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デイヴィッド・コパフィールド
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【この小説が収録されている参考書籍】
デイヴィッド・コパフィールドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 41~49 3/3ページ
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内容はもうご承知の通りなので書きませんが、 翻訳がどうも軽すぎるような気がします。 前者の翻訳版を読んではいないのでわかりませんが、 原書を読む限り、こちらよりも新潮社の中野氏の 翻訳の方がニュアンスが出ているかなと思います。 但し、注釈等はこちらの方が詳しく成されている ので、初心者には向いているかもしれません。 ディケンズと交友のあったイラストも挿入されていますので、 『ディケンズとは何ぞや?』『デイヴィッド・コパフィールド?』 と思う方にはオススメです。 | ||||
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たくさんキャラクターがでてくると混乱してしまうことが多々あるんですが、設定がしっかりしていて(どちかというとハッキリしているといった方がいいのかも)、最後まで混乱することはありませんでした。 ストロング先生みたいな先生に出会いたいと思うし、 トラトルズみたいな友達がいたらいいなと思うし、 なにより、アグネスみたいな女性に出会いたい…。 そんな気持ちになりました。 | ||||
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モームが世界十大小説で強く推薦していたので気になっていて、岩波から出たと知るや即買いました。 しかし次の巻の出るま待てなくて、S社のを購入。 最終的にはもちろん岩波を揃えましたが。 頬っぺたがほんのりピンクでいかにも人の良さそうなディヴィット坊や。 陥れようとする人もいれば、助けてくれる人もまたいる。 次から次へと困難な状況が巡ってきても、素直にがんばって生きていく。 内容は深刻なのに、終始ユーモアにあふれています。 岩波の新版はとても読みやすい訳なので、多くの人に勧めたい本です。 | ||||
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モームが賞賛していますが、個人的にはモームの自伝小説の方が断然好きです。ディケンズの小説の登場人物は、その性格の特徴がかなり誇張されて描かれているような感じです。それとすぐに感傷的になったりする。それがいいと言う人もいれば、どうも合わないと思う人もいると思う。これは自伝小説なんですが、主人公デイヴィッドが成長して変わっていっている、という印象はあまりもてませんでした。生まれた時から英国紳士のような気が。。ただ、部分部分はやはり面白い。かなり長いですがどんどん先を読みたくなってしまうでしょう。一体いつアグネスとの関係が恋人にかわるのか、かなり待ちぼうけくらわされましたがその分最後は感動的。 | ||||
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主人公デイヴィッドが、様々な試練にみまわれながらも、強い自立心をもって自分の運命を切り開いて行く姿を描いた作品。笑いあり涙ありで、大変面白く、一気に読んでしまいました。 波乱に富んだ主人公の人生の中でも、一番印象に残ったのは悲惨な少年期でした。美しい母親と優しい乳母に囲まれた平和な暮らしが、母親の再婚により一転してしまいます。いつの時代も、身勝手な大人の犠牲になるのは子供達で、私達の身近にも十分起こりえることなのかもしれません。事実、現代でも児童虐待のニュースは毎日のように報道され、深刻な社会問題となっているからです。 この物語には、その他いくつかの家族が登場し、各家庭ごとに個性豊かですが、特に忘れられないのがデイヴィッドの乳母の兄ペゴティーの家族でした。家族といっても、実は、命を落とした漁師仲間の妻や子供など、全く血の繋がりの無い者同士と暮らしています。それなのに、その信頼関係と絆は実の家族以上に強く、主人公一家とあまりに対照的でした。デイヴィッドの孤独感を最初に和らげてくれたのもペゴティーだったと思います。そして、人生で一番大切なものを教えてくれる人でした。 多感な青年期を迎えると恋の悩みが加わりますが、相変わらずデイヴィッドの境遇は浮き沈みが激しくハラハラドキドキ。登場人物の一人となり、主人公と共に半生を生きたような気分で、長編小説の醍醐味をたっぷり満喫することが出来ました。 | ||||
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ディケンズの世界は私の理想です。 意地の悪い人も、優しい人も、頼りになる人も、悪党も登場し、皆が作り ものでなく、頑張って生きています。ディヴィッド・コッパーフィールド がそんな人達からなる世界で成長していくのを、一緒に泣いたり、笑ったり、 喜んだりしながら、長々と物語を体験していくのはとても贅沢な気がします。 | ||||
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この本の表紙を見た途端、なぜか目についてしまい、後日買ってしまった。とにかく面白すぎる!ユニークな登場人物たちに思わず引き込まれてしまいました。文体は簡潔ですが、ストーリーの構成は抜群で、「こんなに読書って楽しいのか!」と、感動したものです。ただ、好き嫌いがはっきり現れる本みたいで、買ってみようかなと思っている人は、とりあえず1巻(全5巻)だけ試しに買ってみては・・ | ||||
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この作品の魅力は、なんといっても物語の中に沢山登場する人物達が生き生きと描かれていること。 発表当時の挿絵も文庫に収められているが、これらの絵が読者の想像の枠からあまりはみ出さないのも、ディケンズの人物描写の素晴らしさだろう。 この文庫版は石塚 裕子さんが新たに翻訳された最新のもので、図書館などの蔵書ではまだ読めないかもしれない。 ディケンズの分身である主人公の一人称が「僕」で訳されているところも親しみやすいし、テンポの良い流れのある文章で、すいすいと読めてしまう。 これを読むと、文章が書きたくなるかもしれない。 | ||||
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ディケンズの作品にはいつもどこか寂しさがある。小説を読んでいると、全体として薄暗い雰囲気を思い浮かべてしまう。でもディケンズの作品すべてに人のあたたかさが感じられる。初めは不幸な人生を歩む主人公。その後どうなっていくか・・・読み始めたらいっきに読んでしまいたくなる一冊です。 | ||||
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