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邪宗門
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【この小説が収録されている参考書籍】
邪宗門の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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本作は明治期に成立した新興宗教の団体が、第2次大戦後の米占領下で極左化し自己崩壊を遂げるまでを描いている。 教団がもつ思想は、「空想から科学へ」を標榜したマルクス教の教義そのままであって、素朴な地域共生社会の追求から、「階級」的自覚に基づく武力闘争へと突き進み、最後は殉教して終わる。 作者の思想的立場は、基本的に教団幹部と同じである。 この作品に関して注目すべきは、作品自体の内容よりも、この作品を賛美し他人に読むことを推奨しているのが誰であるか、だろう。 キリスト教の劣化版である教祖カール・マルクスや聖レーニンの思想「汝の隣人は泥棒である。盗まれたものを暴力で奪い返せ。これは歴史の法則である」を信奉する輩に騙されないよう、十分な注意が必要である。 | ||||
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難しい内容だがとても読み応えのある本です。 同じ作者の「我が心は石にあらず」入手したいです。 | ||||
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