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風が強く吹いている
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風が強く吹いているの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全412件 181~200 10/21ページ
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読み始めたら止まらなくて。登場人物がいきいきしていて楽しかった。清瀬の台詞は子育てにも通じて心にひびきました。 | ||||
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ここまでラン中の描写にページをさき、泪を流させる本に出会えて幸せ。全てのランジャンキーに送る本。それ以外の人がどういう印象を抱くかにも興味があるけど。 | ||||
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こんなにも、美しい作品に出会ったのは、久しぶりです。 長距離や駅伝に全く知識のない私から見てもあり得ない設定だと思いました。 だが、読み始めたら止まらない。そして何度も涙しました。 駅伝を走る10人の心理状態。抱えてきた悩み。あ、この人は私と似た悩みを抱えていたのか、あんな風に悩んだ時期もあった。多かれ少なかれ、読者と重なる悩みを持った人はいるはずです。 本文に 「箱根の山は蜃気楼ではない」とあります。大学受験に失敗した私の心に深く染み込みました。もっと早くにこの作品に出会いたかったと思いました。 感動で、読み終えたその日は眠れませんでした。このような素晴らしい作品を届けてくれた三浦しをんさんに、感謝の気持ちでいっぱいです。 | ||||
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ズブの素人が箱根を目指す。信じられないような物語ですが、なぜか読む進むうちに読者が本気で応援してしまう、そんな何かが宿っている物語です。 もっと、もっと続きが読みたくなるような素晴らしい物語でした。 | ||||
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蔵原走(かける)と清瀬灰二(はいじ)を軸に、僅か一年で部員10人しかいない経験のない寛政大学陸上部が、箱根駅伝の予選を突破し、本戦でも大活躍する痛快な小説です。醍醐味はやはり箱根駅伝本戦で、往路も復路も、ワクワク、ドキドキして、ページをめくる手を止められません。三浦しをんさんの事前の調査、構想力、筆力に脱帽です!ジョギングを含め、走ることを愛す方々に捧げられるとても素敵な小説です! | ||||
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この本は、読むたびにいろんなことに気が付きます。 10人の人間関係や成長など、とてもよくかけていて何回でも読みたい本です。 | ||||
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悪評があるので読むのを躊躇していましたが、傑作だと思います。長距離ランナーの 心理描写が秀逸です。 ”肉体と精神は研げば研ぐほど、脆くもなっていく。不安と恐れに打ち勝って、 どんな塵にも耐えうるほど、鋭くなめらかに磨き上げる。その力が、清瀬の 言う、「強さ」の一面なのだろう。” ちゃんと読まないで評価を書いている人がいる。 悪口は、勘違いしていることがほとんど。もちろん、世の中にはほんとに ひどいものもあるけど、これはそうじゃない。きちんと読みましょう。 | ||||
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心に傷を持つ天才が、仲間に助けられ再生する、というのは 書かれ方によっては極めてベタなのですが、本書は嫌味なく、 まっすぐに心にしみました。 そして、自分も走りたくなりました。 実際にはありえないかもしれないけど、ハイジさんが箱根駅伝に 出られて本当に本当によかった。 | ||||
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1人の天才孤高ランナー(走)と故障を抱えた優秀で統率力を持つ1人のランナー(清瀬)を含む10人だけの素人集団が箱根駅伝に挑むという、荒唐無稽とも思える設定の一種のファンタジー小説(作者も承知の上)なのだが、読んでいて爽やかさを覚えると共に、作者の箱根駅伝に賭ける熱い思いが伝わって来る作品。600頁を越える分量でありながら一気に読み切ってしまった。 まず、作者の取材量が半端ではない。大学陸上部の練習方法、予選会等の箱根駅伝出場までの道のり、箱根駅伝の各コースの特徴、レース中の駆け引き、レース中(あるいは前)に選手が何を考えているか等の詳細を綿密な取材の基に再現している。ファンタジーを求心力のある物語に仕立てたいとの作者の熱意の現れだろう。特に、レースの描写には迫真性を感じた。 そして、このレース構成が非常に緻密なのである。元より本作は青春小説であり、仲間達の友情や希望や恋と言ったものを描いているのだが、結局レースは走と清瀬に絞って書くものだと思っていた。だが、実際は10人ほぼ等分の筆を割いているのである。その中で、各人の生い立ちや仲間に対する思いの丈が十二分に書き込まれ、レース展開とは別に、読者の興味をそそる。オーダー順や各人のエピソードの造形には相当の熟慮が練られた事が窺える。 表題の「風が強く」の「強く」も本作の意匠を良く表している。レースに勝つ事は重要だが、「速く」走るのではなく、与えられた条件(あるいは設定目標)下で、人それぞれに「強く」生きる事が大切だという事を改めて教えてくれる。読んでいて、「爽やかな風」を感じる快作だと思った。 | ||||
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ごく普通の青年たちが心をひとつにして大目標に立ち向かう姿。紆余曲折は当然あるが、終盤の駅伝の場面では引き込まれるように一気に読んでしまった。読み終わったときには、爽やかな感動が心地よく残った。不覚にも少し目が潤んでしまった。 | ||||
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希望を持ち、周囲に働きかければきっと伝わる。主人公たちが、それぞれの仲間と一緒に努力した掛買にない時間がとてもいとおしく思え共感できた。 | ||||
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走るって行為がどんなことか考えていなかった。 箱根駅伝を舞台にしたこの小説がなぜ人気なのか不思議でした。 もともと私は箱根駅伝には興味がなく、毎年日本中が熱中する理由がわかりませんでした。 見ても見ても走っているだけ、他のスポーツみたいに争い競う姿が地味。 そんな私がこの本を読んで、走るというのは孤独で自分自身の戦い、速さは重要だがそれ以上に強さも必要なことを知った。 駅伝を走る選手がどれほどの思いで走っているかを知った。 1番になることが重要ではない。変わらない理想や目標に向かい走り続けることが大切なんだ。 | ||||
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即席メンバ10人で箱根駅伝に挑む物語。それぞれの個性を活かし、1つのチームとして難題に立ち向かうその姿は、シナの5にんきょうだい、7人の侍、サイボーグ009に通じるものがある。物語は、今にも崩れ落ちそうな古いアパートに、最後の1人が越してくるところから。 肩入れしたくなるのは、主人公だけではない。挫折、自信、あきらめ、希望と、ゆれる感情に左右され、あがきもがく若者たち1人1人だ。 大手町、権太坂、防砂林、小田原中継所、小涌園。まだ復路が残っている。物語も人生も。 | ||||
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何回感動の鳥肌が立ったか・・。自分が読んだ青春小説というジャンルにおいては、比類なきナンバーワンだ。内容は、素人集団の箱根駅伝出場までの奇跡の物語。リアリティはないのかもしれない。が、信じさせてくれる、そしてなにより人生のある時期にだけ特別に放つ、いわゆる青春の輝きがうらやましい。仲間の大事さ、かけがえのなさがコレでもかコレでもかと伝わってきた。また10人個々のキャラクターの描き方が抜群。興味なかったけど、間違いなく箱根駅伝を見る目が変わった。 | ||||
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設定はわかりやすいが無理があり、、物語の先はある程度読める。 しかし、箱根駅伝を素人たちが目指す中で、どのように登場人物の10人が、人間関係を作って行き、また、、ランナーとして成長して行くのかを追っていかずにはいられなかった。故障で、いろんな人間の気持ちがわかるキャプテン清瀬と、自分の走りを誰かに強制させられたくない天才ランナー走との人間関係の描写が絶妙で、一気に読み切ってしまいました。 | ||||
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誰でも経験する若い頃、何に対しても恐れを知らず、やれば出来るだろうと考える浅はかさが若さでもあると思う。古い下宿と登場人物のキャラクター設定などは素晴らしいが、駅伝では重要な要因となる走るコースの周りの風景がなかなかイメージできないのはどうしてだろう。 本を読んだ後でビデオを見たら、それが補われて、とても面白かったです。 | ||||
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長距離ランナーであるハイジが、走(かける)と運命的に出会い、「アオタケ」というぼろアパートに住む他の8人の大学生も巻き込み「箱根駅伝」を目指すという、現実にはあり得ない、荒唐無稽な話です。 でも、兎に角10人のキャラが立っていて、面白くて、著者・構想執筆6年という力作だけあって、練習風景などもリアルな感じで、あっという間に、その世界に惹き込まれ一気読みでした。 今や日本のお正月の風物詩になった「箱根駅伝」。 近頃は、さすがにスタートからフィニッシュまで全部というわけにもいかないけれども、今年も気になるランナー、東洋大の設楽啓太・悠太兄弟の区間はチェックしていたので、この本の登場人物の双子と重ね合わせて読みました。 予選会、そして、特に本番での10人の走りの描写、心情にはそれぞれ共感できる箇所があり、私まで緊張したり、苦しくなったり、テンションが高くなったり、涙を流したりしてしまいました。 東洋大の優勝は、スペシャリストなし。純粋に各々が、自分のために、チームのためにタイムを削り出すために走り、勝利しましたが、「アオタケ」もまさに「その1秒を削り出せ」の走りでした。 この本は、「箱根駅伝」を走るランナーの「ひたむきさ」「清々しさ」を見事に描写し、読者に「爽やかな風」「感動」を届けてくれます。 | ||||
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あっという間に読みきってしまった。 陸上部の中学生、高校生、そしてその家族に読んでほしい作品です。 | ||||
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読み始めたときはあり得ない設定だと感じたが、住人の練習に向き合う姿、ハイジ皆の心をなぜかつかむ不思議さに引き込まれました。読み始めると止まらない作品です。 | ||||
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涙を流しました。 私事で恐縮ですが、失恋したあとに読む小説として、非常に向いていたと思います。 長距離走は人生のアナロジーだとよく言われますが、それにしても走ることにおける強さには、強く感銘しました。 「苦しくても前に進む力。自分との戦いに挑みつづける勇気。目に見える記録ではなく、自分の限界をさらに超えていくための粘り。」 こうした強さを私も身につけていきたいと感じました。 気持ちの良い青春小説です。 | ||||
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