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災厄



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【この小説が収録されている参考書籍】
災厄
災厄 (角川文庫)

災厄の評価: 3.46/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

どこがリアルやねん!

「政府中枢の闘争が経験したかのようにリアル!」
などとレビューしている人がいたので、期待して読んだのですが、読み進めて行くうちに
「どこがリアルやねん!」
警察庁長官が、あんなに無能で頑迷だったら、末端の人間はたまったもんじゃありません。
昼行灯みたいだった官房長官が、ラスト近くで、いきなり副官房長官と警察庁長官を一喝するシーンも唐突で、私の頭には「デウス・エクス・マキーナ」なんて言葉が浮かんでしまいました。
小説として、つまらなくはないんですが、十万単位で人が死んでいるのに、本州の住人たちの何とのんびりしてること!
ネットにすら四国の惨状が出回らないのもあまりに不自然です。
災厄Amazon書評・レビュー:災厄より
4041016894
No.1:
(3pt)

パニック小説は大好きですが、期待した程でなかったです

パニック小説は大好きですし、本書はやけに評判が良いということで購入。ですが、期待した程ではなかったです。
個人的に致命的だったのが「絶望感」描写の薄さ。
本書は「テロなのかウイルスなのか、それとも謎の生物なのか。正体は全くわからないけど、何か未知の力で人間がガンガン死んで行く」という展開なのですが、「人間がガンガン死んで行く」の描写がもの凄くあっさりしています。
加えて「死んで行く人々の、生前のドラマ」もほとんど無いので、人間の弱さや無力さがあまり感じられません。
だから、例えばゾンビ映画に対して「ゾンビとの戦闘シーンよりも、人類がゾンビどもに寝食され滅びて行く過程の方を、人間ドラマも含めてじっくりと見せて欲しい」みたいに思ってる人には、本書はつまらないのではないかと。

あと、本文途中に「●●からの支援が最も早かった」みたいな記述があり、そこを読んだ際「いやいや、●●はむしろ支援してくれないのでは?」と違和感を感じたのですがこれがまさか、最後のオチへの伏線だったとは。個人的な好みになりますが、「実は⚫︎⚫︎が全て仕組んでいたのか!!!」みたいなどんでん返しは不要だったと思います。
ということで、星三つとさせていただきます。
災厄Amazon書評・レビュー:災厄より
4041016894

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