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風が強く吹いている
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風が強く吹いているの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全412件 341~360 18/21ページ
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映画や小説に何を求めるか。 人それぞれ求めるものは違うでしょう。 この小説には、誰もが懐かしく思う若かりし日の熱や 爽やかさがちりばめられています。 テンポの緩急がまるで映画を観ているようでした。 素晴らしく楽しい1冊です。 | ||||
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もちろんこの物語で描かれている内容は、普通に考えればありえないことでしょう。 しかし何か自分の中で、学生時代感じた熱いモノがこみ上げてきました。 人物描写も素晴らしく、最後まで登場人物の姿を鮮明に思い描くことができました。 これから箱根駅伝を違った視点で楽しむことができると思います。 | ||||
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素直に感動しました。 どう考えたって無理がある設定だけど、有無を言わせぬテンポでぐいぐい読み進めることができた。これを筆力というのかしら。各人キャラ立ちもしてるし。走も清瀬も、みんな魅力的に描けてる。試合当日のくだりは怒濤のごとく一気に読んだ。 来年の箱根駅伝は、最初から最後まで全部見てみようかな、と思いました。 | ||||
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箱根駅伝だけじゃなく「走る」競技全般、見るのも実際にやるのも好きじゃない(好きじゃなかった)私は、しをんさんの作品は好きだけれどこの本だけは倦厭していました。 そんな私なので、実際の競技のことや本作のリアリティー如何は分かりませんが、本作は作品全体の空気がさわやかで素直に「走る」人って格好いいなあと思わせてくれたので、文句なく「青春小説」として多くの人にすすめたい一冊です。特に、自分の行く末を探している人にすすめたいです。 実際の人生は小説のように上手く行くとは限らないけれど、私はこの本を読んで、私も「強い」ひとになりたいと思うようになりました。 本作は私にひとそれぞれの「強さ」の美しさを教えてくれました。 | ||||
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銭湯鶴の湯からの帰り道,寛政大学4年の清瀬灰二は,コンビニで菓子パンを万引きし追いかけられる蔵原走に遭遇し,その走りに魅了される。それまで大学で野宿し,麻雀でオケラとなっていた走を,ハイジは自らの住む竹青荘通:通称『アオタケ』へと導く,これがたった10人での箱根駅伝への挑戦の始まりであった・・・ 箱根駅伝へ挑戦するアオタケの住人の1年間を描いた物語である。最近よく読む著者の本であるが,その他の本と同じように大変読みやすく,またページをめくる手が止まらない本である。内容は本当に夢のような話であるが,それが読み終わったに全くあり得ない話でないように思えてきてしまうからすごい。物語の内容もさることながら,「走る」ということをテーマにした「生きる」ことへの強いメッセージを感た・・・この熱い思いをいつまでも持ち続けたい。 | ||||
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どんどん先に進みたくて、でもこの竹青荘の人たちとのすばらしい日々が終わってしまうのがもったいなくて。 読みたいのに読んでしまいたくないような複雑な気持ちになりながら、いっきに読んでしまいました。 ちょっと大げさなくらいの劇的な文章と、現実と、ひやりとした厳しさとが、絶妙なバランスを保っていたように思います。 ありえないだろうとか、そんなことを思う暇もなく物語の勢いと力強さに巻き込まれ、10人の走りに感動し興奮し涙しました。 ほんとうにおもしろかった。 | ||||
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選手は十人ぽっきり,ほとんどが未経験者。そんな布陣が半年で箱根予選会突破なんてほんの夢物語だけど,全体を通して「許せるありえなさ」に収まっている。それどころか,場面場面で笑い,そして目頭がジーンと来る。なぜだろう。 まず,ベースとなる駅伝の取材が綿密なこと。走るシーンの表現には嘘がない(ように見える)。つぎに,主将兼監督である灰二の選手操縦術の巧みさ。そしてもちろん,メンバーのキャラの豊富さ。これだけ多彩に揃えば,読者は誰かに感情移入できるだろう。箱根の本戦では,各自が激動の日々を振り返る。それまでの頑張りを知っているだけに,ゴールで肩を叩いてやりたくなる。 その一方で,稚拙かつ結末の出ない恋の駆け引きとか,灰二の走に対する危うげなまでの想いとか,双子のあまりの天真爛漫ぶりにはさすがに違和感が。体育会の挑戦記なんだから,もう少々ハードでも良いくらいだけど,このへんが女性作家の限界かも。 | ||||
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たくさんの方達がレビューを書いているので、書くことあまりないけど すごく感動します ありえない話だけどそんなことはどうでもいいんです。 私は電車の中で恥ずかしいけど泣きました。みなさん読んだらわかります 号泣の意味がわかります。 | ||||
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箱根駅伝は毎年テレビで楽しんでいます。 もしも、こんなとんでもないメンバーの駅伝チームがあったら? ありえない話なんだけど目いっぱい応援したくなり、分厚い本を一気に読んでしまいました。 各自の個性をうまく描いている上に、ちょっとずつ登場してくる大家の存在がなんともユニークでした。 絵も愉快! これは「ありえない走り」の本ですが、「実際にあった走り」の本は『走る人!』。 鹿児島から青森まで1人で走ってますよー! まだお読みになっていない方、こちらもご一読くださいな。 | ||||
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去年の年末、ラジオドラマでこの小説を知り読み始めましたが、こんなに読み終わってしまうのが寂しい本は、今までになかったです。私自身、スポーツ、特に走るということに無縁な私でも、こんなに走るのが楽しいならちょっと走ってみようかな・・・と思ったくらいです。読み始めるごとにのめり込み止まらないくらい面白かったです。そしてラストは感動で涙が・・・・。私のようにスポーツに興味がなかった人に、ぜひ読んで見て欲しい本です。そしてそのきっかけとなったラジオドラマにも感謝したいです。まだ先ですが、来年の箱根駅伝間際に読んだら、さらに楽しめると思います。 | ||||
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正直私は箱根駅伝をちゃんとテレビでみたことがありません。正月にしてる、という感覚すらなかった。読んでて、走が『マラソンと駅伝の違い』がわからない大学の友人に接している時に初めて、『あれ、マラソンじゃなかったっけ』と思ったくらいです。 そんな、今まで陸上競技に興味関心が皆無だった私ですが、来年の正月には箱根駅伝を必ず観ます。ものすごく感動したからです。 けど、残念なことに……竹青荘のメンバーで本名を記憶してない選手が多々います。王子とかニコチャンとか王子とか神童、キング……って、本名かすりもしてないんだもの。 | ||||
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涙を誘うようなドラマ(展開?)があるわけでもないのに、 凄く感動しました。 電車の中で何度こみ上げてきたか・・・ 初めてレビューを書いてみようと思った本でした。 | ||||
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どうして私は、この本を年末までに読まなかったんだろう・・・。 そうすれば、今年の「箱根駅伝」をもっと真剣に全部観たのに・・・・と今読んで後悔しています・・・。そう今は2月、来年までまだまだあるな・・・。 ('□`。) 仕事場での休憩中や、カフェ、電車の中で読んでいたのですが、最後の方で「絶対このまま読んでいたら、公の場で泣いてしまう」と思い、最後は家でゆっくり読み、そして涙。 一生懸命何かをやり遂げるって、素晴らしいことで、それだけで涙が出ます。 ハイジが他のメンバーに対してかける、一言一言がギュッと胸を打ちます。 私は、きっちりハイジに惚れました。いい男だ。 | ||||
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すごく良かったです。 少し現実離れしたというか、ドラマ的な部分はあるけれど そんなことはどうでも良いと思えるくらい、感動できる作品でした。 それぞれが想いを抱え襷をつなぐ。 一つの目標に皆で全力で挑み、時には衝突し、いくつもの壁を乗り越える。 そしてできあがる『仲間』というとても強い繋がり。 こんな仲間ができたら、どれだけ幸せだろう。 一番好きだったシーンは 5区の神童がスタートする直前、ユキのかけた言葉。 一年間箱根駅伝のためにすべてをかけてきたアオタケのメンバー。 ここまで繋いできた襷の重さ。 そんな中でのユキの言葉。 仲間って良いな、と心から思いました。 | ||||
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純粋に、読んでいて楽しくなれる話でした。 特に箱根駅伝に関心があったわけではなかったのですが、読み終わると箱根駅伝への気持ちが変わります。 竹青荘の日常の中にあるクスリと笑わせる要素と、真剣なストーリーの織り交ぜ方がさすがと思いました。 読み終わったあとに何とも言えない清々しい感動を味わえました。 大好きです。 | ||||
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箱根駅伝を目指す10人の若者を描く痛快青春スポ根小説!内容はフィクションであり登場人物はハイジなどアダ名っぽい名前の架空人物であるが、作者が5年もの間、実際の駅伝選手を丹念に取材しただけあってノンフィクションの如くにリアルに読める。走るのは就職に有利だから、女性にもてるから?そうではなく「走るのが好き」だから!文体は読みやすいので箱根の山を駆け抜けるように一気に読めるのが気持ちよい!内容も読み心地も共に爽快の一言だ。箱根駅伝ファンは勿論、駅伝に興味がない人も一読すると駅伝ファンになること間違いなし?! | ||||
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素人集団が箱根駅伝を目指す、という 一見荒唐無稽なお話ですが、 走ることを止められない主人公・走をはじめとする竹青荘の面々に引き込まれ、 こちらも読むことを止められなくなること請け合いの、ノンストップ青春小説です。 ボロアパートでの共同生活に「ハチクロ」の愛らしさを、 集団でワンチャンスに賭ける情熱に「スラムダンク」のひたむきさを、 頂点を目指す人間の孤高な悲哀に「ピンポン」の清廉さを、 この小説の背骨に通じる物があるなぁと感じながら、 眠らずに一気に読み終え、自分もいますぐ走り出したいような衝動に駆られました。 運動と無縁な生活を送る自分にとっては、 走るという行為は苦痛以外の何者でないのですが 自分の足だけで高みを目指して箱根を駆けるランナーは いったい何を思い、何を願って、襷をつないでいるのか 毎年正月にTVを見るたびに不思議に思っていました。 もちろんフィクションなのですべてが本当ではないけれども、 この小説の後半、1区から10区を駆けるそれぞれのメンバーの モノローグを読みながら、その答えを感じ取った気がします。 そして、正月に実家で箱根駅伝を見ていたら、 どうしてもまた読みたくなってまた買って読み返しました。 ちなみに、自分は2冊所持していますが、 2007年にこの本を薦めた友人達は、全員大絶賛。 本読み冥利につきる幸福な時間を過ごせました。 本が好きな人も、箱根駅伝が好きな人も、 三浦さんが好きな人も、ぜひ手にとって欲しい一冊です。 | ||||
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思考のゆりかごに揺らされているようで、読んでいて心地良かった。 走りによって到達できる世界を丁寧にそして丹念に綴って、読者にもその境地へ導いてくれました。走るという単純で孤独な作業では、真摯に自分と向き合うので『禅』と同じような効果が得られるのかも知れません。老成しているハイジだけでなく修行僧のような藤岡も然りです。それにしても三浦しをん氏はすごい筆力ですね。直木賞は出版社の思惑が絡み合って受賞する出来レースみたいなものと捉え、受賞作家の小説は避けていたのですが認識を改めなくてはいけないことを悟りました。 | ||||
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嗚呼、素晴らしいの一言に尽きたりして。 悲しくなるほど面白くて、温かくて、残りのページ数が少なくなるほど 「終わらないで下さい。」という思いが強くなっていくこの物語は 兎にも角にも10人の登場人物の描かれ方に見せられました。 何より理屈じゃなくて、物語に引き込む能力がほんとに素晴らしいです。 10人という主要登場人物の多さにもかかわらず一度も勘違いをせず すんなりと下せるこの作者の文章力に何より感嘆しました。 スポーツをやっていない人、嫌いな人、興味もない人、に是非読んでもらいたいと思いました。 もっともっと大勢の人に読んでもらいたい作品です。 心が少し晴れやかになって恐ろしく空虚になってしまう恐ろしい作品でした。 実写化してほしいですが、生半可な考えではしてほしくないですね。 本であってこその名作でした。 | ||||
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「箱根駅伝を題材にした小説」という触れ込みに釣られて読み始めたが、それ以上の感銘を受けた。 矢口史靖か周防正行で是非映画化してほしい。 | ||||
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