■スポンサードリンク
災厄
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
災厄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「政府中枢の闘争が経験したかのようにリアル!」 などとレビューしている人がいたので、期待して読んだのですが、読み進めて行くうちに 「どこがリアルやねん!」 警察庁長官が、あんなに無能で頑迷だったら、末端の人間はたまったもんじゃありません。 昼行灯みたいだった官房長官が、ラスト近くで、いきなり副官房長官と警察庁長官を一喝するシーンも唐突で、私の頭には「デウス・エクス・マキーナ」なんて言葉が浮かんでしまいました。 小説として、つまらなくはないんですが、十万単位で人が死んでいるのに、本州の住人たちの何とのんびりしてること! ネットにすら四国の惨状が出回らないのもあまりに不自然です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
パニック小説は大好きですし、本書はやけに評判が良いということで購入。ですが、期待した程ではなかったです。 個人的に致命的だったのが「絶望感」描写の薄さ。 本書は「テロなのかウイルスなのか、それとも謎の生物なのか。正体は全くわからないけど、何か未知の力で人間がガンガン死んで行く」という展開なのですが、「人間がガンガン死んで行く」の描写がもの凄くあっさりしています。 加えて「死んで行く人々の、生前のドラマ」もほとんど無いので、人間の弱さや無力さがあまり感じられません。 だから、例えばゾンビ映画に対して「ゾンビとの戦闘シーンよりも、人類がゾンビどもに寝食され滅びて行く過程の方を、人間ドラマも含めてじっくりと見せて欲しい」みたいに思ってる人には、本書はつまらないのではないかと。 あと、本文途中に「●●からの支援が最も早かった」みたいな記述があり、そこを読んだ際「いやいや、●●はむしろ支援してくれないのでは?」と違和感を感じたのですがこれがまさか、最後のオチへの伏線だったとは。個人的な好みになりますが、「実は⚫︎⚫︎が全て仕組んでいたのか!!!」みたいなどんでん返しは不要だったと思います。 ということで、星三つとさせていただきます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!