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卒業―雪月花殺人ゲーム
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卒業―雪月花殺人ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 1~20 1/3ページ
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すっきりした内容ではなく、複雑な感想になりました。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズを読み直そうと思い手に取りました 東野さんの初期の作品ということもあり少し読みづらく感じました 茶道に詳しくないので、じっくり読んでも解りづらいトリックでした | ||||
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1989年、携帯のない時代のお話。茶道の描写は唐突で理解するのがやや難しい。仲間が亡くなってゆく寂しさの残るミステリー。 | ||||
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2つの事件の解明がテーマで、それ自体は悪くないが一つの事件が 茶道の作法に深く関わっており、しかもかなり細かい内容の理論的 分析なのでその部分は素人には余りに退屈だし飛ばして読んだ。 作法・手順の要約だけ説明しその結果だけわかれば十分なのに何十ページは 長過ぎる。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズでは、第8作の「新参者」を読んでみて、とても面白かったのでシリーズをすべて読みたいと思って購入した。 第1作だからか、また茶道のしきたりを題材にしているからか、私にはわかりづらかった。そして、加賀恭一郎の活躍が、期待外れだった。2作目以降を楽しみにしたい。 | ||||
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7人の仲間が4人に減り。「出会いと別れ」と言いますが「別れ」です。 「雪月花」が分かりにくいです。 良くも悪くもないので★3つ。 | ||||
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普通でした。 | ||||
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祈りの幕が降りるとき、で諸々と一段落なんだと思い、シリーズ一作目を読み始めました。もう30数年もまえの作品なんですね。 自分もその頃卒業を迎え、当時の同世代はこんな感じだったのかなぁ、と懐かしむ感じも多々。 社会人になる前の価値観での行動。自殺、他殺の動機がその程度なの?と感じますが、20代の感性なんて今になってみれば脆過ぎるんでしょうね。だから若者に対して説教じみてしまうのでしょうか。 当時の若者が当時の感性で精一杯起こした行動でしょう。今となってみれば羨ましいばかりなのかもしれません。 大変面白かったです。 | ||||
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終盤のとても重要な雪月花の部分の推理がぼんやりとしか理解できませんでした。 茶道の知識が薄いと理解に時間がかかると思います。 | ||||
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お馴染みの加賀の学生時代がストーリー。著者の初期に分類される作品で、ストーリー、トリックともに稚拙さを拭えない。 | ||||
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加賀恭一郎が学生時代、親しい友人同士の中で起こった殺人事件に挑むと言うもので、作者にとってもデビュ間もない頃の作品。いかにも若書きと言った感じがうかがえる。良かったのはまず読み易さ。難解なトリックを使っているけれどそれを気にせず読み飛ばせば問題なかった。登場人物も限られており、誰だかわからなくなる、と言ったミステリにありがちな難点はない。また、それぞれ部活動に励んでいる青春ものだが、剣道だの、茶道だの、比較的書かれる事が珍しい部活動が取り上げられているのも面白かった。 難点はまずトリックに凝り過ぎと言う点で、特に茶道の雪月花を使ったトリックは面倒過ぎて理解する事を諦めた。その割に偶然が働くので半分くらいしか通用しないとか、こんなトリックで殺害を実行するのは無理があり過ぎ。作者が自分の茶道の知識を書きたいがために入れたトリックにすら感じられてしまった。 又、親友である筈の7人の人物像が今一つ書き切れておらず、なぜこんな陰湿な連続殺人が起きてしまったのか疑問が残る。意外な犯行動機はもちろんミステリの常套手段だけど、それを裏付けるものが必要と思うのだ。探偵役である加賀恭一郎もシリーズ第一作でキャラ作り中と言うわけか、方向性が定まらずあまり魅力が感じられない。沙都子との関係も描写が足らないと思う。 いろいろケチを付けたい点はあるけれど、大作家の原点と思って読めば腹は立たないし、それなりに面白かった。 | ||||
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足を引っ張り合う女達とカッコつけてるけどヘタレな男達の事件。 加賀が無双過ぎ。 | ||||
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東野圭吾さんのファンでいつも楽しく読ませていただいています。 加賀恭一郎の大学時代の物語で、登場人物の人間関係や青春模様など楽しく読みました。登場人物に愛着が湧くとともに、事件の動機や結果など、切ないお話でどんどん読み進めることができました。 | ||||
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お互いに知っているようで、実は何も知らないことに気付き愕然とする。 同じ時を過ごし、同じ体験をしていても。 他人にはうかがい知れない秘密がある。 真実を明らかにすることは、必ずしも善ならず。 人は、弱いものだから、自分の利益に重きをおいて、仲間に不利益な行動に走り、相手を知らず知らずに、傷つけることさえ。 自殺することは逃げでしかなく、悶え、苦しみながらも、生きることを選択しなければ、真の卒業はない。 | ||||
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今までいろいろな小説を読んできて、初めて読むのを辞めてしまおうかと思いました。 特に『雪月花之式』辺りは読んでません。 茶道の知識は全く無いので読んでも理解できないとわかってましたので。 実際、雪月花之式のところはきちんと読まなくてもゲームのルールだけ理解しておけばだいたいわかりました。 それと突然語り手が変わって理解するのに少々時間がかかりました。 ただ、これを読んでたら自分の論文の心配ばかりしてしまいます(笑) | ||||
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話題の加賀恭一郎シリーズの第一作ということで読んでみました。 やはり東野圭吾は読みやすい!スイスイ読めるので入院中でしたが2日で読み終わりました。 肝心の内容は、まあ、普通?の殺人事件といったところでしょうか。 雪月花のトリックは私に読解力がないからか、なかなか入ってこなかったので流し読みしてしまいました。 登場人物は加賀恭一郎に関してはかっこいいと思いましたが、他は可もなく不可もなくといったところでしょうか。 読み終えた後に1989年の作品と知りびっくり!特に昔だからとか違和感なく読めました。 | ||||
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東野圭吾さんといえば科学トリックが得意ですが この小説はそれに加えて茶会のゲームを織り込んでいる。東野さんの博学ぶりがうかがえる作品です。 卒業は作者の初期の作品で もしこのころに読んでいたら 悪くても星4つは付けただろうと思う。しかし残念なことに 私が初めて彼の作品を読んだのは 容疑者Xの献身で その次が白夜行だった。 謎解き以上に 描かれる人間ドラマに強い感動を与えるこれらの作品に比べると 物足りない感じは否定できない。 また 今では東野ワールドの名刑事として有名な加賀恭一郎が大学生として描かれているのだが 先に刑事の加賀を知ってしまった私には どうもこの作品の加賀とマッチしづらい所があった。 たとえば いくら好意を持っているからといって 沙都子は無条件に信じ 他の仲間は無条件に疑っているような所や 事件後 プロポーズまでした彼女とあっさり別れてしまう、など 後の作品に登場する加賀とは少し違う感じがした。 そして何より 動機が弱すぎる。 それでも祥子の事件と波香の事件 波香が剣道の試合で不自然な負け方をしたこと これらのことがどうつながって行くのか 最後まで気が抜けず ミステリーとしてはすばらしい作品だと思います。 | ||||
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加賀シリーズの第一作目。借りて読む。 これの前に『放課後』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー後一作目、という所も押さえておきたい。言うならば、まだ駆け出しの新人である。 感想からいって、『放課後』が不満だったため、比べて『卒業』は良かった、という印象。 どちらも学生の青春まっただなかの話で、若者の感性をどう書くか、難しいところだ。 『放課後』は、推理よりも動機とかで最後に不満を解消できず、今でもそれが残った。 しかし『卒業』には読後にそれが無かった。それは嬉しい。 内容は、本格ミステリやなーと、間にある図面を眺めながら、嘆いておる自分がおりました笑。密室の謎。動機の謎。それから、茶道の「雪月花之式」による、いわばくじ引きゲームなのだが、トリック。 自殺か、他殺か。事件発生から、まだ何も分からない。 挑むのが、素人の大学生。それが加賀恭一郎。まだシリーズとして確立する前なので、普通に若い素人探偵ですね。 茶道部もそうですが、剣道部の話でもある。 一見、バラバラなようでいて、実は…というくだり。 チラチラと、今現在に既に出版されてる書籍の面影がある。この展開は作者らしいなぁとか。とはいえ今で既に80作以上を書き続けているのだから、それは当たり前か笑。 事件の謎を追うのも楽しみですが、加賀の恋の方も追うのも楽しみ。 図面が出てきた所で「う゛っ」と唸る嫌な予感がした所ですが、 すべてにバランスの良い、青春推理&本格ミステリ小説です。 | ||||
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加賀シリーズは初めてです。 雪月花之式のトリックが難しいというレビューが見られますが、確かに複雑ではありますが、決して難解ではありませんので安心してください。丁寧に読んでいけば十分に理解できる構造です。 ただ、人物描写及び登場人物の葛藤や苦悩が少々平坦な気がします。単純すぎるというか詰めが甘いというか、どうにもイマイチ感情移入できませんでした。やはり初期の作品という事もあって、人間心理の記述に関して「う〜ん、微妙w」と思うことが多々ありました。 決して面白くないわけではありませんが、有名な加賀シリーズだからといって期待しすぎていると落胆することでしょう。 | ||||
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加賀恭一郎が大学生であった時の設定である作品。 放課後の次の東野圭吾作品である。 多くの東野作品を読んだ方なら分かることではあるけど 初期作品の雰囲気が色濃く残っている。 図解が多いのも特徴的。 雪月花之式の動きが理解しきれなかった。 まあ理解しきらずでも読み進めれますけど・・ 東野圭吾さんが密室などの本格ミステリを軸に据えていた時代を感じる。 親しい友人が3人も死んだらトラウマもんやでと。 ストーリーの意外性とか楽しむ以前に雪月花之式の理解をどうするか 悩む作品である。 加賀と沙都子との恋話も設ける必要があったのか不思議に思う。 | ||||
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