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仮面同窓会
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仮面同窓会の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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僕は面白かったけど不評が多いのが不思議。伏線がどうとかミステリーではないとか冗長とか感情移入できないとか色々書かれてますが、結局、結末がバッドエンドみたいなのは好まれないのかなと思いました。 事実は小説より奇なりと言いますが、リアリティーだけを追うならノンフィクションとかドキュメント読めばいいし、つまんないと思います。設定がしっかりしてるなら、普通?の殺人事件のお話でもいいと思うけど、ありきたりな話ばかりでも面白くないし。僕は特に二重人格の正体が面白かったですし、バッドエンドでも別に良いが無理があるし、嫌なお話だからこそ、結末はもっと丁寧に書いて欲しかったです。それとは別に、現実的じゃないと思われそうなとこ、近親姦とかもですが、ホモじゃなくても同性にムリヤリオーラルセックスさせる人っているもんですよ。昔では刑務所とかもだけど、若い男は性欲強いからそういうこともあるもんです。特に上品な家庭の女性には有り得ない話お思われそうですが、それなりに有りがちな話です。 私は犯罪小説家も楽しかったです。反対に、火の粉と、検察側の罪人こそリアリティー感じないし、登場人物が嫌でした。それでも面白く読みましたけど。それにしても昔の兄貴も含めて、殺された人達もそうじゃない人たちも嫌な人ばかりですね。まともなのは同級生の銀行の人くらい? | ||||
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多重人格者、異常性格の登場人物を、小説に出すのは、表現が非常にむつかしい。ラストは強引すぎる終わり方に、がつかり。 | ||||
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最後はちょっと怖いですね。 でも、面白かったです。 現実にあったら嫌ですけど… | ||||
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ドラマを観てから原作が気になり、読み始めました。 嫉妬や疑りや保身など、人間の嫌な部分が巧みに描かれていて、気持ちのいい作品ではありませんが、読書習慣にスパイスを加えて頂いた気持ちになれました。 詳しいことは書きませんが、 一人称の使い分けなど、小説ならではの描写が読者の想像力に刺激を与えます。 そのテクニックがラストに向けて効果的に作用し、 小説ならではのワクワク感を保ちながら読み進められました。 ラストに関しては賛否両論あるのですが 平凡な小説との差別化は十分にされていると思われます。 人間の心理を学ぶにもオススメです! | ||||
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ドラマ版は面白かったんですが、原作と話が違うとの事で、じゃあ原作も読んでみようと思い購入しました。 普段本なんか読まないんですが、難解な描写なんかもなく、分かりやすい伏線を張ってくるので気になって読み進められました。 ただ、登場人物があまり多くないので事件に無関係な人はほんの一部で、なおかつその辺の考察を主人公が全部やってくれてるので読者が深く考える余地はあまりありません。 ドラマ版では設定に無理があったり、伏線を回収しないまま終わったりと色々と納得できない部分もあったんですが、この原作では無理矢理感はあれど一応全部説明されていて、ちゃんと繋がっています。 ちょっと最後の説明口調の超展開は御都合主義かなとも思いますが・・・ とはいえ、ドラマ版と結末がだいぶ違うので十分楽しめました。一口で二度美味しいですね。 | ||||
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次々に予期しないことかおき読んでいて一瞬も油断できない。ただラストがあまりにもやりきれないので心が弱っていないときに読んでください。 | ||||
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オトナ土ドラに出演の瀧本美織ちゃん(竹中美郷)と原作の美郷を比較とか、まだドラマは1話なので美郷(瀧本美織ちゃん)がどのように変わっていくのか、原作とドラマと違う部分があるのか楽しみです。 原作では美郷(美織ちゃん)が犯人のようです。美織ちゃんが犯人?ちょつと複雑です。 美織ちゃんは過去の単発のドラマでやもえなく殺人犯役に出演しています。情状借用の余地ありでしたので、今作品は?と。 | ||||
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『クローズド・ノート』を読んで感動し、著者の作品を探して目に付いた本書を読みました。 舞台設定やキャラクター造形の巧みさ、ミスリードを誘う書き口もあって、前半はぐいぐい読まされました。そういった意味では、本作でも雫井さんらしさのようなものは感じられると思います。 しかしながら、読者を驚かせるための仕掛けの方に意識が行ってしまったのか、中盤からは著者らしからぬ荒唐無稽な展開や描写が目立つようになりました。 いろいろと推理しながら楽しく読み進めましたが、真相にリアリティがないと、読者が推測するのも困難になります。推理小説としては、いささかアンフェアな印象を残す作品かもしれません。 とはいえ、最後までリーダビリティが高く、読ませる作家さんだと思いました。本作で悪い印象を持った方も、雫井さんの別の作品を読めば印象が変わるかもしれません。 (クローズド・ノートはとても素晴らしかった!) 結末以外は楽しく読めたので星は4つです。 | ||||
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Amazonやブログのレビューを読むと、ラストがスッキリしないという声が多いのですが、 特殊な体験をしてきた僕としては、スッキリ爽快なラストでした。『当然の結末だよ』と。 怖さもあり、ハラハラドキドキの果ての爽快ラストで個人的には☆5の神作品ですが、 人によってはスッキリしない終わり方に見える可能性もある作品にはなります。 ともあれ『火の粉』と並んで、怖いサスペンスの不滅の金字塔になり、怖いサスペンスを読みたい時にはオススメです(^-^*)/ | ||||
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雫井の作品を読みたくて購入したものの、その題名からして大した期待はすることなく読み始めた。前半部分は、何となく予想できた流れで、こんな 物だろうなと思いつつ読み進めて行くうちに、段々プロットが2重、3重に重ねられ、これはなかなか読みごたえがあるかもと思うようになって来た。 教育とは名ばかりで、生徒を力で押さえつけて来た生活指導担当教師を、4人のその高校の卒業生が、同窓会を機に復讐しようということで物語は 始まる。復讐と言っても、その教師を拉致し、ちょっとした悪戯で怖がらせようというもの。一応目的を達した4人であったが、翌日この教師の死体が、 監禁されていた場所とは離れた場所で発見される。4人の誰かがやったのではないか、彼らの中で渦巻く疑惑と不信。そのうちの一人である主役の 洋輔は、どうも死んだ次兄の声が耳元で聞こえるという二重人格らしいことが分かってくる。彼のガールフレンドである美郷に付きまとっていたストーカーの 男もどうやら何か秘密を知っていそうだ、と言う具合に段々話が複雑化してくる。ここらへんから、やはり雫井らしい十分な捻りの効いた作品になって 来る。最後の50ページでの展開は、やや無理がある部分もないとは言えないが、十分読者の予想を超えた展開になり結末を迎える。別に「仕掛け」は 無いが、物語に捻りが聞いている分十分面白いミステリーとなっている作品である。 | ||||
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テンポが悠長すぎる感じがするが、人物描写が丁寧に描かれているので心理の綾が面白い。 | ||||
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終盤にさしかかるあたりで明かされる仕掛けがあるのですが、これは中々面白いです。『色々な』意味で。 ミスリードだろうなと予測はできても、ほぼ確実に答えを看破することは出来ないでしょう。 ただ、この仕掛けを施したが為に、やや話の軸がぶれてしまったようにも思います。 特にこの仕掛けに最も携わっていた人物が、何故ラストにあのような行動をとったのか……説明されてはいるのですが、 読者としては唐突過ぎてまったく共感することができません。 もう一つ展開があるかな? と読み進めるもそのまま読了。 この本を読み終えた方は確実に後味の悪さを感じるでしょうが、それは鬱的なものよりも消化不良によるものが大きいような気がします。 しかし、その仕掛けがなければ極々平凡なミステリーです。 大方、予想通りに物語は進みます。 仕掛けの為だけにある物語なので、読者もそれだけを期待して読むべきなのでしょう。 この仕掛けを楽しめるか否か。この本の評価はそこに一任されると思います。 個人的には馬鹿馬鹿しいと思いつつも十二分に楽しめたので、他の人はどうなのかと感想を聞いてみたくなる本でした。 | ||||
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「検察側の罪人」に続き、本作もすこぶる快調。 あっと驚くトンデモエンディングで後味は最悪だが、リーダビリティも抜群で、いかにも作者らしい快作である。 またそれだけでなく、「えっ、この作者が?」と思わずのけぞるような趣向も加えられており、最後まで息抜く暇なく楽しめると思う。 ただし繰り替えすが結末はあんまりといえばあんまりなので、そのへんも評価の分かれ目だろう。 ぜひとも実際に読んでみて評価して欲しい。 | ||||
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