刺青殺人事件

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評判

刺青殺人事件の評価:

3.87/5点 レビュー 31件。 A ランク

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平均点3.87pt

Amazonレビュー一覧

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全47件 41〜47 3/3ページ
No.7
(5pt)

典型的なスタイルの堂々たる本格ミステリ

著者のデビュー作であり、探偵神津のデビュー作でもある。著者の後の作品と比べると、筆がこなれていなくて文章は硬い。何より、人物描写がヘタだ。トリックだって決してほめられたもんじゃない。

 しかし、それを補って余りあるミステリへの情熱、著者の必死な思い、そして何よりも本作を世に出したいという熱気が、文面から伝わってくる。そして、刺青をモチーフにした妖しい雰囲気と趣向、ミディレクションには、評価すべきものがある。本作が戦後日本ミステリのランキングで常に上位に位置する理由は、おそらくそのあたりにあるのだろう。

 作品のスタイルなど、あまりにもオーソドックス過ぎて、確かに少々古くさいかも知れない。だが、これこそが本格ミステリなのだ。まさに王道のミステリとして、著者が本書をもって登場したことは、ミステリ界にとっての大きなポイントであり、本作の持つ歴史的意義も、本格ミステリとしての意義も、大きいものがある。

 何より、犯人との心理戦、まるで「カナリヤ殺人事件」を彷彿とさせるじゃないか。神津の影の薄いのも、いかにも超人的な、神のごとき名探偵の雰囲気で、実に良い。時代を経ても劣化しない名作であり、著者の情熱共々、一読の価値がある作品である。
刺青殺人事件 新装版 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 刺青殺人事件 新装版 (光文社文庫)より
4334739601
No.6
(5pt)

本格推理の傑作!!

刺青を題材とした連続殺人事件。しかも密室まで絡めてるのでたった1冊で贅沢に堪能できる。犯人の策略、様々なトリックは巧妙に張り巡らされ見破るのは至難の業。惜しむらくは犯人当てが容易にできたところぐらいか。さすが本格推理小説の巨匠、の一言。
刺青殺人事件 (カッパ・ノベルス 神津恭介シリーズ 2) Amazon書評・レビュー: 刺青殺人事件 (カッパ・ノベルス 神津恭介シリーズ 2)より
433402047X
No.5
(5pt)

本格推理の傑作!!

刺青を題材とした連続殺人事件。しかも密室まで絡めてるのでたった1冊で贅沢に堪能できる。犯人の策略、様々なトリックは巧妙に張り巡らされ見破るのは至難の業。惜しむらくは犯人当てが容易にできたところぐらいか。さすが本格推理小説の巨匠、の一言。
刺青殺人事件 (角川文庫 緑 338-3) Amazon書評・レビュー: 刺青殺人事件 (角川文庫 緑 338-3)より
4041338034
No.4
(5pt)

本格推理の傑作!!

刺青を題材とした連続殺人事件。しかも密室まで絡めてるのでたった1冊で贅沢に堪能できる。犯人の策略、様々なトリックは巧妙に張り巡らされ見破るのは至難の業。惜しむらくは犯人当てが容易にできたところぐらいか。さすが本格推理小説の巨匠、の一言。
刺青殺人事件 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 刺青殺人事件 (ハルキ文庫)より
4894566133
No.3
(5pt)

古い作品だが、、、

作品の舞台が戦後すぐであるように、何十年も昔の作品だが、すごく新鮮に感じた。トリックも鮮烈で、全編に彩られたペダンチックな雰囲気が刺青というモチーフとよくあっている。名探偵・神津恭介も魅力的である。
刺青殺人事件 (カッパ・ノベルス 神津恭介シリーズ 2) Amazon書評・レビュー: 刺青殺人事件 (カッパ・ノベルス 神津恭介シリーズ 2)より
433402047X
No.2
(5pt)

古い作品だが、、、

作品の舞台が戦後すぐであるように、何十年も昔の作品だが、すごく新鮮に感じた。トリックも鮮烈で、全編に彩られたペダンチックな雰囲気が刺青というモチーフとよくあっている。名探偵・神津恭介も魅力的である。
刺青殺人事件 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 刺青殺人事件 (ハルキ文庫)より
4894566133
No.1
(4pt)

ちゃんと読もう

冒頭に出てくる密室はおとりであり、密室を解くことが目的ではない。著者の弁によれば、本陣殺人事件のトリックを組み替えたとのこと。密室殺人にすることによって、仕掛けられた心理トリックの説明を読み落として、密室殺人を論じても意味はない。江戸川乱歩が文章がヘタだと評価したのは、この作品ではなく、この作品の初稿版である。 その後改稿され、およそ2倍の長さとなったのが、この光文社版である。初稿版は、扶桑社文庫から、刊行されているので、比べてみるのも面白い。横溝正史は「夜歩く」とトリックがダブったため、構想を変えたとも言われているので(旧角川文庫「夜歩く」解説)、これとの比較も面白い。 「夜歩く」は昭和23年2〜5月号の「男女」、改題後の「大衆小説界」の昭和23年6月号〜11月号、昭和24年4月号〜12月号まで連載された。途中に中断があるのは、「刺青殺人事件」のせいではなく、横溝正史が岡山から東京へ引っ越したためであると思われる。 「刺青殺人事件」は昭和23年6月に書き下ろしで刊行された。先に発表したのは、横溝だが、先に完結させたのは高木ということになる。なかなかビミョーな関係だ。 さらに「夜歩く」と「能面殺人事件」でもトリックのダブりがあり、横溝正史は大いに頭を痛めたことだろう。
刺青殺人事件 新装版 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 刺青殺人事件 新装版 (光文社文庫)より
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