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ヘルズ・キッチン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ヘルズ・キッチン (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ヘルズ・キッチンの評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

これで完結?は惜しいかも

ジョー・ペラム シリーズ第三弾。連続放火の主犯として逮捕された老女を救うため奮闘する元ロケーション・スカウトの姿が描かれる。

本作のペラムは、ヘルズ・キッチンを舞台としドキュメンタリー映画を制作中だ。インタビューの中心の老女が、自身の住うアパートを放火した容疑で逮捕されたことから、彼女の無実の罪を晴らさんと、ヘルズ・キッチンの深部に突き進んでいく。

キューバ系ギャングとアイルランド系ギャングの抗争に巻き込まれたり、連続放火犯につけ狙われたりと本作のペラムは三作品の中では一番ハード(そんな中でもラブアフェアきっちりと入れている)。

老女を含めて腹にいちもつありの面々が、もつれ合って、誰か味方か敵か、判然としないスリルがある。火災調査官のプレッシャーを受けながら、ヘルズ・キッチンの現実を知ることになるペラム。満身創痍になりながら、果たして真実に辿りつくことができるのか。

前ニ作はディーヴァのマニア向けであったが、本作はどんでん返しが三つほどあり、ラストまで気を緩めることができない。これで完結?はちょっと惜しいかも。
ヘルズ・キッチン (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ヘルズ・キッチン (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150795584

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