■スポンサードリンク


災厄



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
災厄
災厄 (角川文庫)

災厄の評価: 3.46/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.46pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

綺麗な本

古本にしてはたいへん綺麗な本でした。また迅速に対応していただきありがとうございました
災厄Amazon書評・レビュー:災厄より
4041016894
No.6:
(5pt)

建築ものではないですが

建築ものではないですが、一気読みしました。スピード感があり、先に先にと読みたくなりました。
災厄Amazon書評・レビュー:災厄より
4041016894
No.5:
(4pt)

周木版ハプニング

メフィスト賞作家の周木が今回は本格ミステリーではなくパンデミックSFサスペンスに挑んだ作品。
四国が全滅する謎の感染症をネタにしている。
パニックサスペンス主体ではなく、理系の著者らしい感染源の正体を探るのが一番のメインになっていて、その謎で最後まで読ませる作品だ。
要はシャマラン監督のハプニングみたいな話だが、科学的な根拠を与えてリアリティを与えている。
災厄Amazon書評・レビュー:災厄より
4041016894
No.4:
(4pt)

大法螺話として・・・

賛同を得られるかどうかは別にして、最近の話題作で本作と好一対と思われる作品として挙げられるのが安生正の「生存者ゼロ(以下「ゼロ」と略す」であろう。
両作品ともある意味興味の中心を大量死の「犯人探し」においたパニックサスペンスものであるが、本作の犯人のトンデモなさ、大法螺っぷりはある意味「ゼロ」を凌ぐものであるといってよい。(どっちが良いというべきものではないがw)
ただし全体的にアクションシーンが多めな分、犯人探しとしてはかなり雑で無茶な部分が多い「ゼロ」に対して、本作はほとんどパニックものらしからぬ、地味~な話ではあるが、なんとなく読者としてもありえないなりに首肯せざるを得ない(ある意味余人の理解を超越したとも言える)メカニズムを大真面目に持ってきたところは評価できるだろう。
読後の印象がなんとなくガチャガチャした印象の「ゼロ」と比較してもスッキリとした読後感であり、好みはあるだろうが、パニックものファンは読んでおいて損はないと思う。
災厄Amazon書評・レビュー:災厄より
4041016894
No.3:
(5pt)

奇想天外な災厄の正体!

著者の代表シリーズである建築や数学がからんだ殺人事件のトリック、謎解きとは異なり、国土・自然や国家権力を対象にしたスケールの大きなミステリー。
 大規模かつ原因不明の災厄とそれに立ち向かう使命を自覚した人間の物語。
 政府中枢の闘争がまるで経験したかのようにリアル。
 奇想天外な災厄の正体、自分を省みず権力を乱用する者が迎える結末も痛快。
 物語のエピローグ、災厄の収束から約三か月が経過した時点で、日本に蔓延する根拠のない楽観ムード、あらゆるメディアで無闇に踊る「絆」とかいった文字群、日本はあの大災害をたった3か月ほどで忘れようとしている。その一方では置いてけぼりにされたままの避難民・・・という記述は、著者が経験し人並みでなく辛苦を味わったであろう東日本大震災に伴う出来事を彷彿とさせ、それを何とか乗り切った著者の達成感、虚無感が主人公の言葉を通じて伝わってくる。
 最後に不気味な示唆があり、物語は完結したのか?はたまた続編があるのか?
災厄Amazon書評・レビュー:災厄より
4041016894
No.2:
(5pt)

パニック小説大好き!

展開が面白い!ありきたりな設定をいかにもな人物が乗り越えてゆくちから技に参りました!
災厄Amazon書評・レビュー:災厄より
4041016894
No.1:
(4pt)

テロか感染か

四国で広がる原因不明の大量死。

 大した根拠もなく早々にテロと決めつけて方針を決めてしまう政府にたいし、厚生省官僚の斯波は感染を主張。

 感染の証拠が挙がらず、挙がりかけても邪魔もの扱いしかしない政治家。死と隣り合わせのため容易に進まない現地調査。
 そうこうするうち急速に犠牲者数が膨らむ中、果たしてその原因は突き止められるか?

 この小説に出てくるように、無能のくせに他人を見下したがり、また方針転換を異常に嫌う政治家やお偉いさま方は現実にもいるはずなので、その点非常にリアルです。むしろ最後に決断できた政治家が珍しいかも。

 原因は確かに予想外のもので説得力もありますが、判明するのがいささか唐突でそこに至る過程がもっと欲しかった気もします。伏線らしきものはなくはないのですが。

 周木さんは「眼球堂の殺人」という本格推理でデビューしたかたですが、そういうのとは方向が違いますのでご注意を。

災厄Amazon書評・レビュー:災厄より
4041016894

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!