてはあるが) 「自分はどこからきたのだろう」という人間さながらのテーマがある小説だ。 だからこそ、「僕が死んだ」という言葉が現れるのだ。 なぜ「僕は死んだ」のか? その真相は、僕の「昔」にある。 残念ながら、ワクワクとした読み進め方ではなく、疑問符を一つ一つ解消するかのような読み方だった。 個人的には、消化不良気味の読み終え。 でも、不思議と伏線が繋がるのが、この人の書くものなのだ。そこが魅力か。 | ||||
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ミステリー界の大人気作家、東野圭吾が描く本格ミステリー。 この人の魅力は、とにかく最後にものすごいすっきりさせてくれることにあると思う。 矛盾なく謎が解けるなんてのはもう当たり前で、それ以上に納得させてくれるものを十分に提示してくれる。 なんでだよー、なんて思わない。 そうだったのかぁ、と思わされる。 それも、こちらの想像していた以上のもので驚かせてくれる。 この小説もある程度は結末が予想できたのに、読み終わったらやっぱり驚かされて、 しかもすっきりとさせられていた。上手すぎるのがちょっと鼻につくが、それでも十分。 面白かった。 | ||||
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小説にはプロットというのがあります。小説の組み立てのことです。この作品はひとつひとつの細かいことがらが精密にプロットされ、クライマックスに向けすべてがあきらかになっていきます。恐い、怖い、コワイ。ホラーぎりぎりの線でその一線を超えずに小説を組み立てる。その技量はさすがにベストセラー作家です。本書を読んだ人は、結末がわかっていてもドラマ化や映画化されれば必ずみるのではないでしょうか。それほどこの本の怖さが脳裏に焼き付いてます。東野圭吾作品初めて読みましたが、これからハマリそうです。 | ||||
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久々に東野圭吾を読みましたがやはりおもしろいですね。 どんどん話に引き込まれ、ページをめくらなきゃいられなくなります。 主人公たちと一緒に推理できるというのも、この本の魅力ですね。 語り手の"私"の人をバカにしたようなしゃべり方が鼻につきましたが、それを含めてもおもしろいと言える、人に薦められる本です。 | ||||
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見た目は小さい本ですが、読んでみると意外と文字がギッシリ詰まっていて なかなか読みごたえのある作品です。(あくまで主観ですが) 特にこの手の小説は途中で何度も前のページに戻ることがあるので 空き時間に読んでる私には結構時間がかかりました。 勿論それに見合った面白さと、読み終えた後の達成感があります。 家での場面では、最初から最後まで「オバケが出てくるのではないか」と ハラハラしながら読んでいました。実際には霊的なものはひとつも出てきませんが、 いかにも出てきそうな雰囲気が文章に表れています。 またこの本は結末を知ったうえでもう一度読み返すのが面白い。 改めて読み返してみると伏線だらけで、「どうしてここで気づかなかったんだろう」と 思わず何度も苦笑してしまいました。このように2度も楽しめちゃう名作です。是非お勧めします | ||||
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東野さんの作品は、読後にうなりたくなるような題名が多いです。 本作も同様、ありきたりではないアイディアの題名だと思いました。 登場人物はわずか2人ですが、 そこで広がる世界観はとても深いです。 主な場面となる「家」の中での描写や展開は、 ありきたりなホラーをはるかに超えるほど背筋を凍らしますし、 読後には、文章中に散りばめられた複線の巧妙さに感服します。 これが連載だったということですから尚更すごい・・・。 東野ファンの人は承知のことだと思いますが、 本作も新鮮な楽しみ、味わいがあります。 ぜひ一読。 | ||||
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作者の作品の中でもかなり好きな本の1つ。 物語の現在の時間で登場人物わずか2人という設定で よくこれだけの文章が書けるものだと感心した。 家を散策していくうちに次第に明らかになる過去の記憶とともに 背筋が寒くなった。 小説全体で常に感じたのは、良い意味での不気味さと寂しさだった。 割り切れない過去と向き合いながら、 2人はこの先の人生を生きていくのだろうと想像した。 読後感は決して良いとは言えないけれど 周りの人に是非お勧めしたい作品。 | ||||
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主たる登場人物が二人だけとという面白い設定になっている。謎の家を調べるうちに徐々にその真相が解明されていく。一般文学329作品目の感想。2011/02/01 | ||||
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たった2人の登場人物という厳しい設定の中で ここまで綺麗に締めくくられたストーリーというのは素晴らしいですね。 本編の中にたびたび登場する祐介くんの日記が また何ともいえないホラー色を醸し出すかと思えば 真相が明らかになりかけると連鎖反応のように、散らばっていたピースが 次々と形を取り成し、あっと驚く全貌が明らかになります。 序盤からの伏線の張り方もほんとにお手本のようで、読んでてしばしば唸ってしまう! 「私」こと、主人公の過去のエピソードと現代でも問題になっている虐待問題をとりあげ 物語に絡ませることで、一癖も二癖もあるお話に仕上がっております。 そして、雰囲気もとびっきり不気味で ページをめくると本からホコリが舞うんじゃないかってくらい全体に漂う換気の悪さ。 夜中に読めば館を探索する空気を味わえますよ。 | ||||
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