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パレートの誤算



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【この小説が収録されている参考書籍】
パレートの誤算
パレートの誤算 (祥伝社文庫)

パレートの誤算の評価: 3.86/5点 レビュー 65件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全42件 41~42 3/3ページ
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No.2:
(5pt)

さすが柚月さん!

私自身福祉関係の仕事をしていますので、生保について語る市職員の建前と内輪話に「そうそう!」とうなずきながら読みました。
読みやすく引き込まれる展開に、つい徹夜してしまいました。非常に面白く、心温まるラストに★5。
こんな熱い市職員と刑事。パレートの法則に対する考え方に作者の想いを感じます。私も応援しますよ!
パレートの誤算Amazon書評・レビュー:パレートの誤算より
4396634498
No.1:
(4pt)

生活保護批判の書ではない

生活保護費の不正受給というアクチュアルな問題をめぐるサスペンス。
話が進むにつれて、生活保護費に蟻のように群がる人間たちの姿が浮き彫りになる。
しかし、だからといって、本書は、安直な生活保護批判の書ではない。
むしろ、主人公の聡美は、生活保護者を親身に援助するケースワーカーの仕事に目覚めていく。
社会の一定の割合の人間はつねに怠け者であるという、パレートの法則を誤算とするために。

サスペンスとしては、最後にどんでん返しがあるが、そこに至るまでいささか単調なきらいがある。
最初はいやいやケースワーカーをしていた主人公の内面の変化についても、もう少し丁寧に書いて欲しかった。
とはいえ、佳作である。
パレートの誤算Amazon書評・レビュー:パレートの誤算より
4396634498

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