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孤独の発明
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孤独の発明の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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前半の父が亡くなって遺品整理をするくだりはするする読めたのですが、後半「記憶の書」が難解でした。 哲学者の頭の中を覗いているよう。事実そうなのでしょうが。 興味深くはあったけれども再読は…気力体力のあるときでないと無理そうです。 | ||||
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語り手が、父親の話を単調に延々語り続ける前半で挫折しました。 他のポールオースター作品同様、出だしは読みやすいです。他の海外小説と比べて翻訳調の会話文がないからだと思います。そもそも会話があまりないです。 柴田元幸さんの訳は、読んでいて心地よくなる情感があります。 いかんせん、ストーリーに面白さを感じられず、読み通せませんでした。 | ||||
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本書は2部構成になっており,前半後半で雰囲気がだいぶ違います. 前半は父の死をきっかけに,彼の人生,ひいては彼の孤独に想いを馳せる話. 後半は,孤独や死ついてつらつらととりとめのない連想を巡らせるという話. 前半は比較的楽しめましたが,後半は微妙. オースターファンなら読む価値はあると思いますが,オースター入門として手に取るには向いていない一冊でしょう. | ||||
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ポール・オースターの初期の小説だそうだ。本書は第一部と第二部とに分かれていて、第一部は父親の思い出を描き、第二部は様々な引用とメタファーからなるごく内省的で難しい内容だった。 前半は、面白いっちゃあ、面白い。誰だってなくて七癖はある。とくに肉親の七癖は生理的嫌悪を伴うことが多い。誰だってそんな経験はあるだろう。それをここまで、とことん描写出来るかどうかが作家になれるかどうかの境目なんだろうと思う。後半は好みが分かれるだろうと思う。ここには作家の初期のみずみずしいまでの発想のみなもとが凝縮されている、などと持ち上げることはたやすいが、私は読んでいて正直退屈した。若き作家の莫大な知識量にはただただ舌を巻くばかりだ。哲学的というか内省的でメタファに満ちていてついて行くだけの体力のあるときに、いつかまた読んでみたいとは思うけれども、人に薦めたいかというと、同じオースターの作品ならもっと他にも読みやすく、最後まで興味と集中を保ちながら読めるものはいくらもあるので、本書を第一に薦めたいかというと、そうではないので星3つにさせていただく。 | ||||
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