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涼宮ハルヒの憂鬱



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涼宮ハルヒの憂鬱の評価: 4.20/5点 レビュー 282件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全225件 61~80 4/12ページ
No.165:
(5pt)

「禁則事項です」

涼宮ハルヒシリーズ第1巻。「わがまま、自己中、ご意見無用なスーパーヒロイン・涼宮ハルヒ」(編集部解説より)を主人公とする、SF学園コメディ。寡黙な宇宙人、萌え系未来人、謎の転校生=超能力者、という個性的な登場人物、大胆なSF設定、語り部「キョン」の絶え間ないツッコミと独白で進行する形式は、ユニーク。試しに買ってみた第1巻が期待したより面白かったので、第11巻まで一気に買いました。当方一般読書人。年齢は……禁則事項です。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.164:
(4pt)

今更だけど・・・

予備知識なしで人気があったから読んでみた。(今更ですが・・・)
学園物のラノベかと思ったら、なかなか奇想天外な話だったけど、
最後が気になったので続きも読みたくなりました。

宇宙人や未来人や思念体?等、いろいろな人がでてくるドタバタ系のラノベです。
シリーズも多数でているようなので少しずつ読んで行こうと思います。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.163:
(5pt)

面白いですよ

星の数、レビユータイトル通りです、小説娯楽の新しい姿を表しています。読みやすいです。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.162:
(4pt)

結局憂鬱の原因は…

宇宙人や未来人や超能力者が居てほしい、居たら面白いのになーと思いつつ、
そんな奴居るわけない、と思って生活してる高校生の日常の話でした。

途中から本当に宇宙人や未来人や超能力者が出てきて超常の話になりましたが。

最後の方で異世界に閉じ込められた時の脱出法を見ると、
涼宮ハルヒの憂鬱の原因は宇宙人や未来人や超能力者が出てこない退屈な日常ではなく
一緒に宇宙人他を探してくれる人が居ない事や、
意中の人が他の女とイチャイチャしてる事の方ではないかと思う事しきりです。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.161:
(5pt)

妻が北高出身

語り口は英国の「ボートの三人男」に似ている。文中にも、英国文学の影響が見える。「猿の手」なんか、読んだこと無い人には分からないだろ。ライトノベルと言うが、よい歳した私が読んでも面白い。というか、ゲラゲラ笑ってしまった。ストーリー展開が最高

  地元民には、一つ一つの場面が日常的に接している場所なのでイメージしやすく、入り込みやすい。○○池とか、すぐ近くだし。ところで、知り合いに「ハルヒ」っているけど、モデルかな
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.160:
(5pt)

やっぱりいいね!!

ハルヒは面白いです
僕は男なんですが古泉が一番好きです
評価は5
まずキャラから設定、文章などどこをとってもイイ!!
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.159:
(4pt)

非常に良く練られている

スニーカー大賞の最終選考において、満場一致で大賞に押された作品である『
涼宮ハルヒの憂鬱』。本書を2回熟読した(結構な期間を置いて)が、2回とも
やはり面白いな〜と思った。何回読んでも色褪せない、魅力ある作品であると
思われる。

まず、世界観というか、設定が面白い。初っ端度肝を抜かれた記憶がある。よ
くこんなこと思いつくな〜と作者の谷川流氏に感心した。宇宙人、未来人、超
能力者などと様々な形で絡んでいくことになるのであるが、その絡ませ方も緩
急があって面白かった。ストーリー中に出てくるアイディアも豊富であり、ス
トーリーも含めて、よく練られて書かれているなと感じた。

賛否が分かれるのがキョンの1人称語りでしょうか。私は好きなんですが。彼の
自嘲気味というか、シニカルなギャグや豊富な比喩には笑わせてもらった。た
だ、確かに普通の小説では本書のような表現はあまり使われない。まあ、そこ
がキョンの1人称語りの特徴であり、良いところの1つであると私は思っている
のであるが。

あとは、彼の視点を通じて徐々に世界がリアルになっていくさまが感じられる
のもこの1人称語りの良いところか。彼の理解が進むにつれて、物語もどんどん
深くなっていく。その感覚を私は気に入りました。まあ確かに、全体的に冗長
気味ではあるんですが。そこを含めて私はこの語りが好きですね。作者の文章
力はむしろ高いのではないかな?ただ、万人向けではないのでしょうね。そこ
で☆を1つ減らします。

キャラクターも物凄く活き活きしている。まあ、これはみなさんご存知の通り
でしょう。だだ、断じてキャラクターだけの小説ではありません。あくまで、
中身がメインと言えます。

というわけで、評価は☆4つ。ただ、キョンの1人称語りを受け入れられるかど
うかで評価が反転するでしょう。私は引き込まれたが。次は溜息だ〜。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.158:
(4pt)

初ラノベとしてはこの作品で正解だったかな

私は普段文学やらミステリー小説を読んでいて、最近本屋でやたらと見かけるライトノベルというものが何なのか気になっていたのでこの度、この涼宮ハルヒの憂鬱で初めてこういうたぐいの作品を読んでみました。結論から言うと。おもしろいです!!いや〜正直ここまで話のプロットがしっかりしてるとは思いませんでした。そりゃ、確かにケチ付けようと思えば、いくらでもできると思います。だが、そんな欠点を補ってあまりあるおもしろさ、テンポの良いストーリー運びには正直唸りました。日常と非日常の境界なんてものは曖昧のものでしかないのかもしれません。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.157:
(4pt)

読みやすい

タイトルにあるようにとにかく読みやすい作品です。そして、ただ読みやすいだけではなく中々深いテーマ・伏線の多さ・表現の豊かさが魅力を上げています。それがあったからこそスニーカー大賞を獲れた作品なのでしょう。

特筆すべき点は主人公キョンの語り口調です。そして一人称での語りの特徴を存分に生かしています。やや衒学家じみていて回りくどい表現、それでいて軽快なリズムで進行していく…。内容の面白さと相まって、まさに「すいすい」読めます。

そしてこの物語を面白くし、更に他のものと大きく差別化出来る点として、主人公が本当に「何の能力の欠片もない普通の少年」である点が挙げられます。そして「嫌々」物語に関わっている点です。これは他の小説にはない大きな違いです。

多くのSF系、能力系の小説では主人公も何かしら異質な能力を有していて、そしてある程度自分のその立場を肯定しています。しかし、「涼宮ハルヒの憂鬱」の主人公、キョンはそのような事は皆無と言っていいでしょう。彼はSOS団の団員とは違い何の能力もないただの一般的な高校生で、そしてハルヒによって起される事件に巻き込まれる自分を悲観的に捉えている。これは読者が読者自身を「キョン」という本の中のキャラクターに投影でき、そして「主人公(キョン)の立場だったら自分はどうするか」という事を従来の主人公達とは違い、主人公と非常に近い立場で考えられるので結果的に作品を「面白い」と感じるのです。ここがこの作品の大きな特徴でしょう。

そして蛇足ですが、この「自分の立場を悲観的に捉えている」という従来のモノとは違う稀有な点がシリーズ4作目であり更にシリーズ最高傑作と謳われている「涼宮ハルヒの消失」に大きく影響してきます。「消失」が「一番おいしい所」と言われている理由としてそれまでの1,2,3巻と変わらないキョンの自分の立場の認識の仕方が「消失」を機に大きく変動していく点が挙げられるでしょう。まぁ、そこは「消失」のレビューを見てもよく分かると思います。

非常におすすめな作品です。是非読んでみて下さい。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.156:
(4pt)

定石

涼宮ハルヒの奇行や狂言など、突飛したキャラクターが非常に好きです。学生時代にこんな人達と一緒に遊びたかったなぁ、と読みながら昔を思い出しつつノスタルジックな気持ちでニンマリしていました。 ライトノベルも意外と捨てたものではないのですね(笑)
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.155:
(5pt)

なるほど、納得

名前は知ってましたがアニメも何も見てません。試しに読んでみましたが、人気があるのも納得です。
賑やかで、楽しい読み物でした。続巻も読んじゃいました。この手のものは楽しめればそれでいいのです。
・・でレビュー終わるのもなんなので、思ったことを少し。

やっぱり設定の勝利かなと。読めばわかると思いますが、開き直りにも思えるほど潔い設定。ここまで徹底するのはすごいですね。笑えました。
しかしだからこそ、とても典型的な各キャラづけがハマります。設定がゆるかったなら、個人的にはこのキャラ付けを受け入れられたかどうかわかりません。
ハルヒの傍若無人ぶりもこの設定を通して見ればどことなく安心感がありほほえましくもあります。本作ではかなりひどかったりしますが・・・(笑)。

あと、一人称の文章が見事ですね。見事というのはつまり、機能しているということです。
この設定の話を、例えば三人称できちっとした文体で表現したとしたら、「そうなっているんだ」という設定の強引さが突出して目立ちすぎる気がします。
キョンのやや諦観気味で、かつ一言ツッコんでいく語りによって、この話に入りやすくなっているところは大いにあると思います。
また彼の視点から見せることによって、各キャラの秘密や作品世界の謎の部分の開示を著者がコントロールできるというのも利点ですね。これ一冊だけだととにかく設定のうまさが際立っている印象でしたが、本作以下の続巻で徐々に明かされる部分もあり、思いつき設定だけじゃないんだなと感心しました。後付けかもしれないですが、それも可能だということですね。
グダグダと長く語られる部分もキャラづけの一部だと思います。感覚的にダメという人はいるかもしれませんが、語り口自体はブレたりせず安定しているといえるかと。

要するに、ヒットしたのはキャラ人気の部分が大きい(SF要素もありますが)と思いますが、それは設定が徹底しているからこそであり、一人称文体がその設定を生かせたからこそ、ではないかなと思ってみたわけです。
私としては楽しんで読めて満足です。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.154:
(5pt)

台風の目ハルヒと愉快な仲間たち!

「世界はお前を中心に回っているわけじゃない」。テレビドラマだったか、本の中だったか、10代の頃、何度も聞いた覚えがある科白。その、前頭部をバシっと打ち据えるような科白を跳ね返してくれる人物が涼宮ハルヒなのです。この世界はもちろん、この銀河も、この時間平面も、彼女を中心に回っています。本人にはまったく自覚がないけれど…。つまり、神が神であるという自覚がないまま神をやっているわけで、かなり危険な状態であるといえるでしょう。

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい」。高校入学当日、クラスの自己紹介での科白です。ハルヒは黙って座っていればすっごい美人なのですが、中学時代から変わり者で有名。ほとんど誰とも会話が成立しません。彼女は一体なにを望んでいるのか、なにがしたいのか? これは、ふつうの高校を舞台に、ふつうじゃない女の子が巻き起こす超常騒動を描いた物語です。

語り部は、ハルヒと同じクラスの、それもすぐ前の席の、通称キョンという男子。本誌プロローグにある自己紹介によると、彼は幼い頃、サンタクロースは信じてなかったけれど、アニメやマンガに出てくる宇宙人や未来人や超能力者は信じていたし、そんな世界に憧れていたといいます。異能の悪者相手に闘いたくても彼には特殊能力などありません。だから、誰かが闘うのに巻き込まれてフォローする役になれればいいな、と…見事にキョンの願いは叶ったわけであります。

ハルヒがでっち上げた同好会「SOS団」のメンバー、無口な長門有希、可愛い朝比奈みくる、いつも冷静な古泉一樹も個性的かつ魅力的。ハルヒは知らないうちに最強のメンバーを揃えたわけです。

この第1巻を読んで面白いと思った方は続巻もどうぞ! 4巻の「消失」までは読んでほしい。アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」もあります。長門有希が読んでいる本の表紙がちらっと見えることがあります。本好きにはたまりません。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.153:
(5pt)

人物の描写の秀逸さ

ここでは「過大評価」と言う意見が割と多いようですが、全くそんなことは無いと思います。

この作品の良い点は、「人物の描写がご都合主義でない」というところにあります。
漫画やアニメ、小説でもよくありますよね。物語の中の2,3日で「仕方ないな」と主人公が言うなんて事が。それは無いでしょう。世界を背負わされてるのに怖がらなさ過ぎます。
その点この物語の主人公「キョン」はあくまで「嫌々つき合わされている」立場にあります。
これがリアルな受け止め方なんですよ。毒の塗られた矢を撃ち込まれて喜んで受け止める馬鹿なんていません。著者様はそれをよく分かっているようですね。

主人公の描写の良さはそれだけではありません。彼の本当の素晴らしさは「普通さ」にあります。
大抵の主人公は「特殊能力」なるものを持っていますね。それは過剰な精神力・運動能力だったり、何かを召還したりするものだったりします。
しかし、こんなのご都合主義じゃありませんか?主人公は今まで普通の生活を送ってきたんです。たかが数ヶ月の努力じゃこんなこと出来ませんよね。そしてこれを「主人公は異常なまでの才能を持っている」というおかしな理由付けで解決しようとする著者様の多いこと…
しかし「キョン」は違います。あくまで出来ることしか出来ません。だからこそ読者は主人公に感情移入出来るのでしょう。こういう小説はSFのジャンルにおいては滅多に見られません。少なくとも僕は見たことがありません。

上で挙げた理由をもって、僕はこの「涼宮ハルヒの憂鬱」が順当な評価を受けていると断言します(ストーリーの良さについて、という内容でも描けますが、それはずっと前から書かれていますし割愛します)。
というか僕は過大評価という言葉をを信じていません。面白かったから評価された、当然の事です。面白くなかったのに「これは素晴らしい」と言われる訳がありませんからね。
小説を読まないライト層に受けただけで別に小説自体はたいした事無い、という意見にも賛同しかねます。ライト層に受ける読みやすさも才能のひとつですから。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.152:
(5pt)

人気作品に理由あり! ただの萌え小説じゃありませんでした・・・

正直、お気楽学園系ツンデレ小説かと思ってました。
こんなに練りこまれた、かつ弾けた世界観を持つSFだとは思いませんでした。
いやー、ライトノベル恐るべし。

世界観の面白さもさることながら、主人公の「一人語り」で進む文章が非常にうまい。
「一人語り」って簡単なようで意外と難しいけど、この小説は見事に、違和感なく使いこなしている感じだ。

30過ぎてライトノベルもないかーと思いつつ(笑)、続編を読もうかと検討中。
やっぱり、人気作品にはそれなりの理由があるのだなぁ、と痛感しました。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.151:
(4pt)

ライトノベル初心者の方にオススメ

大人気涼宮ハルヒシリーズ一巻ですが、ライトノベルとしては良作だと思います。分かりやすい萌え、伏線、設定。とても楽しみやすいです。ライトノベル初心者の方ならば入りやすいかと思います。
ただし、ライトノベルを読み込んでいる方や普段から文学作品に触れている方は、設定もキャラクターも薄く感じると思います。文章力もあるとは思えません。
本作品でライトノベルを面白いと感じたら、是非消失まで読み進めて欲しいです。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.150:
(4pt)

設定がすばらしい

200以上のレビュー数!
さすが人気作品ですね。

設定がとても良く出来ていると思います。

細かいところは「まあとにかくそうなってるんです」
みたいなごまかし方をしているのに破綻せずに成立しているし、
伏線になってたりその後への期待感につながってたりする。

萌え要素やイラストはちょっと個人的趣味には合いませんが、
話そのものは面白そうなので続刊も読もうと思います。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.149:
(5pt)

電波系の彼女

涼宮ハルヒは容姿端麗で学業優秀しかもスポーツも万能と、その能力は極めて高いが
ただ一つ、とんでもない変わったところがあった。
高校の初日の自己紹介で「ただの人間には興味ありません、この中で宇宙人・未来人・異世界人・超能力者がいたら私のところに来なさい」と公言する性格であった。

学校では、誰とも話さず、周囲から孤立しているが、そのことが寂しいとか感じていない
中学の時はその容姿に惹かれて次々と言い寄ってくる男と付き合っては、半日で振っていく事を繰り返すなど行動に理解できない事が多い。
つまり変わり者では済まされない。何とも言えない性格の持ち主だった。
キョン(本名不明)は、たまたま同級生になったばかりに、彼女に振り回されるようになってしまった。

この物語は、主人公である涼宮ハルヒが、宇宙人や未来人を集めて遊びたい。
そんな理解し難い望みをかなえるために、SOS団なる団体を作り、そしてハルヒ本人が知らないところで不思議な事件が団が巻き込まれていく
そんな展開が繰り返されます。
ハルヒの周りにいる団のメンバーは、本物の宇宙人であり、未来人であり、超能力者で、ただ一人、物語の語り部であるキョンだけが何の能力もない人間である事になっている。
何れもクセのあるメンバーですが、キョンだけは常識をこよなく愛する一般人
そんな感じに描かれているのでしょうが、どうにもハルヒをほっとけないらしく、ハルヒに振り回されながらも彼女を暖かく見守る、父性的な役割を演じています。

この本が書かれた当時には無かった言葉だが、ハルヒは、いわゆるツンデレで電波系の女の子なわけだが
その能力は極めて優秀と、現実世界にはちょっとお目にかかれない女の子でもある。
そんなハルヒを暖かく見守るキョンと、それぞれ思惑がありながらも彼女を慕うように集まった団のメンバー
ハルヒは腐女子と呼ばれる女性にとっての理想のように描かれているのだろう
同時に、少し離れたところでそんな少女を見守り、守るキョンも、男子として憧れるべき立場に立っているのだと思う。

ハルヒたちが直面する不思議な世界も、日常と非日常がいつしか交錯し、一体となっていた
誰もが憧れる人にはない体験をしたいとか、挑んでみたいそんな冒険心をくすぐっているのが、この物語の楽しさでしょう
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.148:
(5pt)

ライトノーベルといったらコレ!

本書が出版されて早4年。

「なにか、ライトノベルで知ってる?」と聞いたのなら、多くの人が「ハルヒだっけ??」と答えるだろう。

たとえ、「ハルヒ」を読んだことのない人でも、「ああ!あれか!」とピンとくるのではないだろうか。

≪ラノベを読んだことのない人≫≪本を探している人≫是非手に取ってもらいたい。

もし、≪書店で買うのが恥ずかしい≫のなら≪アマゾン≫で買えばいい。

もし、≪ライトノベルなんて...≫と思われているのなら、≪貴方の価値観≫が変わるかもしれません。

もし、≪なにか、面白いのないかな...≫と探されていたのなら≪涼宮ハルヒを≫

 これだけは断言できます。
 ≪これぞ王道!!≫
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.147:
(4pt)

魅力ある文章

内容的に十代の心理をうまく組み込まれいて、「こんなも妄想してたな」、「そうそう」とうなずくシーンが見られる。
一人称として語られているため、テンポよく読めるし文章において、表現の工夫がうまい作品と言える。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.146:
(4pt)

これ一冊だけではどうも…

一冊の中に凝縮しすぎた感がありますね

最初はスラスラ読めたのですが後半はなぜか少し読むのがダルかったです
(*'∀')

ただこの作品は9冊あるので2巻からに期待します
ヾ(゜Д゜)ノ
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019

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