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ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめ
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ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 41~60 3/4ページ
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冒頭からまたしても太宰治「晩年」の珍本で始まる 何も考えずに読んでいた本に新しい発見を教えてくれるビブリア古書堂の事件手帖 話は楽しくわくわくさせてくれなおかつ読み進めやすい最近では最高の本です!!! | ||||
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二人の初々しいお付き合いが見ていてほっくりさせる 大輔の何気ないのろけに赤面する栞子さんかわいいです 大輔君しっかりしてきましたね 考え方も行動も栞子を支えていこうという気持ちが強く表れています 今回の話は再び「太宰」の話です 正直文豪太宰の意外な面を知り、ショックでしたが興味深く大変面白かった 人間関係もより複雑になりどろどろしてきました この本を読む時は誰が犯人であってもおかしくはないと心に留めておくことにしました 栞子も成長しましたね 終盤の犯人を追いつめるシーンは時間を感じずに読み終えました | ||||
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とうとう、栞子さんと・・彼は。 今回も、太宰の物語で、終始してますが、面白い。 なぜ、終わってしまうのか? 三上さんが言うなら仕方ないけど。 | ||||
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最初から連作を読んでいるので、次作を楽しみにしていました。また次を期待しています。 | ||||
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爽やか・軽やかで始まった「ビブリア」もいよいよ佳境に入り人間関係のドロドロも交えて大変読み応えのある展開です。 個人的には脂っこいのは大好物なので非常に好みでしたが若干胃にもたれる方がいるのもむべなるかな・・・。 そんな中で少なからず??が付いたのが「夏は暑くて・・」「皆さんランニング一枚で書庫に入り・・びっしょりと汗をかいて」の描写でした。 一度でも入ったことのある人間なら明白ですが、夏の土蔵の中とゆうのは冷んやりとして実に快適なのですね。それこそエアコンなんか比べものにならないくらいに。 そもそも人間が汗だくになるような状態では当然本の保管にもよくないわけで、汗だくの人間に蔵書をいじられたら更にたまったものじゃないので、ありえないエピソードと思われます。 「何も隠せない」状況を説明するには他に方法もあったと思いますのでいささか残念です。 また、ラストにかけて二人の人間が用意した凶器がいずれも同じとゆうのも違和感がありました。 使用条件を満たす安全かつ確実な無力化手段は他にも幾つか思い当たるだけに、よりスマートな形が望ましいと思えました。 これまで?の付く展開が全くない大変よくできたシリーズだっただけに、クライマックスとも成りそうな次巻に向けて敢えて苦言を呈させていただきました。 | ||||
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このシリーズで一冊丸ごと一人の作家というのが過去にあった。栞子さんと二つの顔〈4〉がそれで江戸川乱歩だったが、今回は一冊丸ごと太宰治である。乱歩、太宰とこの選択肢が心憎い。 50年近く前、稀覯本「駆込み訴へ」が土蔵の書庫から盗まれ、やがて出てくるのだが、その経緯を調べる事になった栞子さんと大輔は、当時の事情を知っている人たちを訪ね歩く。この辺り、丁寧に書きすぎたので、肝心の推理の披露まで、けっこうなページ数を踏むことになった。 書庫の主、富沢博が頑なに会うことを拒み、あまつさえ書庫への立入も禁止していたのに、第三章でいとも簡単にそれが解かれる疑問は残るが、推理の展開は面白く、太宰治の稀覯本が、遠い因縁で栞子さんと大輔に繋がっているのに驚く。 自家用(自殺用)「晩年」、アンカットの「晩年」、和綴じの「駆込み訴へ」、探偵小説の「断崖の錯覚」等々、太宰治に纏わる丸ごと一冊は、とても興味深く、最後の謎解きも納得させられ、会心の作になっている。 | ||||
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あいかわらず、いいテンポでお話は進んでいきます。 今回は全編「太宰治」の著書をめぐってのミステリー。 栞子さんをつきおとした犯人「田中」が、あつかましくも太宰治の「晩年」を探してくれと 依頼してくるところから今回のお話が始まります。 最初の事件のラストにでてきた「アンカット」の「晩年」ではなく、一部カットされている「晩年」!!! 関係者をあたるうちに出てきた中には、栞子さんの亡きお父さんの名前も。 五浦くんと栞子さんの、じれった~い恋はさておき・・・ 作者のあとがきによれば、このシリーズもあと1巻か2巻で終わるそうです。 どのようなラストになるのか?楽しみでもあり、栞子さんの物語が終わってしまうのが残念でもあり・・ | ||||
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ビブリア古書堂の6巻目です。 今回は太宰治の本です。 1巻の話が繋がっていてかなり面白いです。 次の巻もたのしみです。 | ||||
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母上殿が出現したあたりからストーリー展開が???。このまま行くと読者として付いて行けなくなるかも、という疑念が。でも6巻まで来てしまったからには最終巻まで作者にお伴するつもりです。 | ||||
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毎回期待を裏切らず、今回も栞子さんの洞察力と最後のどんでん返しは期待通りでした。 長編で複雑な設定にもかかわらず、一気に読んでしまいました。 次回作も期待しています。 | ||||
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累計600万部を超えて販売されている最近のライトノベルとしてはかなりのヒット。 2013年1~3月期に剛力彩芽さんを栞子役でテレビドラマ化して、以降、珈琲やら和菓子やらなんやかんやと「○○+日常の謎系ミステリ」が粗造、乱造されたという、良い意味でも悪い意味でも影響力の強い作品の最新刊です。 テレビドラマ版は剛力彩芽さんが栞子のイメージと違いすぎるとかなり賛否両論でしたが、個人的にはそれよりも栞子と母親の歪な関係性を描かなかった結果、ラストがホンマに訳分からんようになったかと……って、テレビドラマ版は別にいいか。 最近は連作物はあまり買わないようにしているのですが、最初の2巻まで読んで、ちょっとやめられなくなって6巻まで付き合うことに。 第1巻のメインストーリーになった太宰治『晩年』の初版本を巡るやり取りの中で、栞子を階段から突き落とした「田中」が保釈され、改めて別の『晩年』の初版本を探すことを五浦に依頼してくる。 その申し出を受けた栞子は、五浦と二人で探す中で、栞子の両親、五浦の祖母、田中の父等が関わる因縁話に巻き込まれていく。 当初は一冊の古書を題材に、その古書に関わる人物の「謎」を栞子が解き明かすという短編に、栞子の母との因縁、愛憎を全体に一本串を通すような構成だったのですが、江戸川乱歩の書いた作品を題材にした第4巻辺りから取り上げる古書は結構置き去りになってきた気がします。 栞子と五浦の恋模様や母親との争いをメインストーリーに持ってくるのは良いのですが、取り上げた作品の蘊蓄などが少なくなってきてちょっと寂しいなぁという感じ。 全般的には第6巻まで付き合った読者には十分満足出来るだけの謎が提供され、しかもミステリらしいどんでん返しや次巻への強烈な引きもあるので、巧いなぁというところ。おそらく、ウチも最後の巻までお付き合いさせられそうです。 | ||||
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今回は、太宰で話が進む。 話が1冊で終盤を迎えるよう書かれた書き下ろしなので、じっくりと味わうことができた。 栞子さんというより、今回は大輔君の成長譚としても楽しめた。 大輔くん、かなり、大人になってきたんだなあ。 次作あたりで結婚か? なんて勘ぐるのも楽しみのひとつかも。 それはそれとして、太宰治、もう一度読み返してみようかなという気分でいる。 | ||||
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この物語の発端となった太宰の「晩年」。 この作品に再び焦点が当てられ、 栞子を怪我させたかつての加害者も登場する第6弾。 栞子と大輔の関係は、ゆっくりながらも着々と進む一方で、 ビブリアを巡る人間関係の謎は早いスピードで深まる。 新たに出てきた謎に対する答えは次回以降に持ち越し。 残念ではあるが、その時を楽しみにしたい。 | ||||
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そろそろ話が佳境に入ってきた感じ。 先が楽しみ。早く次の巻が出てほしい。 | ||||
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6巻は新たな登場人物が多く、 過去のいきさつがたくさん挿入されるため、 結構難しい話になっていました。 しかし、それでもやはり面白い。 実際の古書のうんちくをここまで劇的に ストーリーに落とし込み、なおかつ 登場人物たちに絡めていく構成力。 1巻と6巻がここまで深くつながる話も珍しい。 事件の意外な犯人像も鮮やかで、 栞子さんと大輔の絆が日に日に強くなっているのも たのもしい。人気に胡坐をかいて無理に 話を引き延ばそうとしない作者の潔さもすがすがしい。 あとはもう、一気にドラマチックに盛り上がって うまく決着してほしいと願うばかりです。 | ||||
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一言で言えば、古書に取り憑かれた人々の業と情が織りなす人間模様、という事になるのだろうか。それは作中取り上げられる太宰治の作品と重なり合い、時を超えて登場人物達を重層的に浮かび上がらせる。 栞子さんと大輔くんの関係は表面的には大きな進展はないのだが、今回の事件を通して大輔くんの気持ちは大きな一歩を踏み出したようだ。いよいよ物語は完結に近づいたと思われる。あの人の謎も含めて。 それにしても、太宰治は本当に『自殺用』なんて書いた自著を持ち歩いてのか。 | ||||
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今巻で特筆すべきなのは、五浦君と栞子さんの関係の進展(読んでいて、中学生か!!とヤキモキしますが、そういう所もまた微笑ましかったりw)と、栞子さんの母親である篠川智恵子の素性が明らかになっていく(今巻ではまだ憶測ですが)所ですね。読み進めていくと、篠川智恵子ってもしかして?と気付き始めるドキドキ感を味わえます。古書が好き同士の母子なのに、どうして栞子さんとは正反対であそこまで冷酷になれるのか?その辺の謎が少しずつ解き明かされていく過程が秀逸で、とても面白い作品になっています。私は面白くて一気読みしてしまいました。次巻(もしくは次々巻)で完結との作者のコメントがあとがきに載っていましたので、今後は五浦君と栞子さんの関係をもっと親密にしていって欲しいと願っています。キスどまりではなく、男と女の関係になっても全然違和感ない年齢ですし。むしろ遅過ぎるくらいですしwwwそこが可愛い点でもあるんですが。とにかく早く7巻を読みたいです!! | ||||
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鎌倉の古書店を題材にした作品 最初のうちはラノベのような不要な記述もあったのですが さすがに6巻に進むにつれ、読みやすくなりました五浦くんも単なる デカいでくの坊でなくなってきましたし。 古書を題材としたミステリー仕立てのシリーズの六巻目です。 以前の巻では、貴重な太宰治の「晩年」の初版本をつけねらう田中から 目をくらますためレプリカを燃やし田中を警察に渡したはずだった。 しかし、ビブリア古書堂に、レプリカにすり替えたとの脅しが入り、 しかもその脅しをしかけたと思われる田中が太宰治の古書を 探してほしいという依頼を受ける。。。という流れです。 1巻まるまる太宰治の内容で、しかも最後に謎の多い栞子の母親につながってゆく さまは、とても読んでいて面白かったです。しかも太宰治の色々なことが 絡んできて古書のおもしろさをうまく生かした作品になっているかと思います。 次かその次くらいでこのシリーズは終わるそうです。かなり知識と推理力が ついた五浦くんが栞子さんと謎を解くさまをさらに読みたいです。 | ||||
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鎌倉の古書店を題材にした作品 最初のうちはラノベのような不要な記述もあったのですが さすがに6巻に進むにつれ、読みやすくなりました。五浦くんも単なる デカい、でくの坊でなくなってきましたし。 古書を題材としたミステリー仕立てのシリーズの六巻目です。 以前の巻では、貴重な太宰治の「晩年」の初版本をつけねらう田中から 目をくらますためレプリカを燃やし田中を警察に渡したはずだった。 しかし、ビブリア古書堂に、レプリカにすり替えたとの脅しが入り、 しかもその脅しをしかけたと思われる田中が太宰治の古書を 探してほしいという依頼を受ける。。。という流れです。 1巻まるまる太宰治の内容で、しかも最後に謎の多い栞子の母親に繋がってゆく さまは、とても読んでいて面白かったです。しかも太宰治の色々なことが 絡んできて古書のおもしろさをうまく生かした作品になっているかと思います。 次かその次くらいでこのシリーズは終わるそうです。かなり知識と推理力が ついた五浦くんが栞子さんと謎を解くさまを、さらに読みたいです。 | ||||
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今回は五浦大輔の男前が上がりまくる。前作でも大いに株を上げたが本作はそれ以上だ。大輔と篠川智恵子の会話から今回は物語が始まる。プロローグが回想なのでエピローグもこの二人の会話で終わる。 本文では大輔と栞子の距離が縮まっていくのと並行して太宰治の作品のエピソードが絡んでくる。言わずと知れた文豪だが、人間の弱さと直面していただけに作品の幅は広く、それが今回の小道具になっている。 ただ、推理劇としてのツボを押さえており楽しめる。今まで以上に多くの登場人物がいるが、発言は最小限で、そのすべてが推理のカギとなるよう配置してある。それぞれの発言がいつ、誰が、どこで、何を、誰との要素に分解してメモしてみよう。すると謎解きの前にちゃんと大輔と栞子の推理が予測できる。できない部分が本作のエッセンスというべき「巡るさだめ」なのだ。それは篠川智恵子と栞子の異常ともいえる古本への嗅覚のルーツをあきらかにするもので、次作への引きとなっている。 さて、古書店の師弟の子孫たちはどこに着地するのだろうか。残りは一作が二作とのこと。続けてほしいが二人のハッピーエンドが読むことができるなら良しとすべきだろう。 | ||||
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