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ダーク・タワー7 暗黒の塔
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ダーク・タワー7 暗黒の塔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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長いシリーズの最終話 これだけ長いシリーズを読んだのは初めてで、最後まで読ませる作者はさすがだと思います。 最後まで読み切った!と言う満足感は?? | ||||
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品質に関しては古本なので気になりません。到着が思っていたよりも早くて嬉しいです。 | ||||
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ニューヨークにおける<深紅の王>の拠点「ディキシー・ピッグ」へと乗り込んだジェイクとキャラハン神父は、囚われていたスザンナを救うことに成功するが、キャラハンは犠牲となり、<深紅の王>(そしてローランド)の息子であるモルドレッドは既に生まれた後であり、急速に成長する彼は暗い殺戮の欲望を燃やしつつローランド一行を付け狙う。 ローランド、エディ、スザンナそしてジェイクの四人は、様々な中間世界への出口を持つ「ディキシー・ピッグ」で再会を果たしたが、キャラハンの死を悼む間もなく重大な選択を迫られた。 彼らの前に現れたテッド老人達は、<深紅の王>が様々な世界から集めた超能力者集団によって間もなく最後の<ビーム>が破壊されるというのだ。 一方、スザンナの予知夢は、彼らを創造した<根本原理世界>の作家スティーヴン・キングの交通事故死が迫っていることを告げている。 <ビーム>が破壊されれば、それによって支えられている<暗黒の塔>は崩れり、キングが死ねば<暗黒の塔>を目指している彼ら自信が失われることになってしまうのだが・・・ 構想から30年をかけて完結したキングのライフワークには意外な結末が用意されていた。 -伝説の王の佩剣エクスカリバーから造られた巨大なリボルバーを腰に吊るした主人公が、西部劇的な多重世界を経巡って「暗黒の塔」を探求する- 歴史の浅いアメリカにあって、著者は独自のアメリカ的叙事物語を標榜しているように思えたが、最終巻によって明らかとなる物語の円環構造により、単なるエンターテインメントであったことに気付かされる。 円環構造の物語自体は珍しくないが、全七巻にもなる大著に用いられたのは始めての例ではないだろうか。 この結末に対する批判は著者も充分に覚悟していたようで、エピローグの途中で一旦物語から離れ、著者自信の言葉で「無情な結末」が待ち受けていることを予告することまでしているが、だからといって失望を防ぐことができるものでもない。 | ||||
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この作品を読み終えて感じたのは、「バランス」が悪いだった。 確かにそれなりに面白い。普通のファンタジーかと思って読んでいると、それは間違いで、サイケデリックで頭がクラクラする、全く先が見えない世界観・展開に良くも悪くもワクワクした。特に前半は強く思った。 しかし中盤以降、この展開に飽きたのか慣れたのか、どうもにも平坦な話が続くようにしか思えない。いや、つまらなくはないのだけど・・・ だだだ、だが、この最終章でようやく話が盛り上がる!!しかし、遅すぎた・・・むしろさらに話を長引かせて、この盛り上がりをもっと長く書くべきだったか。とにかく終盤駆け足になり、読者の頭の整理ができないまま、「終わる」。肩透かし感はある一方で、なんだかんだで面白かったかな?という、なんとも言い難い気持ちになる作品。 今改めて思うと、作者が力を入れてたわりには、イマイチな作品だったと思う。 | ||||
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高校で英語を教えています。海外小説は原書で読むようにしています。この作品も8年前に原書で読みましたが、そのとき幻想的すぎてよくわからない箇所がありずっと気になっていました。英語で読み返すのは労力がいるので、二回目は翻訳にしました。日本語で読んでもやはり幻想的過ぎて原書を読んだ時と同じような気持ちです。しかし、このシリーズは私にはすごく魅力的なので再読して楽しんでいます。一般書店にはもう置いていないのでアマゾンさんを通して廉価で購入できて嬉しい限りです。この作品がハリウッドで映画化されるのを期待しています。 | ||||
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これほど面白いとは思わなかった。キングが「指輪物語」の愛読者であるという事実も、本書を私の宝物とする要因である。主人公のガンスリンガ―とともに旅を続ける男と女と少年と小動物。まさに「指輪物語」の旅の仲間である。時空の入り組んだ物語を創造する構想力の偉大さに目を見張った。騎士物語があるかと思うと、なぞなぞを出す超特急が現れたりする。作者本人も物語の重要人物として登場する。キングの作品と言うと、食わず嫌いの人もいるだろうが、ウソだと思うなら読んでください。 | ||||
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読み進めば進むほどがっかりさせられる長編だな。だいたい内容が貧弱すぎる。 | ||||
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一応全巻の最初に要約が載ってますが、それだけではとても総括できない幾重にも謎やストーリーが輻輳するダーク・ファンタジーの巨編。基本的には主人公が敵を追って「暗黒の塔」に向かう・・・というのが主筋らしいけれどそれだけじゃこの文庫16冊に及ぶ超大作のさわりにもならない。かなりサイケデリックな展開で話が進んでいくので頭の中がこんがらがってきて錯乱ぎみになりました。更に過去のキングの著作からの登場人物が多数でてきて、ここで著者のキングは自分の創作人生の集大成的総決算を目論んだと思われるシリーズでありました。解説が丁寧で全体の本質をよく捉えた批評になっていて面白かったですが、個人的には空前絶後のとんでもないキング以外に書けない、書こうとも思わないダーク・ファンタジーとして虚心坦懐に楽しみました。 続けて読んだわけではありませんが、全作通読するのに一年くらいかかり最後まで読んだときにはホッとしました。後十年くらい生きてたらもしかして読み返すかもしれませんが、当分は読まないと思います。 はっきり言ってキングの最高傑作とは言いかねますが、ファンタジーに興味のある向きには一読の価値はあると思います。が、もしかしたら私みたいなキングおたく向けかも。なので人には勧めないかも。 「最後どうなるか教えてほしい。秘密は墓まで持ってく」と言っていたという死刑囚の人は執行前に読めたんだろうか。読めたことを祈ります。 訳文に関して一言。老人の喋り方で「じゃよ」とか使うのはいい加減止めてもらいたい。普通の言葉使いで老人らしさを醸し出せないとしたら訳者と編集者の力量不足としか思えない。 | ||||
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一巻一巻がこんなに面白く 予想を裏切り また次を期待する作品が 他にあったでしょうか。 よくぞ、これだけの巻数を 息きれることなく仕上げたものです。 あまりに先が気になって 理解せずに読み進めてた箇所もたびたび。 そうしていよいよ巻末…。 ビリー・バンブラーとの別れが、私は一番辛かった。 そして、ガンスリンガー、ローランドの運命も…。 しかし、壮大な物語の締めくくりも圧巻で 物語が終わると思うと哀しくてなりません。が、大満足です。 悔やまれるのは、 最終章の中・下は、ゆったり浸れる時間&場所で 読めばよかった…。 これまで通勤退勤時、お昼休み、就寝前のこまごまとした 時間で読み進めてきたのですが、 最終章だけは、一目を気にして読んだことが悔やまれます。 また、一からもう一度読んでみたい作品。 一巻(一番読み進み辛かった)で辞めないで、よかった。 最後に、ローランド、エディ、スザンナ、ジェイク、オイに サイ、サンキャー。 | ||||
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全7巻16冊を読破された諸君、ご苦労様、そしておめでとう。いやア、それにしても長かった、キングの頭の中の構想からすれば、足掛け20〜30年くらいになるんじゃないか。途中で投げ出さなかったことも凄いし、われわれ読者もエラいし、むしろキング自身が途中で止めたくなったんじゃないだろうか? 本人も書いているように、途中で在庫の棚卸のようなことを行っている。 この大河小説?ファンタジー?ポルノグラフィー?いろいろな見方、読み型のできる、ダークタワーシリーズ、原作も凄いし、挿絵イラストもいい、何より日本の読者にとっては革命といっていい程、風間賢二の翻訳がいい! そして、最終巻の「解説」、これだけでも十分に価値がある。今後、他のキングの著作を読んでいくに当り非常に参考になるであろう。 それにしても、ビリー・バンブラーの”オイ”、悲しいねえ! 他の"旅の仲間"も悲しく、切ない。 素晴らしい冒険を経験させてくれたカ・テット全員に「サンキャー!」 | ||||
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七巻の盛り上がり方は異常ですね。 キングの他作品を読んでいればより面白いし、 読んでいなくても面白い。 一巻からまた読み直してみたくなりました。 | ||||
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最終巻までたどり着き、終わりはいつも悲しいですが、まさしくキングのライフワーク。何よりもエンターテインメントとして最高に面白かったといわせていただきます。本好きな方であれば、このダークタワーを読まずして、何を読むかというほど面白かったです。その長さにためらっている方も、迷わず書店に直行しましょう。 最終巻は、オイの姿に涙します。 | ||||
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この巻で長かった物語がようやく終わります。『不眠症』のパトリック・ダンヴィルも重要な役所で登場するので、やはり読んでおいた方がいいでしょう。本編以外の関連作品でどれを読めばいいのかについては、風間さんの解説を読めば一目でわかります。 僕は今まで大変に失礼な認識を持っていて、とくに明確な理由もなく、風間さんはただのキングオタクで、B級翻訳者なんだと思っていました。が、巻末の解説を読んでビックリ!氏の含蓄の深さと鋭い洞察には恐れ入りました。氏以外にはこの暗黒の塔は訳せなかったのではないかと思うほどです。先に文庫十六冊分を揃えてから読み始めようと思っている人は、解説だけ先に読むのもいいかもしれませんね。 で、結末についてなんだけど、僕はあれでよかったんだと思う。『刑務所のリタ・ヘイワース』で最後までアンディとレッドの再会シーンが直接描写されることがなかった様に、『霧』において最後まで霧から脱出することを描写しなかった様に、あからさまな形ではないものの、あれは希望のある終わり方なんだと感じました。 それに何よりも、『彼』なら今度こそ成し遂げてくれるはずだと、僕は信じています。 心配していた表紙のことだけど、下巻まで上・中巻と同じで、解説まで読み終わった後、そこだけが心残りだった。だけどついさっき、ふと巻末を見ると、なんと原著で表紙を飾っていたマイケル・ウィーランの絵が!この点だけでも僕の新潮社に対する今までの評価は一転。これからは新潮社様と呼ばせてもらいます。 第七部の展開と結末には賛否両論あると思うが、この作品は僕の中で間違いなくキング作品ナンバーワンになった。もし第一部で読むのを止めてしまった人がいたとしたら、なんと不幸なことか!そして文庫16冊+α冊(関連作品)を読む気概のある方は、他の本を放り投げてでも読み始めることをお勧めする。サンキャー! | ||||
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遂にここまで来ました。予想を裏切る展開になると思ったら、ある意味、正当な道順を辿っているように感じます。号泣必至と書いてあったように思いますが、そこまでは、、、、 でも、ここまで読み続けた皆さん、最後まで頑張りましょう。次は12月22日らしいですから | ||||
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「不眠症」でその名が出た「クリムゾン・キング(深紅の王)」、「アトランティスのこころ」のテッド・ブローティガンの正体、長い間の謎がやっと氷解しました。 やっぱり「暗黒の塔」シリーズを読破するためには、少なくともリンクしているキングの作品すべてを読んでおいて正解と今さらながら感じました。 しかし、「ザ・スタンド」、「IT」ほか数多くの作品で登場するランドル・フラッグ(この作品ではウオルター)があっけなく死んだと知らされたのには拍子抜けでした。彼は不死身のはずなのに・・・ | ||||
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いま読み終わりました。そして熱が冷めないうちに僕はこう叫びます。 「この秋に完結!とか言ってたじゃないか。だすなら一気にだせよ新潮社!この嘘つき!」と。 これは生殺しと呼ぶに相応しい状況である。すでに六部の後半の展開で五人の登場人物に死相がぷんぷん漂っていて、すぐに七部を手にとって読めない状況に悶絶していたにもかかわらず、上・中・下巻をそれぞれ別々の月に分けて出版するとは! 四部→五部の時は、一応の区切りがあったので気持ちを押さえることはできましたが、今回は本来ならぶつ切りにされていない場所で本が別れているので、我慢なりません。新潮社にロープで亀甲縛りをしたクマのぬいぐるみを写真にとって送りつける人が現れたとしても、僕はいっこうに不思議に思いません。 次の巻がでるまでに我々がすべきことは、 1、最低限、「呪われた町」「不眠症」「ブラックハウス」「アトランティスのこころ」だけでも読んでおく。 2、第七部以前に出版・翻訳されたキングの作品をすべて読み終えておく。(キング作品の中でまったく暗黒の塔に関係ない作品を探す方が難しいから) 3、写経に倣って上巻をノートに全文を何度も書き写してみる。 僕は2の階梯に達しているので、3に挑戦してみようかと思っています。だけど3の階梯をも超えてしまったとき僕はどうすればいいのでしょうか。 ところでこの本の表紙、塔と深紅の王らしき人物が新たに書き下ろされていい味出しているけど、原著ではローランドと塔が映っていて(マイケル・ウィーラン作だったかな?)キング自身ローランドを想像するときは彼の絵を想像するって言ってたぐらいだから、そっちの方を希望していたんですけど…… 今までは分冊すべて同じ表紙だったから、特別に第七部だけ三冊すべての表紙を変えてくれるのだったら、まぁ今回のことはなんとか許せる気がします。 とにかくこの第七部は全巻が発売してから読み始めましょう。 | ||||
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