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絶唱



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【この小説が収録されている参考書籍】
絶唱
絶唱 (新潮文庫)

絶唱の評価: 3.54/5点 レビュー 57件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(3pt)

今ひとつ足りない

トンガを舞台にした4つの物語。阪神淡路大震災を経験した女性たちが主役である。

著者が実際にボランティアとして働いたトンガ、そして自身が見舞われた大災害という二つの経験を総括した作品とのこと。

結論から言うと、今一つ足りない。それぞれ作品毎には愉しめるのだが、全体として浮かび上がる絵が見えてこないのだ。二作品のみ裏表のの強い結びつきがあり、その他二作品の関係性が希薄だからだろうか。

物語の運び方はミステリ的だが、”自分探し”ものの方がしっくりくる。途中垣間見えるちょっとした悪意は、著者ならではのイヤミステイスト。

震災で亡くなった双子の妹への思い「楽園」、婚約者への揺れ動く感情「約束」、シングルマザーの大切なもの「太陽」、親友の死で失ったのは「絶唱」。
絶唱 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:絶唱 (新潮文庫)より
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No.11:
(3pt)

人生に疲れた時はトンガに行こうと思った

震災で心を傷んだ人たちがトンガで癒す
そんな感じの話し
震災の話しは、どこに地雷が隠されてるか分からないので、人に不用意に聞いてはいけないなって
そう思った

最後、フィクションなのか、本当の話なのか分からないけど、熱を感じて、おぉっとなる
絶唱Amazon書評・レビュー:絶唱より
4103329130
No.10:
(3pt)

ケータイ小説のようで期待外れ

喪失を抱えた女性の小話寄せ集めであり、それがトンガを舞台とする必然性があるとも思えず、「絶唱」の表題もすべてがちぐはぐな印象。気になったのが、最後の章で自己紹介しているように、ボキャブラリーが貧困であること。トンガという舞台の説明をする言葉が、青い海、白い砂浜…。人物の紹介文が、白人男性の、とか、双子の、とか。文章の余白感をカタカナの固有名詞で埋めているように感じられた。浅い、文章の書き方。
語り手が醒めていて、物事に対する反応が薄い気がするのもそういった書き方に由来すると思う。泣いたり、再生したり、奇跡のような出会いが描写されているのに淡々とし過ぎて、ケータイ小説のように読み流してしまう。それこそ入浴時間や電車の中での暇つぶしにであれば適当な気はするが。
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No.9:
(3pt)

もうひとつ…

今までの湊かなえさんとは ちょっと違う感じ
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4101267731
No.8:
(3pt)

誰もが持ってる罪悪感が表現されている小説です。

いつもの湊かなえのミステリーを期待していた人には少しがっかりするかもしれません。私もその1人でした。
ただ最後の絶唱は彼女自身の体験談かと思わせる話で、私の中に印象に残り感動しました。
阪神大震災を経験された方には少し辛い話になりますが、読んで見る価値はあると思える1冊です。
絶唱Amazon書評・レビュー:絶唱より
4103329130
No.7:
(3pt)

タイトル

タイトルのインパクトと、内容の差が、私的には大きかったかなと。。
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No.6:
(3pt)

号泣ミステリー?

私は湊かなえのファンで、レビューも大抵高評価。恐らく「3」を付けたのも、初めてだと思う。
 この連作、登場人物も共通してるから同じ世界と言う設定なのだろうが、読んだ印象がかなり違い、一作毎は面白いのに、まとめると整合性が取れないと言う奇妙な感想を持った。又、とても丁寧に心理描写がされているが、誰にも感情移入する事が出来ず、こんな事もこの作者では初めて。相性が悪いのか、それとも「号泣ミステリー」と言う惹句のせいなのかも知れない。少なくとも私の涙腺が緩むことはなかった。
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No.5:
(3pt)

絶唱

心を取り戻すために、約束を果たすために、逃げ出すために。忘れられないあの日のために。別れを受け止めるために。「死」に打ちのめされた彼女たちが秘密を抱えたまま辿りついた場所は、太平洋に浮かぶ島―。喪失と再生。これは、人生の物語。
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No.4:
(3pt)

本人の経歴も一部混じる4つの連作長編。

トンガ滞在や阪神淡路大震災といった
本人の経歴も一部混じる4つの連作長編。

私小説でもなさそうだが、読み進めていくにつれ、
作中の人物・事件と、創作としての距離が
定まっていない歯がゆさがある。

本人見たに違いない、トンガの風景描写は美しい。
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4103329130
No.3:
(3pt)

さようなら、さようなら、さようなら~。

他人を冷たいとか、酷いとか非難するのは簡単。 でもね、自分が幸せじゃないと、豊かじゃないと、他人に手をさしのべることは難しい。

自分よりも、他人を優先させることが、真なる偽善でしょ。 目指すは、自分も貴方も幸せ。

人は死なない(霊魂不滅)。 何度でも生まれ変わる(輪廻転成)。 死とは単なる肉体が古くなったから、新しい乗り物に入れ替える。 一度亡くなり、再び生き返る。 本当の自分として。

誰かの代わりはできない。 いくら辛くても、現実を受け入れないと。 時間と愛と共に学ぶ。
絶唱Amazon書評・レビュー:絶唱より
4103329130
No.2:
(3pt)

面白いしテンポも良い

…が、初っ端の「深夜到着、行き先未定」が、「あ~…」って感じかな?どんなに治安が良くても、「初めて行く余所の国」でこれをやるのは「トラブルを自分で引き寄せてる」行為でしかない。 死体になって帰る事までには至らずとも、ぼったぐりや身ぐるみはがされて大使館や領事館行きになる可能性がぐんと上がる。 と、思っている派なんで「こんな都合よく日本語で話しかけて貰える訳ないよ」と感じてしまった。 日本語武器に日本人からぼったぐる商売してる人だっているんだからさー。 少し考えようよ。 と、そっちに主に意識が行ってしまった。
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No.1:
(3pt)

がっかり。

湊先生の作品は全部、
読んでます。
ですが、
今までで1番がっかりしました。

震災を経験していませんが、
4年前に弟を事故で亡くしているので
救い?心打たれる?かな...
とゆう想いでした。
期待し過ぎ?だったのかな。

長くてもいいから、
じっくり書いて欲しかった。
薄っぺらい気がしてならない。
絶唱Amazon書評・レビュー:絶唱より
4103329130

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