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黒い季節
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黒い季節の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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やたらに難しい言葉やルビ使い。そして中二病を思わせるような、無駄に暑苦しいストーリー。いかにも若書きの未熟な作品だけど、それなりに楽しむ事が出来た。 マルドゥックシリーズを愛読する者にとっては、なるほどと頷かされる、言わば粗削りの原石みたいな作品。作者の原点として貴重な作品だと思う。未熟でも読む価値あり。 | ||||
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「マルドゥック」シリーズの凄まじさにやられて、手を伸ばした小説だったが、前述作に比べると物語の求心力も狂気も足りてない。プロットは面白そうだが、それを活かしきれているとは思わなかった。若さゆえの初期衝動のようなものを読み取る事は出来るが、印象としては凡庸の域を出ていないのではないか。著者のファンであれば読んでもいいかも知れない。 | ||||
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最初のくだり、使っている表現や小難しい漢字、なんやらずらずら出てくる登場人物。 ただししばらく進むと、その難しさのちりばめられ方がとても雑なことに、 設定の無駄な複雑さとコトバ遊びに隠されたシナリオの荒削りさに気付く。 登場人物たちのミテクレの一部の描写の鮮やかさと思えたのが実は、 情熱の傾け方のムラにすぎないように思えてきたり。 あまりに複雑に見えた背景設定は、 短慮で思わず吐き散らされたうろ覚えの引用に違いないと疑いまで生まれてきた。 もうそうなると、世界に入れないどころか消化されない無駄が気になって進めなかった。 でも懲りずに、最近のこなれた世界観で比べるため一番のヒット作を読んでみないと。とは思う。 | ||||
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求菩提山の巍封・八百万の少年は、乾宮警察の少女・蛭雪の天宮法を受けて記憶を失い、黒羽組組長の藤堂に拾われる。かつて失った過去の感傷を写す様に、その少年に穂と名付けて養う藤堂の前に、若い頃の自分を思い起こさせるヤクザ・沖が現れる。 穂を探しにやって来た姉の戌、父親の遺作つちのえを求めて彷徨う志賀誠の出会い、そして沖と蛭雪の出会いが、黒羽組の属する申楽の組織を揺るがす事態を引き起こす。 雰囲気のイメージで言うと、戦後の闇市を仕切っていた極道の様なものを漂わせている感じがする。そして、現代の生活と、歴史ある生活の境界線上で騒動が引き起こされる。 正直に言ってあまり上手いとは思わないのだけれど、叫ぶ様な強烈なエネルギーを感じることは間違いない。 | ||||
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