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卒業―雪月花殺人ゲーム



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【この小説が収録されている参考書籍】
卒業―雪月花殺人ゲーム
卒業 (講談社文庫)

卒業―雪月花殺人ゲームの評価: 3.45/5点 レビュー 121件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全121件 1~20 1/7ページ
No.121:
(5pt)

加賀恭一郎シリーズ第1作

江戸川乱歩賞受賞後の若い頃の作品。加賀恭一郎シリーズの第1作なので、このシリーズを読むなら、まず読んでおきたい。恭一郎が大学4年生の時、すでに探偵のような仕事をすることになる。この頃から冷静沈着、客観的な判断力がある。登場人物は皆、茶道の心得があるので、この作者もそうなのかと思っていると、茶会の席が殺人トリックの場となる。
最後に、読者には真相がわかるのだが、登場人物たちには、真相が100%は明らかにならないまま終わってしまう。個人的にはなんかすっきりしないのだが、彼らの先生の意図=作者の意図なのだろうか。
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4061844407
No.120:
(2pt)

初期の作品なので試行錯誤中か?

東野圭吾を読んでみようと、『容疑者Xの献身』から入って、次に読んだのがこの作品。
「え?同じ作者?」と感じてしまったが、卒業は初期の作品ということで納得。

意図的なのかわからないが、舞台のセリフ回しのような会話が、現実離れしてて気持ち悪い。
正直、前半はつまらなすぎて読み進めるのがしんどかった。

後半はエンジンがかかるが、これ、解決できるのか?と思うような残りページ数で、やはり気持ちの悪い終わり方になってしまっている。

気持ちが悪いというのは、殺人のトリックに重点が置かれすぎており、動機が弱く、動機自体も現実離れしてる点。
浮気?強姦?アバンチュール?ここが弱くて動機がペラペラ。
病気は性病?HIVをイメージ?だとしても知識が薄すぎて、こちらも動機ペラペラ要因に。
伏線回収もほとんど無い。ピエロを見て、現場に戻るとか展開もチープ。
(東野圭吾さんってトリックに重点を置く作者なのかな?)

ただ、加賀シリーズは彼が刑事になってからが本編だと思うし、『容疑者Xの献身』の得も言われぬ切なさには感動したので、これに懲りずに東野作品を読み進めていきたいと思う。
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No.119:
(4pt)

初期作

昔の作品なだけあって、やはり最近のものと
作風が違いますね。
早い段階で犯人と動機が分かってしまったので
そこは減点です。
未来の加賀刑事の芸風も違うので、思ったより
楽しめませんでした。
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No.118:
(3pt)

遅れましたが届きました

すっきりした内容ではなく、複雑な感想になりました。
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No.117:
(3pt)

初期の作品という感じです

加賀恭一郎シリーズを読み直そうと思い手に取りました
東野さんの初期の作品ということもあり少し読みづらく感じました
茶道に詳しくないので、じっくり読んでも解りづらいトリックでした
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No.116:
(1pt)

つまらない

他の東野圭吾作品を沢山読んできましたが、これはつまらないですね。
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No.115:
(3pt)

茶道は唐突な感じ

1989年、携帯のない時代のお話。茶道の描写は唐突で理解するのがやや難しい。仲間が亡くなってゆく寂しさの残るミステリー。
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No.114:
(2pt)

配送が雑で本の表紙が破れていました

本の内容に問題はありません。
5冊まとめて購入しましたが袋にそのまま5冊入っており、表紙が曲がったり、破れている本もありました。次回から、まとめ買いはやめます。
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No.113:
(3pt)

茶道の作法のお勉強は不要

2つの事件の解明がテーマで、それ自体は悪くないが一つの事件が
茶道の作法に深く関わっており、しかもかなり細かい内容の理論的
分析なのでその部分は素人には余りに退屈だし飛ばして読んだ。
作法・手順の要約だけ説明しその結果だけわかれば十分なのに何十ページは
長過ぎる。
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No.112:
(3pt)

加賀恭一郎シリーズ第1作。これからが楽しみ。

加賀恭一郎シリーズでは、第8作の「新参者」を読んでみて、とても面白かったのでシリーズをすべて読みたいと思って購入した。
 第1作だからか、また茶道のしきたりを題材にしているからか、私にはわかりづらかった。そして、加賀恭一郎の活躍が、期待外れだった。2作目以降を楽しみにしたい。
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No.111:
(4pt)

大企業に勤めながらこんな作品を

東野作品を読み慣れてきたせいか、最初のころに読んだ『放課後』よりむしろ面白く感じた。 
でもやはり、「雪月花」のお茶会は、茶道を少しはかじった私も体験がなくて、興味深くはあったがトリックとしては難解でした。
図と文章を注意深く何回も見比べて、なんとか理解できましたが・・
随分頭の体操をさせてもらえました。

(ただ、〇〇〇〇を使った手品みたいなトリックは無理やり感があり、と思った 3人は前を向いて座っているのだから見られる可能性が大だから)

それにしても

仕事をしながらよくこんな作品を書かれたな、と思った。やはり才能があられたからなんでしょうね。
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No.110:
(4pt)

ほろ苦い卒業

高校も大学も同じ男女七人の仲間グループ。大学卒業を目前にその仲間の人間関係が壊れはじめる。卒業とは楽園からの追放なのか。社会に出ていくための狭き門なのか。たしかに卒業とは、たいていの場合、永遠の別れでもある。ほろ苦い卒業。
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No.109:
(3pt)

寂しい卒業ですね。

7人の仲間が4人に減り。「出会いと別れ」と言いますが「別れ」です。
「雪月花」が分かりにくいです。
良くも悪くもないので★3つ。
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No.108:
(3pt)

普通でした。

普通でした。
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No.107:
(4pt)

80年代の青春群像として

今まで読んだ東野圭吾氏の作品は加賀シリーズでないものがほとんどで、加賀は映画で「麒麟の翼」を見たくらいでした。こちらはシリーズ最初の作品であり、デビューから2作目の初期作品だということで読んでみることにしました。

まず最初に感じたのは、他のレビューアさんたちもおっしゃっているように雪月花のトリックがわかりにくかったこと。図の説明が出た最初の時点で理解することをあきらめ、トリックのところはほぼすっ飛ばして読んでいました。昔、日本ではまずトリック重視の海外ミステリが輸入され、その流れで本格推理小説が出てきたと記憶しています。その後に松本清張などの社会派が台頭してきましたが、どうしてトリック重視派が飽きられたのか、それが理解できるような気がしました。謎解きの知的遊戯といえばそうなのですが、理屈ばかりであまりにも現実味がないのです。個人的には、どうして犯人がその犯罪を犯すに至ったのかという人間ドラマの方に興味があります。また、同様に剣道の部分も興味が持てずこれもスルー。自分はむしろ、80年代の青春ものとしてこの作品を読みました。

団塊の世代が大学を去った後からバブルが終わるあたりに青春を過ごした世代が読むといろいろとなつかしいと思います。そしてちょうど東野圭吾氏が1958年生まれですからそのあたりですね。何かといえばお気に入りの喫茶店に集まって仲間でたまっていた、その喫茶店のマスターが人生の先輩的な位置づけであったこと、ヒロインが初詣に行くシーンで毛皮のコートを着ておしゃれしていたこと、学生が住んでいるのがバスなし、トイレは階にひとつのアパートであること、男性が冷静で知的、女性は情緒的で、どことなくその役割が従属的に描かれていること、別れる必要があるとも思えないのにカップルが卒業を機に別れていくどこかニヒルな雰囲気(死語ですよね・・英語のニヒリスティック、冷笑的、皮肉っぽい、から取った言葉)、などなど。”会社の就職試験なんてのは、運動家をチェックするのが第一目的だろ?”という言葉があって、学生運動をしていた、またはそういう家族がいると就職の妨げになったというのはびっくりでしたが、そういう時代だったのですね。また、最初の殺人が起きるきっかけになった理由も、今から見るといまいち釈然としない感じがしますが、当時は大変なことだったんだろうと思います。

人間ドラマとしてよくできていると思いますし、なつかしいと感じる世代も、今時の若い者も(笑)今から30年ほど前の大学生ってこんな感じだったんだと思いながら読むと興味深いと思います。もちろん、加賀シリーズのスタートとしても。
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No.106:
(3pt)

最初から

祈りの幕が降りるとき、で諸々と一段落なんだと思い、シリーズ一作目を読み始めました。もう30数年もまえの作品なんですね。
自分もその頃卒業を迎え、当時の同世代はこんな感じだったのかなぁ、と懐かしむ感じも多々。
社会人になる前の価値観での行動。自殺、他殺の動機がその程度なの?と感じますが、20代の感性なんて今になってみれば脆過ぎるんでしょうね。だから若者に対して説教じみてしまうのでしょうか。
当時の若者が当時の感性で精一杯起こした行動でしょう。今となってみれば羨ましいばかりなのかもしれません。
大変面白かったです。
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No.105:
(4pt)

密室トリック・動機など巧く描いています。

加賀恭一郎シリーズは「嘘をもうひとつだけ」短編集を最初に読んでしまい、加賀恭一郎がどうやって形成されていくのかを知らないと駄目だと思いこちらから同シリーズを読む事にしました。
次々と仲間が死んでいく、密室、動機は?仲間の誰の犯行なのか?色々考えながら進めて行きましたが、次第に犯人は誰か解ってくるのですが、動機・密室トリックが解りませんでした。確かに殺人犯の動機など犯行した人にしか解りませんよね。こちらの作品は剣道・茶道の奥深き様々な要素を取り入れ旨く融合させています。
密室トリックは素晴らしい!その分野で詳しくないと解りませんね。犯行動機はある程度解明できるものの、核心は解らないままにするのも読者それぞれの捉え方で良いのだと思います。
雪月花之式の説明が事細かに説明されているのですが、複雑過ぎてその部分を読むのが嫌になってしまいました。トランプとかのカードトリックでも良いのにな…って思っちゃいました。
最後仲間が卒業と同時に、それぞれの道に進みバラバラになってしまいます。これも「卒業」の意味する事なんだな~と思い刹那くも感じます。
同シリーズ加賀恭一郎の成長を知りたいのでシリーズを順番に読んでいきたいです。大変読み応えのある作品でした。
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No.104:
(3pt)

難しかった

終盤のとても重要な雪月花の部分の推理がぼんやりとしか理解できませんでした。
茶道の知識が薄いと理解に時間がかかると思います。
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4061844407
No.103:
(1pt)

マニアック過ぎ

茶道だの剣道だのマニアックな所が多く、読むのが苦痛な作品でした。
東野圭吾の作品を読むのは初めてでしたが、次回から買おうと思わないかも
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4061844407
No.102:
(3pt)

よくわからない作品

お馴染みの加賀の学生時代がストーリー。著者の初期に分類される作品で、ストーリー、トリックともに稚拙さを拭えない。
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4061844407

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