■スポンサードリンク
海賊島の殺人(北半球の南十字星)
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
海賊島の殺人(北半球の南十字星)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
漫画や映画でおなじみの海賊というキャラを利用したミステリ、というよりは、密室殺人のミステリで味付けした海賊冒険もの、という方が適切な長編。キャラはみな個性的だが平板で、行動もパターン化されているばかりか、連続殺人の展開もご都合主義的で、ほとんど伏線はなく、終始冴えなかった主人公が終盤で突如名探偵に変貌して強引に解決するが、読者にとってフェアな謎解きでは決してない。 前半の海賊冒険モノは本当に映画のノベライズのようで、後半の推理モノの展開も早い。だからページを繰る手は止まらないが、刹那刹那を消費していく読書体験だったので、電子書籍で読むほうが向いているかも。作者はあえて意図してラノベ的に、「海賊+密室殺人」という意外な設定にチャレンジしたのだろう。でも、消費はさせてもらいましたが、再読はしたくないです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!