■スポンサードリンク


天帝のつかわせる御矢



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

天帝のつかわせる御矢の評価: 2.79/5点 レビュー 14件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.79pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

裏切られる快感。

『天帝のはしたなき果実』(幻冬舎文庫)の続編。『御矢』の結末を読む前にこちらも読んでおいた方がいいと思う。
主要登場人物はまほろと柏木。あとちょっと二条さん。女性陣の直接の登場はほとんどありません。

特急あじあの中で起こる密室殺人。登場人物が双子だったり、暗号が出て来たりと、探偵小説の「お約束」があちこちに散りばめられている。しかし、これは多分こうなるんでしょ、ふふん、と読み巧者を気取る余裕はない。そのことごとくに違う角度から光があてられ、ひっくり返されていくからだ。読者を気持ち良く「騙す」ため、細部に至るまで計算がされ尽くされている作品。オリエント急行以上を誇る内装の描写、おいしそうな食事の描写も含めて、とても贅沢な、鉄道を舞台にした探偵小説になっていると思う。
天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)より
4344418735
No.5:
(5pt)

どこまでも読み込める喜び!

夢野久作を読んでいるよな読後感。平成の
黒死館、といった作品です。
天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)より
4344418735
No.4:
(5pt)

天帝シリーズ

豪華な豪華列車ミステリー♪
大仕掛けや小仕掛けで鉄道ミステリの名作といって過言ではないです。
そんなことは、どうでもいいのです。最後のあのお方の降臨こそ、この本の魅力デス。
天帝のつかわせる御矢 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:天帝のつかわせる御矢 (講談社ノベルス)より
4061825291
No.3:
(5pt)

天帝シリーズ

豪華な豪華列車ミステリー♪
大仕掛けや小仕掛けで鉄道ミステリの名作といって過言ではないです。

そんなことは、どうでもいいのです。最後のあのお方の降臨こそ、この本の魅力デス。
天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)より
4344418735
No.2:
(4pt)

天帝の御許にて逢いましょう

面白いんだけど評価し辛い作家ですね。
まず、シリーズ前作の「天帝のはしたなき果実」と同じく独特の世界が広がっているので、好き嫌いはあるだろうなと思います。ハマッてしまえば抜け出せません。
今回は豪華寝台特急での殺人劇が繰り広げられますが、このへんはかなり楽しく読めました。なかなか探偵小説してます。登場人物もみんな面白い。過剰なルビや衒学趣味はあいかわらず豊富ですが、これこそがまほろだ、という気がして私は好きです。
ですが終盤になり探偵小説は突如、陰謀策略超自然的冒険小説風味(SF設定付き)、になったりします。もはや殺人劇なんてどーでもよくねー?的な気分にもなります。
これはこれで面白いんだけど、なんだかごちゃごちゃしてる感は拭えませんね。どうせなら、探偵小説のまま終わって欲しかったなぁとも思いました。(人外のちからとかちょっと余計な感じもします。せめて普通の人間にして)
もしかして西尾維新みたいにどんどんミステリィから離れていくのでしょうか。それも面白いですけどね。
「天帝のはしたなき果実」を読んで拒否反応を示さなかった方は読んで損はないと思います。
ちなみに「果実」を先に読んでおいたほうがいいでしょう。たぶん。
以上、終幕。御清聴有り難うございました。
天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)より
4344418735
No.1:
(4pt)

天帝の御許にて逢いましょう

面白いんだけど評価し辛い作家ですね。
まず、シリーズ前作の「天帝のはしたなき果実」と同じく独特の世界が広がっているので、好き嫌いはあるだろうなと思います。ハマッてしまえば抜け出せません。
今回は豪華寝台特急での殺人劇が繰り広げられますが、このへんはかなり楽しく読めました。なかなか探偵小説してます。登場人物もみんな面白い。過剰なルビや衒学趣味はあいかわらず豊富ですが、これこそがまほろだ、という気がして私は好きです。
ですが終盤になり探偵小説は突如、陰謀策略超自然的冒険小説風味(SF設定付き)、になったりします。もはや殺人劇なんてどーでもよくねー?的な気分にもなります。
これはこれで面白いんだけど、なんだかごちゃごちゃしてる感は拭えませんね。どうせなら、探偵小説のまま終わって欲しかったなぁとも思いました。(人外のちからとかちょっと余計な感じもします。せめて普通の人間にして)
もしかして西尾維新みたいにどんどんミステリィから離れていくのでしょうか。それも面白いですけどね。
「天帝のはしたなき果実」を読んで拒否反応を示さなかった方は読んで損はないと思います。
ちなみに「果実」を先に読んでおいたほうがいいでしょう。たぶん。
以上、終幕。御清聴有り難うございました。
天帝のつかわせる御矢 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:天帝のつかわせる御矢 (講談社ノベルス)より
4061825291

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!