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(短編集)
延長戦に入りました
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延長戦に入りましたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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ちょっと変わった視点を持っている人だなあ と 思いながら読んでいるうちに くすくす笑いから がっはっはっは笑いに。久々に大笑いした。 DVDスキージャンプペアつくった人も こういう視点の持ち主なんだろうなあ 波田陽区もこの視点だなあ。 テレビ なにも面白いものがない時に読むのもいいかも。 お笑いブーム 中には勿論 湿気た下手っぴもいる そんなのが混ざっちゃっているのをみたあと イマイチ・・・と思ったあとの 口直しに最適の本かもです。 | ||||
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直木賞作家によるスポーツエッセイ34本。文章のうまさはもちろん だがそれに加えて、テーマの選び方がとてもユニークで、思わずニヤリ のねたが満載である。気づけば誰もが「おおっ」と感心する、ちょっと 古めのスポーツ話がたっぷり読める。 読んで感心したのは「ハイジャンプと着地という現実」というエッセイ。 このエッセイで著者は、ハイジャンプという競技において背面跳びは 邪道だ!と主張する。なぜ邪道かといえば、あの跳び方は高くは飛べる かもしれないが、背中から落ちるため、実践でまったく役に立たない、 と考えるのである。よいっしょと後ろ向きに跳んで、どたっと落ちて終 わってしまう。個々のスポーツ競技が何らかの実践的要求から発展した ことを考えれば、背面跳びのこの状況はよろしくない。分厚いマットを 前提にした実践などあろうはずもないからだ。その点、ベリーロールは ハイジャンプの王道を行っている。哀愁漂う跳び方も、安全な着地も、 これぞ競技として競い合うに値する跳び方である。レスリングがフリー スタイルとグレコローマンに分かれているように、ハイジャンプもフリ ースタイルとベリーロールに分けるべきである。とまあこんな感じで主 張する。 もちろんジョークで書いているのだろうけど、面白いことを考えるな あと思う。妙に納得してしまった。 | ||||
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直木賞作家が書いたエッセイ「スポーツ万華鏡」をまとめた作品。どうして剣道は国際化しないか?→相手に技をピッシと決めなくてはならない。ピッシが、海外の人には理解しにくいらしい-あいまいな日本と優勢勝ち-オマーンという国名を使っているのは日本だけか?-スポーツの国際化と名前の困惑-、他にボブスレーの前から2番目の人は何をする人なのか?など、通勤車中2日で完全読破しましたが、5回以上含み笑いをしてしまいました。 | ||||
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今年直木賞を受賞したので、突然クローズアップされました。最近どこの本屋に行っても「直木賞受賞作家作品」なんてことで、今までの本が陳列されておりますが、この本はさすがになかなかありません!この本こそが、著者を知る入門編ということでお勧めいたします。なぜなら本格的にデビューする前の著者の普段着で書きたいものが、1、分かりやすく。2、読みやすく書いてあるからです。ホント音楽を聴くカンジで読めます。で、空中ブランコのあの笑いの元が理解できます。私としては、最初に出版された「B型症候群」も再販していただきたいくらいです。いずれもモノマガジンのエッセーにあったものをまとめたもので、笑えます。 | ||||
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著者はもとプランナー、コピーライター、構成作家。 つまり、「どんなものをどう出せばおもしろいのか」のプロ。 エッセイというか、なんというか。 とにかく都合のいい論理で、多少にかかわらずスポーツに関連する事柄について、テキトーなことをコロコロと展開させていく短文34編。 これらは「モノマガジン」に連載されていた文章をまとめたもので、話題は、プロレスから、「俺は男だ!」の丹下竜子による女子剣道ブームまで、タイガーウッズの小顔から昇り棒でピンピンまで、多岐、というか思いつくまま。 全ては我々を笑かすため。是非一読あれ。 | ||||
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スポーツに関する面白エッセイ集。ハンドボールのキーパーやら剣道のことやら、挙げだしたらきりがないが、久々に電車で読んでいて、吹き出してしまう程おかしい本です。 | ||||
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『インザプール』があまりにケッサクで、友達に勧めてまわったけれど、これも秀逸。とぼけた調子で日常の、誰もが気づいたことがあるのに、たいして問題にしなかったオカシな事柄(例えば、なぜアマレス選手の乳首はレオタードからはみ出しているのか、とか)を取り上げているから、「そういえば…」とあらためて考えさせられたときにはもう、面白奥田ワールドにハマっている。スポーツってこんなにおかしかったのか、と見直すこと請け合い。次からはスポーツ観戦の仕方が変わるかもしれない。こういう、人を笑わせる文章を書けるのは、シリアスな作品が書けることの何倍もすごいことのように思う。 | ||||
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「最悪」に「邪魔」、「イン・ザ・プール」を持っていながら未だ読んでいない私が、ある日の新聞の下欄に載った出版社広告にこの本を見つけて、すぐに読みました。著者奥田さんは観察が鋭くそれを表現するのがうまいわ、そういう印象を私は持ちました。くだらないようで事象の本質に迫っているというか、目を付ける対象はありふれていながら多くの人間が共通して思い抱く同感や疑問をすらすらっと書く。うまいですねえ。著者(1959年生まれ)が私(1958年生まれ)とほぼ同じ時代を過ごしていることと、私の妻が著者と同じ岐阜の育ちであることが、私をしてより一層、この本を身近にさせてくれています。ところどころに出てくる岐阜弁がよろしい、素敵。こりゃ早く、著者の小説作品を読まなきゃもったいない。 | ||||
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