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髑髏検校



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髑髏検校の評価: 3.67/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

玉石混交

髑髏検校の話は面白かったが、他は駄作。横溝正史を楽しみにしてる方は、あまりにも文体が違って、同じ作家と思えないのでは。
髑髏検校 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:髑髏検校 (角川文庫)より
4043555067
No.1:
(3pt)

伝奇小説

「髑髏検校」と「神変稲妻車」の2篇が収められている。
 「髑髏検校」は昭和14年に雑誌『奇譚』に連載されたもの。内容としてはブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』の翻案である。日本での翻訳前だが、原書で読んでいたようだ。
 しかし、舞台を江戸に置き換え、蘭学者、若侍、姫君などが入り乱れての活劇となっており、なかなか楽しめる一編であった。
 『吸血鬼ドラキュラ』のモチーフがそのまま使われている箇所も多い。比較して読むと面白いだろう。
 「神変稲妻車」は昭和13年に雑誌『譚海』に連載されたもの。やはり江戸時代を舞台とした冒険活劇である。3本組の名笛を中心に、ハンサムで腕も立つ若侍、その双子の妹、剣術使い、仮面の美女、幻術使い、妖婆などが戦いを繰り広げる。いかにもな時代物である。しかし、テンポは速いのだが、笛を手に入れたり取り返したり、同じことの繰り返しでイライラさせられる。結末のあっけなさもいまいち。駄作だろう。
 解説は中島河太郎。
髑髏検校 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:髑髏検校 (角川文庫)より
4043555067

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