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GOSICK RED



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【この小説が収録されている参考書籍】
GOSICK RED (単行本)
GOSICK RED (角川文庫)

GOSICK REDの評価: 4.23/5点 レビュー 35件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

まるでオリジナル設定の二次創作夢小説。がっかり

ゴシックシリーズが大好きで、前シリーズは本はもちろん、アニメもすべて見ていた。
続編と聞いて期待して購入。
正直かなりがっかり。一言でいうと出がらしの蛇足、同じタイトルではあっても全くの別作品。オリキャラ、オリジナル設定の二次創作夢同人のようだ……。

以下、極力詳細なネタバレはしないよう努めつつ感想。(本の最初に載っている人物紹介レベルのネタバレはします)

①舞台がニューヨークになったので、この作品特有の、あのヨーロッパ中世っぽさがない。素敵な植物園つきの図書館やまるでお城のような学園、時計塔、フランス式庭園やかわいいお家も出てこない。まず雰囲気のある建物が出てこない。エンパイアステートビルばかり出てくるが。

②登場人物の魅力不足。アブリルやセシル先生、グレヴィールや瑠璃ねぇも出てこない(瑠璃の息子は出てくるが可愛くない)し、新キャラは全体的にキャラが弱い。無理やりキャラ付けされた警部はいるが。

③文体の変化。一文が長く、くどくなった。こちらはヴィクトリカの容姿などとうに知っているのに、毎回髪の色と目の色、美しい容姿に長々とふれるのが、かなりくどい。25.26ページも酷いが、310、311ページが特に酷すぎた。抜粋すると、(あまりの美しさに)ひれ伏したい、畏敬の念を抱かせる、膝をついて祈りを捧げたい、爪先に一度でいいから口付けしたい、とまぁ……しつこいし、正直表現が気持ち悪い……。
久城が「~かしらん」「~かしら」というのも個人的には受け付けない。昔の人は男性でもそういう言葉づかいをしたとはわかるけど、そういうことではない。感覚的に嫌なのだ。

④推理要素が弱くなった。そのためミステリとして楽しめず、かつ謎をとくヴィクトリカの魅力まで半減。

以前は一見オカルトめいていても、実はこういうことでした!と種明かしがあって、そのギャップこそ魅力であった。今回は、むしろ逆。
今回は3件殺人が起きたのを推理するところから始まるが、一件一件の犯行についてはごく簡単で、推理は即終わってしまうし、しかもとてつもなくありふれた、何番煎じ?というトリックばかり。とくに2件目はひどかった。コナンでも見たよ、それ。
また、本来ミッシングリンク的になるはずの、ターゲットや犯人も、浅すぎて即わかる。
また、この事件にはまだ裏がある、といってから出てくる真の黒幕も、予想通りすぎるし、しかも真の黒幕の使った手法は、これまた予想通りな上に、荒唐無稽のオカルトである。トリックとかじゃない。

⑤久城とヴィクトリカのやりとりが全体的に薄い。2人の仲はどう進展したのかさっぱりわからぬ。同居はしてないみたいだけど、なんで2人してニューヨークに?とか、そのあたりのいきさつは今後明らかになるのだろうか

実はすでにレッドだけでなくブルーやグリーン、ピンクも買ってしまったので、仕方ないが読むことにする。今後に期待しよう……。
GOSICK RED (角川文庫)Amazon書評・レビュー:GOSICK RED (角川文庫)より
4041045959
No.1:
(2pt)

期待していたよりも…

GOSICKシリーズが大好きだったので、今回の新シリーズにも期待していましたが、期待外れでした。
残念です。
GOSICK RED (角川文庫)Amazon書評・レビュー:GOSICK RED (角川文庫)より
4041045959

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