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(短編集)
延長戦に入りました
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延長戦に入りましたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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「うんうん」「そうそう」と声が出る。そして、可笑しくなる。最後は納得して、すこんと落ち着く。その連続! あ~、私だけじゃなかったのね~ みんな本当は心のどこかに、変だな~とか、なんか笑っちゃうな~とか、長年スポーツに関して疑問に感じていたことを、共有出来て、共鳴できて、クスッと笑って、ちょっとスッキリして、これからのスポーツ観戦が益々楽しくなる一冊です。 | ||||
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何度読んでも、面白く楽しいです。野球好きの人なら、みな同じように思ってる事でしよう。やはり.オリンピックは、アマチュアのアマチュアによるアマチュアの為の大会なのですね。 | ||||
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奥田英朗は、小説よりもエッセイが好き。脱力系で、思わず声を出して笑ってしまいます。マンガみたいに気楽に読める。大好き。 | ||||
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奥田英朗氏によるスポーツにまつわるエッセイ。もちろん当たり外れはあるんですけど、 面白い会はメッチャ面白い。奥田氏は小説家としてよりもエッセイストとしての方が 魅力がある気がします。 | ||||
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作者のスポーツものは一味も違います。読み手を引きつけてくれます。 | ||||
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スポーツを題材にした笑えるエッセイ集。90年代前半に書かれたものばかりですが、当時のスポーツシーンを題材にしているだけで、書かれていることは著者の経験やスポーツへの素朴な疑問、見解が中心なので古さは感じませんでした。 ヤクザにケンカを売った知人の武闘家の話、かつてのロッテの助っ人の登録名はなぜ「マニー」になったか、高校時代の不良とハンドボール大会の話……。居酒屋で与太話をするようなノリの中に、背面跳びが主流になった走り高跳びはなぜ物足りないのか、本来地味な競技であるはずの駅伝が正月の箱根だけはなぜ異常に盛り上がるのか、といった示唆に富む話が絶妙の塩梅で交ざります。10%の隠し味がこの本を一段と味わい深くしています。 | ||||
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かなり以前に月刊誌に連載されていたスポーツエッセーをまとめたもの。奥田さんはコピーライター出身だけあって、文章が小気味好いです。目のつけ所が独特で笑えるのですが、それでいて本質までついているからスゴイ。以前、電車の中などで読んだときは失笑が止まらず、周囲からは変な人だと思われたかもしれませんので、公共の場で読むときは注意が必要です。もっとも、感覚が合わない人にはまるで面白くないかもしれないため、最初の数ページを読んから決めてはいかがでしょう? | ||||
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奥田氏によるスポーツをテーマにしたギャグエッセイ集。 それを言っちゃうとミもフタもないというよーな話が多い。 といっても的外れな話ではなく、それほどスポーツに詳しくない一般の人から すれば「そーいやそーだよな」と肯きたくなるような話ばかり。 ちょっと笑いを意識しすぎて、表現や文量が過多になり、しつこく感じた部分はあったが、 全体的にはクスクス笑いながら、気軽に楽しめた。 私的には正月になぜ「大学駅伝」を皆が見ているかを、テキトーに考察した回が とても面白かった。テキトーなんだけど、案外的を得ていると思った。 | ||||
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奥田さんが作家デビューする以前に雑誌に掲載していたスポーツエッセイ34篇をまとめたもの。 あまり知られていない作品みたいだが、なかなか面白かった。 あとがきにあるように、あらゆるスポーツに「茶々を入れている」爆笑本。 「冗談です」と何度も出てくるが、それでもその着眼点のユニークさには脱帽してしまう。 いくつか紹介すると、 ・「ア」と「イ」で始まる名字の選手はトップバッターに適している ・小学生のときの50メートル走のタイムで性格診断ができる ・沢村賞の由来となる「伝説」は実は怪しい さぁ、なぜでしょう?知りたい方は読んでください。 つい「変わった見方」でスポーツを見てしまう、とも奥田さんは仰っているが、 他人とは違ったところに目をつけてそこから話のネタを拾ってこれる、 そういうセンスが後の「イン・ザ・プール」から始まる伊良部シリーズにも生かされていることは言うまでもないでしょう。 スポーツファン、奥田さんファン、共に必見です。 | ||||
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電車の中で何度も笑いそうになって困ってしまいました。全部で34のコラムで構成されており、一つ一つに頷けます。特に「曖昧な日本と優勢勝」というコラムでは国際社会の中の日本人と特徴を捉えていて面白い反面、非常に考えさせられるテーマでもあると思いました。 1日あればすぐに読めてしまいますが、ちょっと一休みしたいときにちょっとづつ読むのもいいのではないでしょうか? | ||||
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スポーツライターとは違った視点が面白い。 何気なく不思議に思ったことやここがおかしい!とおもったことを奥田流に毒を交えて楽しく語るエッセイ。 著者は40代だが、きっと少年のようないたずらっこ精神をもった楽しい方なのだろうと好感をおぼえる1冊。 楽しく読めます。 | ||||
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著者が自分の嫌いなものを貶しているエッセイは毒舌の面白さはあっても、一度読んだらもういいやというものが多い。自分の好きなものをそのまま書いてあるエッセイは面白くともなんだか背中がかゆくなってしまうことも多い。自分の好きなものを「好き!」と書くのではなくチョット違った視点で書いたエッセイは当たりの確率が高い。このエッセイはそういう当たりの一つであった。 けっこう真面目にスポーツをやった人や観戦好きな人の視点と、そうではなくスポーツなんて、ケッ!という人の両方の視点から書かれた、爆笑、くすくす、あるある、と色々な笑いの要素を持つ愉快なエッセイである。 著者は自身の中学、高校の部活体験を自虐的に書いているが、けっこう好きで真面目にやっていたに違いない。でも、のめりこんでいるかと言えばそうではなく、どこか醒めていて一歩引いている、そんな生徒だったのだろう。 作家になる前(修行中?)の作品なので、文章が今より硬い気もするがとにかく笑える。系統は異なるが、その昔「椎名誠」がエッセイストとデビューした頃に近い面白さがあった。 | ||||
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この本は面白い。基本的にスポーツに絡めて筆者の熱い思いがつづられているのだが、これが僕の琴線に触れまくった。 昔みんなが心に思っていたことが、あまりに素直に、そしてあからさまに、描かれている。主に電車の中で読んでいたが、思わず笑いがこぼれてしまった。 小学校時代、なぜか足の速い奴が尊敬された、とか、小学校のグランドに行くと急に走りたくなる(しかもこれは高校のグランドではいけない)、とか。本当にそう。でもこれって文章で書くの?そう思うと笑ってしまった。 文庫本で笑った経験のない人は、この本を読めばきっと笑える。ただしある程度スポーツに距離感を持って見れる人に限るとは思うが。 | ||||
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文章で読むバカ話が、これほど楽しいとは。 マジで「うぷぷっ」と吹き出してしまいました。 バカ話ほど真面目な顔で語らないといけないんでしょうが、筆者の怜悧な文体が実に効果的。そして筆者の観察眼は実に鋭く、論理展開は実にひねくれていて…。いやぁオカシイ。 エッセイ読んで大笑いしたの久しぶりでした。断然オススメです。 | ||||
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一生懸命だから馬鹿馬鹿しい、スポーツのある側面を切り取ったエッセイ34編。 「90%はちゃんと試合をみている。残りの10%で本塁打を打たれた直後のピッチャーの表情をみているのだ」という作者の視点がいい。 何がなんでも感動物語にしたがる人々を笑い飛ばす軽快な文章が魅力。 高校野球地方予選のスコアだけで、2ページを割いて試合経過(それも全部想像)を展開するなど、愛がなければできる筈が無いが、それでもやっぱり馬鹿馬鹿しく、愛しいのである。 | ||||
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雑誌「モノマガジン」に92年から97年まで連載した主にスポーツに関連したエッセイをまとめたもの。 とにかく着眼点がすばらしい。なるほどと頷かされるもの、爆笑もの、クスリと笑わされるもの、など、とにかく言いたい(書きたい)放題で面白い。 「インザプール」「空中ブランコ」を面白いと感じた方々には是非おすすめである。これらの作品の原点がここにあるという感じだ。 | ||||
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34のエッセイからなりますが、思わずふいをつかれて、笑えるか、なるほどと思うか、そうそうと手をうちたくなるか、いずれかであることを請け負います。私は特に、「スポーツの国際化と名前の困惑」では声を出して笑ってしまいましたし、「アメリカ男の災難と家族信仰」では、なるほどそうなのかと納得しましたし、「50メートル走タイムと彼の黄金時代」ではそうそうとうなずきました。続編を大いに期待したい一冊です。 | ||||
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この本は、スポーツエッセイである。例えば、「レスリングのタイツはなぜ乳首を出すのか」などの話が34もある。その話の内容は、いろいろなスポーツについていろいろ茶々を入れている。その茶々をいれている内容がすごく面白い。コメディ映画が好きな人など、冗談の通じる人にはお勧めしたい。私は、この本のように笑えるものが好きなので、すごくよかったと思っています。私が面白いと思ったのが、図書館のスポーツ新聞と利用者の自意識、高校野球のコールド負けの青春、不良高校生の顔色とハンドボールの真実の3つである。1つずつコメントをする。図書館のスポーツ新聞については、図書館でさりげないスポーツ新聞の取り合いが行われているのかという面白さがありますね。高校野球のコールド負けの青春については、高校野球の県予選で25対26というなんともスリリングですごい試合に興味がありました。不良高校生の顔色とハンドボールの真実については、接待ゴルフのように不良軍団に気を使って負けてあげるのが大変だなあと思いました | ||||
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職場からの帰り道にラジオから、本書の朗読(アナウンサーがエッセイなどを読む)が流れているのを聴き、あまりのおもしろさに本屋に直行した。誰もが普段思っているようなことがらを集めてあるのだが、これほどまでにおもしろく書けるものかと感服した。 「50メートル走タイムと彼の黄金時代」「世界陸上と800メートル走の冷遇」が気に入った。 | ||||
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これを読んで最初に思うのが「くだらね~」ということ。「レスリング選手のタイツはなぜ乳首が出ているのか?」など、スポーツに茶々を入れる内容であり、良い意味でくだらなくて面白い。「そう言われればそうだよなぁ・・・」という風に思えて、素直に笑うことが出来る。 が、ただそれだけの内容ではなく、そこから今度は、「こういう現象が起きるのはこういう事情があるんじゃないか?」というような分析がまた面白い。「そうかも知れないなぁ」と妙に納得してしまう。勿論、その分析が正しいとは限らないわけだが。気楽に読める秀逸なエッセイだと思う。 | ||||
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