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愛の徴 天国の方角
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愛の徴 天国の方角の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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西暦2031年。量子コンピューターにパリのビブリオテック・ナショナルの全知識をサーチさせ、 その知を再配列させる。しかもその量子コンピューターには、開発者の死んだ妻の人格が宿っている。 ちょっとセカイ系を思わせる筋立てに薀蓄が絡み、期待して読み進めることができた。 しかしそれによって《パリのノートル・ダム寺院は冬至の日に太陽が昇る方向に向いて建てられている》ことが「発見」され、 登場人物が「いまだかつて指摘されたことのない事実」「大発見」と言ってしまうのには、正直首を捻らざるを得なかった。 何故からストーンヘンジやマヤの神殿など、そういう建物は世界中にいくらもあるからだ。 ノートルダムも、パリがまだリュテスと呼ばれていた時代に建てられた古代神殿の上に建てられている以上、 それは「大発見」でも何でもない。むしろ「常識」に類することである。 純然たるファンタジーならばそれでもいいが、薀蓄を売りの一つにする小説ならば、こういうチグハグさはちょっと困る。 | ||||
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正直よくわからない小説に低評価を下すのは本意ではないのですが、 私にとっては非常に難解な作品であってとても楽しめるものではありませんでした。 文章が読みづらいということはなく、ペダントリーとかその辺がお好きな方にとっては面白いのかもしれませんが、 ミステリー要素も黒死館あたりと比べると大幅に薄いですし、なにより分厚さに辟易します。 最後まで読んで「あ〜読まなきゃよかった」となった場合のダメージは本のボリュームに比例しますので、 「これは自分には合わない」と思った方は早めに撤退すべきでしょう。 | ||||
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